テントと雪と打ち上げ花火。どんぐり山の一番星キャンプ場 ① 〜ミッフィー編〜
Feb 29 , 2024
こんにちは。Kです。
2024年2月10日〜12日の2泊3日で、群馬県長野原町、北軽井沢にある「どんぐり山の一番星キャンプ場」へ行ってきました。
今年はもの凄い暖冬で、雪が少なく「雪中キャンプ」がなかなか出来ません。
そのなかで、恐らく今シーズン最初で最後となるであろう「雪中キャンプ」をしてきました。
そしてそれは、「雪と花火とテント」という、他の場所ではまずあり得ないキャンプとなったのでした。
いつも通り、8時前に家を出発。
練馬ICから関越自動車道に乗り、上信越自動車道で軽井沢を目指します。
そして、10:30 に軽井沢町にある「ツルヤ軽井沢店」の到着。
2日分の食材と「ご当地ビール」を買いだしします。
ツルヤを出たら進路を北にとり、国道146号線で峠を越えて、長野原町の北軽井沢へ入ります。
ここ数日晴れが続いたので、道路に積雪もなく、快適なドライブ。
11:30 無事に「どんぐり山の一番星キャンプ場」へ到着しました。
今年は雪が本当に少ないそうですが、幸い数日前にまとまって降ったので、フィールドにはタップリ雪がありました。
今回はオートサイトの「B」です。
雪をかき分けて場所を作り、テントの設営にかかります。
テントは我が家のエース、スノーピークの「トルテュPro」です。
-10℃に冷え込む、2泊3日の「暖房装備」は「薪ストーブ」と「石油ストーブ」がメインです。
さらに、「電源サイト」なので、補助として、小型の電気ストーブと、電気カーペットを持ち込んで盤石の体制です(笑)
リビング部分には、「グランドシート」を張り、その上にマットと「電気カーペット」を敷きました。
この、真冬の「お座敷スタイル」は、ゴロゴロできて最高です。
薪ストーブの組み立てを含めて、2時間ほどで設営を完了。
まずは、ヤッホーブルーイングの「軽井沢高原ビール」で乾杯です。
うん。美味。
そして、ツルヤで購入した「カツサンド」を昼ご飯として頂きます。
ちなみにaちゃんは大好きな「鮭おにぎり」を夢中で頬張っていました(笑)
初日は天気も良く、気温は低いですが、幕内は太陽で暖められて暖房が不要なくらいです。
突き抜けるような冬の青空。
やはり冬の「雪中キャンプ」は最高ですね。
aちゃんは、管理人さんの長男君とお友達なので、幕内に招待して、一緒に遊んでいました(笑)
その後は、約束していた「雪遊び」をします。
つくるのは「雪だるま」です。
aちゃんのオーダーは「ミッフィー」でした。
以前も「ミッフィー」を作った事がありますが、その時は見本がなくてザックリとしたミッフィーになりました。
しかし、今回は「見本」を見ながら緻密にミッフィーの製作にかかります。
雪玉を転がして胴体と頭を作り、形を整えながら造作すること30分。。。。。
会心のクオリティの「ミッフィー雪だるま」が完成します。
ちなみに、「ミッフィー好き」の奧さんからも「完璧」のお墨付きを貰いました。
ミッフィーと記念撮影。
キャンプ場でも目立っていて、aちゃんも大喜びでした(笑)
という感じで雪遊びをしていたら、次第に辺りが暗くなっていったのでした。。。。
18:00過ぎ、夕飯の準備だけ済ませて、ちょっと待機します。
というのはこの日。
キャンプ場から700mほど離れた「北軽井沢ふれあい広場」と言う場所で、
「北軽井沢 炎のまつり」
という、真冬のお祭りが開催されています。
イベント会場では「キャンドルアート」など、幻想的なイベントが沢山あるようですが、私たちはあえて現地には行かず、キャンプ場で待機します。
というのは、この祭りのクライマックスとして、18:30から「打ち上げ花火」が上がるからです。
もちろん、イベント会場へ行けば、「キャンドルアートと打ち上げ花火」を愉しむ事ができます。
しかし、キャンパーとしては、花火と一緒に写したいのは、やはり「幕」ですよね(笑)
ということで、18:30にテントから外に出て、打ち上げ会場の方向を見上げます。
そうすると。。。
ヒュルヒュルヒュル〜
という、打ち上げ音と共に、花火が打ち上がります。
ドーーーーン!!
ドーーーーーーーーン!!
ドーーーーーーーーーーーン!!!!
おおおおお。
テントと雪と打ち上げ花火。
なんとも言えない、幻想的な組み合わせです。
というか、この組み合わせが見られる場所は、全国でもここだけじゃないでしょうか?(調べてないけど)
色々な花火がドンドン上がります。
都会の大きな花火大会とは違って、ほとんどが単発ですが、雪の花火ってのもとても良いです。
他にも、ハート型や。。。
ドラえもん(?)型の花火もあがり、aちゃんは大喜びです。
花火の時間は20分ほど。
後半になると、「スターマイン」が打ち上がります。
-10℃の氷の世界に、大きな花火が打ち上がります。
そして、フィナーレに、大きな金色の花火が沢山上がり、炎のまつりを締めくくります。
このお祭り、2月の第2土曜日で毎年開催しているようです。
また来年もこれを見に絶対に来ます(笑)
花火が終わったら幕内へ。
花火大会という意味では「20分」は短いですが、「-10℃の屋外」に立っていられる時間としては丁度良い長さです(笑)
薪ストーブに薪を入れて全力運転。
冷えた体を温めます。
そして、今夜のメニューは「焼肉」です。
aちゃんも、「ほりにし」をかけた焼肉は大好物で、モリモリ食べてくれます(笑)
花火の余韻を楽しむために、用意したお酒は「ランブルスコ」です。
赤ワインのスパークリングで、安いものなら700円くらいでゲット出来ます。
そして。。。。
かんぱーーーーい!!
うん。美味しいね。
カルビの他にも、ツルヤで買った、ガーリックチキンなどを焼いていきます。
そして、体を温める汁物は、ロールキャベツのポトフです。
うん。あたまる。
食後は、もう一度外に出て星空の撮影。
この日は夜も良く晴れて、冬の星座が瞬いていました。
なにもかもが氷つくフィールドに冷たく輝く星々。
この風景の中でするキャンプは、非日常そのものです。
そして、冬の星空が一番幻想的に見えるのは、信州を中心に多く生えている「カラマツ」の森の中です。
「落葉針葉樹」
もともとが種類も少なく、日本国内の自然の中で見かけるのは、ほぼこの「カラマツ」で間違いありません。
特に長野県の人工林の55%はカラマツで、他の地域を大きく引き離しています。
そして、群馬県も山梨県と並んで全国4位のカラマツがあり、とくにこの北軽井沢周辺はカラマツの林が広がっている地域です。
針葉樹特有のスラッとした立ち姿。
その枝の隙間から見える星空。
雪の中に広がる幻想的な風景。
何かと装備や準備が大変な「雪中キャンプ」ですが、少なくともこの場所での体験は、その苦労のご褒美と考えても、お釣りが多すぎるくらいです。。。。
つづく。。。。。。
2024年2月10日〜12日の2泊3日で、群馬県長野原町、北軽井沢にある「どんぐり山の一番星キャンプ場」へ行ってきました。
今年はもの凄い暖冬で、雪が少なく「雪中キャンプ」がなかなか出来ません。
そのなかで、恐らく今シーズン最初で最後となるであろう「雪中キャンプ」をしてきました。
そしてそれは、「雪と花火とテント」という、他の場所ではまずあり得ないキャンプとなったのでした。
出撃!!
いつも通り、8時前に家を出発。
練馬ICから関越自動車道に乗り、上信越自動車道で軽井沢を目指します。
そして、10:30 に軽井沢町にある「ツルヤ軽井沢店」の到着。
2日分の食材と「ご当地ビール」を買いだしします。
ツルヤを出たら進路を北にとり、国道146号線で峠を越えて、長野原町の北軽井沢へ入ります。
ここ数日晴れが続いたので、道路に積雪もなく、快適なドライブ。
11:30 無事に「どんぐり山の一番星キャンプ場」へ到着しました。
今年は雪が本当に少ないそうですが、幸い数日前にまとまって降ったので、フィールドにはタップリ雪がありました。
今回はオートサイトの「B」です。
雪をかき分けて場所を作り、テントの設営にかかります。
テントは我が家のエース、スノーピークの「トルテュPro」です。
-10℃に冷え込む、2泊3日の「暖房装備」は「薪ストーブ」と「石油ストーブ」がメインです。
さらに、「電源サイト」なので、補助として、小型の電気ストーブと、電気カーペットを持ち込んで盤石の体制です(笑)
リビング部分には、「グランドシート」を張り、その上にマットと「電気カーペット」を敷きました。
この、真冬の「お座敷スタイル」は、ゴロゴロできて最高です。
薪ストーブの組み立てを含めて、2時間ほどで設営を完了。
まずは、ヤッホーブルーイングの「軽井沢高原ビール」で乾杯です。
うん。美味。
そして、ツルヤで購入した「カツサンド」を昼ご飯として頂きます。
ちなみにaちゃんは大好きな「鮭おにぎり」を夢中で頬張っていました(笑)
午後の雪遊び
初日は天気も良く、気温は低いですが、幕内は太陽で暖められて暖房が不要なくらいです。
突き抜けるような冬の青空。
やはり冬の「雪中キャンプ」は最高ですね。
aちゃんは、管理人さんの長男君とお友達なので、幕内に招待して、一緒に遊んでいました(笑)
その後は、約束していた「雪遊び」をします。
つくるのは「雪だるま」です。
aちゃんのオーダーは「ミッフィー」でした。
以前も「ミッフィー」を作った事がありますが、その時は見本がなくてザックリとしたミッフィーになりました。
しかし、今回は「見本」を見ながら緻密にミッフィーの製作にかかります。
雪玉を転がして胴体と頭を作り、形を整えながら造作すること30分。。。。。
会心のクオリティの「ミッフィー雪だるま」が完成します。
ちなみに、「ミッフィー好き」の奧さんからも「完璧」のお墨付きを貰いました。
ミッフィーと記念撮影。
キャンプ場でも目立っていて、aちゃんも大喜びでした(笑)
という感じで雪遊びをしていたら、次第に辺りが暗くなっていったのでした。。。。
北軽井沢 炎のまつり
18:00過ぎ、夕飯の準備だけ済ませて、ちょっと待機します。
というのはこの日。
キャンプ場から700mほど離れた「北軽井沢ふれあい広場」と言う場所で、
「北軽井沢 炎のまつり」
という、真冬のお祭りが開催されています。
イベント会場では「キャンドルアート」など、幻想的なイベントが沢山あるようですが、私たちはあえて現地には行かず、キャンプ場で待機します。
というのは、この祭りのクライマックスとして、18:30から「打ち上げ花火」が上がるからです。
もちろん、イベント会場へ行けば、「キャンドルアートと打ち上げ花火」を愉しむ事ができます。
しかし、キャンパーとしては、花火と一緒に写したいのは、やはり「幕」ですよね(笑)
ということで、18:30にテントから外に出て、打ち上げ会場の方向を見上げます。
そうすると。。。
ヒュルヒュルヒュル〜
という、打ち上げ音と共に、花火が打ち上がります。
ドーーーーン!!
ドーーーーーーーーン!!
ドーーーーーーーーーーーン!!!!
おおおおお。
テントと雪と打ち上げ花火。
なんとも言えない、幻想的な組み合わせです。
というか、この組み合わせが見られる場所は、全国でもここだけじゃないでしょうか?(調べてないけど)
色々な花火がドンドン上がります。
都会の大きな花火大会とは違って、ほとんどが単発ですが、雪の花火ってのもとても良いです。
他にも、ハート型や。。。
ドラえもん(?)型の花火もあがり、aちゃんは大喜びです。
花火の時間は20分ほど。
後半になると、「スターマイン」が打ち上がります。
-10℃の氷の世界に、大きな花火が打ち上がります。
そして、フィナーレに、大きな金色の花火が沢山上がり、炎のまつりを締めくくります。
このお祭り、2月の第2土曜日で毎年開催しているようです。
また来年もこれを見に絶対に来ます(笑)
晩餐
花火が終わったら幕内へ。
花火大会という意味では「20分」は短いですが、「-10℃の屋外」に立っていられる時間としては丁度良い長さです(笑)
薪ストーブに薪を入れて全力運転。
冷えた体を温めます。
そして、今夜のメニューは「焼肉」です。
aちゃんも、「ほりにし」をかけた焼肉は大好物で、モリモリ食べてくれます(笑)
花火の余韻を楽しむために、用意したお酒は「ランブルスコ」です。
赤ワインのスパークリングで、安いものなら700円くらいでゲット出来ます。
そして。。。。
かんぱーーーーい!!
うん。美味しいね。
カルビの他にも、ツルヤで買った、ガーリックチキンなどを焼いていきます。
そして、体を温める汁物は、ロールキャベツのポトフです。
うん。あたまる。
星空
食後は、もう一度外に出て星空の撮影。
この日は夜も良く晴れて、冬の星座が瞬いていました。
なにもかもが氷つくフィールドに冷たく輝く星々。
この風景の中でするキャンプは、非日常そのものです。
そして、冬の星空が一番幻想的に見えるのは、信州を中心に多く生えている「カラマツ」の森の中です。
「落葉針葉樹」
もともとが種類も少なく、日本国内の自然の中で見かけるのは、ほぼこの「カラマツ」で間違いありません。
特に長野県の人工林の55%はカラマツで、他の地域を大きく引き離しています。
そして、群馬県も山梨県と並んで全国4位のカラマツがあり、とくにこの北軽井沢周辺はカラマツの林が広がっている地域です。
針葉樹特有のスラッとした立ち姿。
その枝の隙間から見える星空。
雪の中に広がる幻想的な風景。
何かと装備や準備が大変な「雪中キャンプ」ですが、少なくともこの場所での体験は、その苦労のご褒美と考えても、お釣りが多すぎるくらいです。。。。
つづく。。。。。。
コメント
キャンプテントというより、移動できる別荘ですね。
冬の花火、めっちゃきれいだなぁとか、雪と星と花火とテント、すげぇなあと思いましたが、
最後の1文「装備や準備が大変・・」というので我に返りました。
でも「お釣りが来る」くらいとのことで良かったです。だから次があるんですよね♪
冬の花火、めっちゃきれいだなぁとか、雪と星と花火とテント、すげぇなあと思いましたが、
最後の1文「装備や準備が大変・・」というので我に返りました。
でも「お釣りが来る」くらいとのことで良かったです。だから次があるんですよね♪
めっちゃ星出てますやん
昼は雪だるま作って、夜は花火から星空まで三脚持って移動して
休む暇が無いですね(爆)
それにしても宮沢賢治の世界のようなキャンプ風景ですね〜
(読んだことないけどw)
昼は雪だるま作って、夜は花火から星空まで三脚持って移動して
休む暇が無いですね(爆)
それにしても宮沢賢治の世界のようなキャンプ風景ですね〜
(読んだことないけどw)
ジュウシンさん。こんにちは。
-10℃でも幕内は20℃キープなので、見た目以上に快適です(笑)
ファミキャンの雪中キャンプは、「家族を凍えさせない」が絶対条件なので、装備は大がかりになりがちです。
でも、ホットカーペットがあればシュラフが薄くても行けちゃうのも事実です。
どちらにしろ、こういう体験を小さい子供にさせてあげるのって、下手な習い事させるより良い事じゃないかと勝手に思っています(笑)
-10℃でも幕内は20℃キープなので、見た目以上に快適です(笑)
ファミキャンの雪中キャンプは、「家族を凍えさせない」が絶対条件なので、装備は大がかりになりがちです。
でも、ホットカーペットがあればシュラフが薄くても行けちゃうのも事実です。
どちらにしろ、こういう体験を小さい子供にさせてあげるのって、下手な習い事させるより良い事じゃないかと勝手に思っています(笑)
しくさん。こんにちは。
2泊3日のキャンプでしたが、確かに休み暇が少なかったかも知れないです(笑)
宮沢賢治の童話や小説の特長は、独特のオノマトペを多用した透明な音の世界です。
そう言う意味では、どんぐり山のキャンプの夜は、まさに宮沢賢治の世界ですね。
(読んだことないのに良く分かりましたね?)
2泊3日のキャンプでしたが、確かに休み暇が少なかったかも知れないです(笑)
宮沢賢治の童話や小説の特長は、独特のオノマトペを多用した透明な音の世界です。
そう言う意味では、どんぐり山のキャンプの夜は、まさに宮沢賢治の世界ですね。
(読んだことないのに良く分かりましたね?)