シノプシスZeBu® EP1エミュレーション・システムは、業界初のエミュレーション/プロトタイピング統合ハードウェアです。チップ開発ライフサイクル全体を通じて単一のハードウェア・ベース検証システムを活用できます。業界を代表するユーザー企業では、最大3倍高速なエミュレーション・コンパイル能力によって、クロック性能19MHzの高速エミュレーションと100 MHzのプロトタイピングを実現しています。
ハードウェア検証チームは、SoC設計の検証を高速化するためにエミュレーション・システムを活用しており、ソフトウェア開発チームは、より高性能なプロトタイピング・テクノロジを必要としています。シノプシスのZeBu EP1を用いたシステム開発チームは、柔軟性の低いハードウェア制約に縛られることなく、ハードウェア検証とソフトウェア開発のニーズを満たし、エミュレーションとプロトタイピングとの間でキャパシティを自在に(いつ、どのようにも)切り替えることが可能になります。これにより、必要なリソースを早い段階で見積もっておく必要がなくなります。
この統合ハードウェア・システムは、高速な実行性能を備えており、エミュレーション・フローの構築も容易で、デバッグ作業を完全に可視化します。ZeBu EP1システムのプロトタイピング・フローを用いることで、実機インターフェイスによる検証を最高度のパフォーマンスで実行できます。
ZeBu EP1に搭載されているプロトコル・ソリューションにより、多岐に渡る接続オプションが選択可能になり、先進のインターフェイス・プロトコルを用いて複雑なソフトウェア・スタックを実行することができます。主な機能は以下の通りです。
さらに、 Virtualizer™との組み合わせにより、ソフトウェア開発者はプロジェクトの早期段階からソフトウェア開発に着手することができ、エミュレーション/プロトタイピング統合ハードウェアを使用してテストを実行することが可能です。