サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
ノーベル賞
skkmusic.blog.jp
827 ナコーンサワンからペチャブーン行きのバス カテゴリ:【Thai タイ】Nakhonsawan ナコーンサワン この訪泰の旅でもはっきりと目的地を決めていたわけではないが、行ったことのない土地を目指してみようということで、タイ中部からペチャブーンを抜けルーイまで行ければ、と思っていた。ルーイはタイ北部と東北部の中間あたりに位置し、メコンを国境にラオスと接している。 タイ中部のナコーンサワンまではバンコクから鉄道、タイ国鉄北線でやってきた。ここからはペチャブーンやルーイ方面には鉄道はないので、バスやロットゥがメインとなる。 ナコーンサワンからペチャブーンを目指そうと思ったのは、隣接している県なのでバスもそれなりの本数が出ているだろうと思ったからだ。しかしナコーンサワンのバスターミナルに行ってペチャブーン行きのバスのことを聞いてみると1日1本15:00発だけとのこと。(実際は15:30発
827 ペチャブーンの落ち着くカフェ「SEALカフェ」 カテゴリ:【Thai タイ】Phetchabun ペチャブーン 当ブログでカフェの記事は初めてかも知れない。というのも、私はあまりカフェ・喫茶店に入ることがあまりなかったからだ。昔からリゾートもカフェも温泉もあまり好きではない。どちらかというと苦手だった。落ち着いた雰囲気でゆっくりする、というのがどうも性に合わない。生き急いでいるというか、忙しないというか、何もしない時間がもったいないと感じてしまうのだ。 だが、年を取ってきたせいか、最近は少しばかりそうしたゆっくりした時間も良いと思えるようになった。私の場合、旅行中は一日およそ20,000歩、多い時は25,000歩くらい歩く。昔は余裕だったのだが、最近は年のせいか、さすがに途中途中で休まないとキツくなってきた。日差しの強いタイならなおさらだ。 そんなわけで、今回は結構歩き回ったあげく
817 市場の片隅の本頭公廟 カテゴリ:【Thai タイ】Bangkok バンコク・近郊 こちらはタイの首都バンコク、チャオプラヤー川の西岸トンブリー地区にあるターディンデーン市場。それほど大きな市場ではなく、生鮮食品や日常雑貨などが並ぶ、庶民の市場だ。特に用事があるわけではなかったが、入り口付近から目を向けてみると、奥に中華風の廟のようなものを見つけた。 タイの市場で小さな祠や神棚のようなもので、タイやインドあるいは中華圏の神様が祀られていることは少なくない。だが、これほどしっかりした廟のようなものが市場の中にあるのはあまり見ない。なんだか違和感のある光景だと思える。 近づいてみると、本頭公と書いてあるように見えた。こんなところにも本頭公が祀られているのかと正直驚いた。 本頭公はインドシナ半島の華僑独自の神様であるが、当ブログで何度も紹介してきているので、ここでは詳細は割愛させて頂く。記
813 バスターミナルの脇の本頭公廟 カテゴリ:【Thai タイ】NakhonRatchasima ナコーンラーチャシーマー 以前から当ブログでは各地の本頭公廟を紹介している。本頭公とはインドシナ半島の華僑だけの土地の守り神様であるが、各地で祀られ方や様式も違うし、ご本尊の姿も異なっており、謎が多い。タグ「インドシナ半島の華僑オリジナル神・本頭公の廟を巡る」で各地の本頭公廟の写真などを紹介しているので、お暇があれば参考にされたい。 さて、こちらはコラート(ナコーンラーチャシーマー)のバスターミナル。コラートにはバスターミナルが2つあったが、こちらは街中にあって、バンコク行き以外は近郊路線が発着するようだった。中~長距離路線が発着するターミナルは少し街中から北に外れた場所にあった。 この近距離路線用のターミナル、近郊向けソンテウが発着する場所の一番隅に、中華風の廟が見えた。 こちらは別の時間
85 チェロを弾く子供の像 カテゴリ:【Taiwan 台湾】澎湖 こちらは台湾領の離島、澎湖の首府である馬公の街中で見かけたもの。ラウンドアバウトではないが、ちょっとした変形型の中央島があるような交差点で、その中央島に設置されていたのが、写真のチェロを弾く子供の像。 近寄ってみたものの、説明書きや銘板などもなかった。これが誰なのか、何をモチーフにしているのか、さっぱりわからない。近くに小学校があるので、その小学校出身の有名ミュージシャンの子供の頃の姿、などと推測してみたが、調べ方が悪いのかネットで調べてみても情報にたどり着けない。 澎湖出身の有名ミュージシャンと言えば、1997年に事故で若くして亡くなった「音楽のマジシャン」張雨生が一番有名かも知れない。もしかしたら張雨生の子供時代の像なのかも知れないが、それなら説明書きなどがあってもおかしくない。 何度もこの像の前を通ったものの、結局何か
82 タイ南部ハジャイの肉骨茶(バクテ) カテゴリ:【Thai タイ】Songkhla ソンクラー 昨日の記事で肉骨茶に少し触れたので、そういえば、と思い出を掘り起こした。 あの日はマレーシアのペナン島・ジョージタウンを出発して北上し、国境を越えてタイ南部ソンクラー県のハジャイの街にやってきた。まずは投宿して一息ついたところで、もう昼時を少し過ぎようとしていた時間でお腹も減っていたので、宿のすぐ前にあった食堂で遅めの昼食を頂くことにした。 その食堂は肉骨茶(バクテ)が一番のウリのようだった。以前の記事で書いたことがあったかも知れないが、肉骨茶はマレーシア発祥の料理で、シンガポールではソウルフードの一つとも言える、豚のスペアリブを薬膳系のスープで煮込んだ料理である。スープとご飯と一緒に食べるのが基本だ。 シンガポールでは結構食べ歩いたものだが、感覚的には日本のラーメンに近い、と私は勝手に思っ
727 (セブンイレブン+ミニストップ+ファミリーマート)÷30=? カテゴリ:【Thai タイ】Phetchabun ペチャブーン タイのペチャブーンで見かけたお店。 7(セブン)ではなく9があしらわれている。ミニストップでもファミリーマートでもなく、ミニマート。帯の色合いも微妙にそれらのコンビニを象徴する配色を意識しているように見える。 以前の記事でも台湾の最南端付近で見かけたセブンイレブンっぽいお店を紹介したが、似たような感じだ。それほど日本のコンビニの外観の色の配置自体が強烈な商標として機能するのだろうと気づかされる。実際、日本で色彩の商標(=配色だけの商標)として登録されているのは多くはないが、その第一号はセブンイレブンであるし、ファミリーマートの配色も登録されている。 中に入ってみたが、いわゆる普通の雑貨店というか売店。昨今のコンビニほどには品揃えのバリエーションもない。普通に
725 最果への放浪・再始動 カテゴリ:【Thai タイ】Loei ルーイ 久しぶりの投稿。 長らく滞ってしまったのは、2020年11月に療養生活から再就職し、生活が一変してしまったことが大きな理由だが、それだけではない。当ブログの更新間隔が伸びてきたのはそれより前、Covid-19が流行り始めた頃だ。 皆さんご存じの通り、Covid-19の世界的な流行で、海外はおろか国内でさえ旅ができない時期が続いた。なんとかして旅に出ることはできたかも知れないが、皆が自重している中で後ろめたい想いで旅をしたって、楽しいことも楽しくなくなる。何より流行感冒と同じく、すぐに収まるものと思っていた。 未整理の旅の写真はまだまだ残っているし、ブログのネタは山ほどある。だが自由に旅をできない状況で、旅に想いを馳せること自体が少し苦痛で、避けるようになってしまっていた。 そして今。やっと自由に旅ができる世の中が戻
44 京都市立病院の外壁に描かれた謎の宝の地図 カテゴリ:【Japan 日本】京都 Kyoto 国道9号線は京都市内を始点とし、中国地方の山陰側を経由して山口県まで結ぶ幹線道路である。京都の始点は、国道1号線との分岐点である堀川五条の交差点だ。 その国道9号線を堀川五条から西、すなわち山陰方面に進むと、御前通(おんまえどおり)を越え、西大路通の手前で右側に見えるのが、京都市立病院である。 写真は五条御前の交差点で、左側から奥に繋がる道は国道9号線の五条通、手前を横切っている道は御前通。 さて、上の写真の五条御前の交差点を右、すなわち御前通を北上すると、左側にいくつかの病院の建屋が見える。その中に、この写真の3階建の建物がある。 そして、この建屋の3階の外壁には、緑の線で何か模様が描かれている。幾何学的というにはあまりに規則性や作為性がないように見える。所々×印も描かれており、まるで児童向け
214 鉄骨の大仏 カテゴリ:【Thai タイ】Bangkok バンコク・近郊 写真は2018年12月初旬にバンコクの寺院ワットパクナムを訪れた時のものだ。ワットパクナムは大仏塔の天井画がフォトジェニックな場所として、21世紀に入ってしばらくしてから有名になった寺院だが、私が訪れた時、この大仏塔のそばに大きな鉄骨が聳え立っていた。 はじめは新しい仏塔か、あるいはビルのような伽藍でも建てるのだろうか、と思った。だいたいの目測だが、20~30階建てくらいの高さだ。 初めは巨大すぎて気が付かなかったのだが、全体をよく見上げてみると、なんだか途中から腕が生えているような形状に見える。いや、よく見るとそれら2本の腕が肘で折れ曲がっているように見える。 これは巨大な仏像の骨組みではないかと気が付いた。周囲の伽藍や建物などと見比べて頂いても、どれほど高いか、おわかり頂けるかと思う。 しかし、この段階では
211 今日の自宅窓から野鳥さん カテゴリ:【旅行関連以外の雑記】 鳩は年中よく見かけます。公園などに居る鳩よりも用心深くて人慣れしておらず、近寄るとすぐに逃げます。しかし窓際でじっとしていると、案外近くまで寄って来るようになりました。 鳩って案外間抜け顔に見える。 あれ?スズメかな。と思いましたが、一回り大きいし、鳴き声もスズメより低い。 ツグミさんですね。3~4羽以上見かけました。自宅窓から見たのは初めて…いや、見ていても認識できていなかっただけかも知れません。少なくともカメラに収まったのは初めてです。 相変わらず飛ぶところを撮るのは難しいね。やっぱり望遠レンズが欲しくなってきました。 「【旅行関連以外の雑記】」カテゴリの最新記事
131 久しぶりの自宅窓から見る野鳥さん カテゴリ:【旅行関連以外の雑記】 昨年11月中旬、4年程続いた自宅療養と言う名のぐーたら生活を終え、就職して社会復帰をしております。そんなわけで、のんびり自宅の窓から外を眺める時間もすっかり減ってしまいました。冬の日は短く、暗いうちに家を出て、暗くなってから家に帰ってきますからね。 そんな中で休みの日などに家の窓から撮った写真を、昨年末くらいの分からいくつかピックアップしまして、と。 上の写真だけは家の裏の田畑を散歩していた時のものですが、以下の写真はすべて家の1Fリビングの窓からその田畑にやってくる鳥を撮ったもの。望遠レンズもありませんので、写りが悪いのはごめんなさい。でも肉眼で見えている感じに近いってことです。 いつものケリさん。いつも通りの足長です。 でも今日何羽か見たケリはすべて片足で立っていました。土が冷たいから触れる部分を減らしたい、な
113 一つ前の駅で降りて歩いてみる カテゴリ:京都 Kyoto【旅行関連の雑記】 朝、少し早めに出て いつもより一つ手前の駅で降りて 歩いてみる。 こんなに身近にも非日常はある 小さな旅だ 非合理的で無為なことだと 笑う人もいるかも知れない だが 非合理で無為なことにこそ 『楽しい』があるのだと私は思う 世の多くが理解を示す趣味や道楽でさえ 興味のない人にとっては非合理で無為なことなのだ 【写真】2021年1月 (京都市) 【文章】2021年1月 「京都 Kyoto」カテゴリの最新記事 「【旅行関連の雑記】」カテゴリの最新記事
1122 窓際の招き猫 カテゴリ:【Malaysia】マレーシアMelaka - マラッカ マレーシアのマラッカの中華街のお店の窓際に鎮座していた招き猫。 そういえば招き猫は確か日本発祥だったと思うが、昨今では中華圏や華僑が多いアジアの街などでよく見られる。日本の招き猫は小判を抱えているものがよく見られるが、中華圏のものは銀錠(元宝・銀鋌・馬蹄銀)を抱えたり、手にしていることも多い。 日本では、右手(右前足)を挙げている招き猫は金運を、左手(左前脚)を挙げている招き猫は客を招くとされる。両手を挙げるのは「お手上げ」に繋がり、欲張りすぎるのは良くない、とされているが、中華圏では両手を挙げたものもしばしば見かける。両手を挙げた招き猫は、最初台湾でアレンジされて作られ、それが中華圏に広がったと聞いたこともあるが、詳しくは知らない。 まぁそんなことはどうでも良いが、窓に並んでいたこの招き猫、なんだ
119 訪米をきっかけにジーンズを履くようになった カテゴリ:【旅行関連の雑記】 私は若い頃から長い間ジーンズを履かなかった。子供の頃に親に買い与えられた気もするが、ほとんど履いた記憶はない。ゴワゴワして重くて動きにくいという印象しかなかった。 学生時代でもカジュアルファッションには無頓着だったし、特にアメカジとかTシャツ+ジーパンみたいなラフなスタイルには興味がなかった。私服はたいてい綿パンやスラックスっぽいズボンだった。あまりスキニーではなく、タックが入って少しゆったりとしたものだ。 そういう服を好んだのは、自身のスタイルの特異性や劣等感にもあったと思う。10代後半から20代にかけて身長は176cm程度、体重は50~55kg程度だった。結構な細身だと思うが、それだけでなくウエストが女性のようにくびれていて細く、体重(kg)とウエスト(cm)がほぼ同じ数字で推移していた。胸囲やヒップは恐
1010 窓から見る秋の鳥と鉄道の話の続き カテゴリ:【旅行関連以外の雑記】 春から夏には『ケケケケッ』という鳴き声がうるさかったケリ。最近はあまり声を聞きませんでしたが、また戻ってきたようです。 ケリは数分以上も同じ場所に居ることも多いのですけれど、何をしているんでしょうね。 最近、家の窓から一番多く見かけるようになった鳥はコイツです。ハクセキレイ。 以前は窓の近くに立つだけでササッと逃げていきましたが、最近では私が窓越しに座ってもあまり逃げません。ただし、家内の場合は窓に近寄るだけで逃げていきます。私の実家の庭にやってくるスズメも、私の両親だとあまり逃げませんが、普段見慣れない人の場合はその影だけで逃げるそうです。鳥たちも人の違いを認識できているんでしょうね。 そんなわけで、ハクセキレイも、最近ではすぐ傍で飛ぶ姿を結構観察できます。 すばしこく飛ぶ鳥なので、なかなか綺麗に撮れていません
105 秋の風景 ~鳥と抗争と明智光秀ラッピング~ カテゴリ:【旅行関連以外の雑記】 裏の田んぼも稲刈りのシーズンになりました。涼しくなって小さな羽虫もいなくなり、窓からは心地よい秋風が入ってきます。窓際に座ってゆっくり外を眺めていると、人生の幸せについてふと考えてみたり、なんだか哲学的な気分になったりもします。 今日の写真はすべて我が家の窓からの光景です。望遠レンズもありませんし、三脚も使わず手持ち撮影なので、質は期待しないでください。 田に水が張っているときには、家の窓から見える鳥はシラサギやケリ、アイガモが多かったのですが、稲刈りのシーズンになると少なくなります。 稲刈りが終わった後のおこぼれを求めて、大群でやってくるのが写真のハクセキレイやスズメ。これらの鳥は年中いますけれど、稲刈りシーズンは特に賑やかです。ハクセキレイもスズメと似たチュンチュンという鳴き声ですが、スズメより幾分ト
728 1997年のスリラット高速道路と初バンコクの思い出話 カテゴリ:【Thai タイ】Bangkok バンコク・近郊 時は1997年。タイ王国の首都バンコクは急拡大する大都市で、モータリゼーションの波が押し寄せていたが、交通インフラの整備は追いついていなかったように思う。 公共交通機関で言えば、地下鉄はおろか高架鉄道BTSもなく、唯一の鉄道である国鉄はコミュータートレインではなく長距離専門、1~2時間遅れは当たり前。路線バスは万年渋滞に悩まされ、バイクタクシーやトゥクトゥクが車の間を縫って闊歩していた。中心部でもいくつかの路線が残っていた運河の乗合舟は、ラッシュアワー時には最速の公共交通だったと思う。乗りこなせればの話だが。 首都高速はと言えば、当時は第一高速に続き、第二高速であるスリラット(シーラット)高速道路が2年半前に開通していた。写真は1997年2月、スリラット高速道路がシーロ
725 鄭州夜話 カテゴリ:【China 中国】河南省 中国の河南省は、その領域の大半が黄河の南岸に位置することから付けられており、省全体が広大な華北平原に収まっている。中国で最も歴史のある地域の一つで、省内には日本でもよく知られている洛陽・開封・商丘・安陽などの古都や少林寺(嵩山)などがある。 その河南省の省都は鄭州市、人口規模は東京23区と同じ程度だが河南省では3位で、同省には1~2位に南陽市と周口市という1000万人都市がある。ちなみに河南省だけで人口は一億人近いので、この規模から考えれば省は一国の規模、大都市(地級市等)は日本で言うところの県の規模、に近い。 鄭州は3500年前の商王朝時代に都があった古代文明発祥の地の一つである。3500年前といえば、日本では有史どころか神話時代よりも更に千年以上の昔である。そんな時代から歴史が続き、栄え続ける街というのも、考えてみればものすごいこ
526 田んぼに水が張られて カテゴリ:【旅行関連以外の雑記】 数日前、裏の田んぼに水が張られました。家の窓の景色から季節の移り変わりを感じられるのも、考えてみれば贅沢な生活です。都会暮らしの経験があるからこそ、気付けるのかも知れません。色々な経験は人を豊かにしてくれるものだと思いたいものです。 窓からは季節を問わずケリ、白鶺鴒、鳩、雀、椋鳥、燕、烏などが見られますが、田んぼに水が入ると、水生動物を狙う鴨・カルガモ・鷺などが多くやってきます。そういえば最近ウグイスの鳴き声も頻繁に聞こえるのですが、どこにいるのでしょう… 夜、真っ暗になると、蛙の大合唱が始まります。朝は4時前後の少し空が明るむ直前くらいに一斉に鳴きやみます。明るい時はあまり鳴かず、真っ暗な時だけ一斉に鳴くのは、異性には目立ちたい生殖本能と鳥等の捕食者には目立ちたくない防衛本能とのせめぎ合いの妥協点なのでしょうか。 大合唱では
520 出雲大社の京都分院 カテゴリ:【Japan 日本】京都 Kyoto 国内にはいくつか島根県の出雲大社の分院が点在している。京都にある分院は、旧丹波国の中心都市・亀岡の郊外にある。 同じ亀岡市内には旧丹波国の一之宮だった『出雲大神宮』があるが、これとは別物であり、基本的には所縁もない。 また出雲大社の分院といっても、正確には宗教法人・神社本庁に属している『出雲大社』の分院ではなく、その境内に本部を置く『出雲大社教(いずもおおやしろきょう)』の分院である。すなわち法的には神道系新興宗教の扱いである。 明治初期にできた出雲大社教がこの地に京都分院を造ったのは平成5年とのこと。郊外の高速道路の脇の細い細い道沿いにある。京都人でも出雲大社の分院がここにあることを知る人は少ないと思う。 境内はそれほど広くはない。おみくじやお札などの受付もあったが、ブザーを押すと奥から出てこられる仕組みになって
429 【音遊び】『がんばれゴエモン!からくり道中』ステージBGMメドレー【自動演奏ピアノ】 カテゴリ:【作曲・編曲】 コナミのファミコン時代の名作ゲーム『がんばれ!ゴエモン からくり道中』のステージBGMのメドレーを自動演奏ピアノに弾かせてみました。子供心に鯔背なサウンドが頭にずっと残っていました。音遊びは引きこもるのに良い遊びですね。 アーケードゲームの『Mr.五右衛門』がファミコンに移植されたものです。懐かしいです。 一部ピアノでは再現できないところには手を施していますが、ほぼファミコン音そのままを自動演奏ピアノに弾かせています。こういう元々デジタルな曲は自動演奏でも違和感ないですね。 以前に2作目のものをアップしていますが、この原型となっているらしきBGMもあって面白いです。がんばれゴエモン2のものは以下の過去記事にて。 「【作曲・編曲】」カテゴリの最新記事
410 山歩きと台風の爪痕と春の花 カテゴリ:【Japan 日本】京都 Kyoto COVID-19のせいで、人が居るところに出かける気にはなれませんが、人がいない山の散策なら問題ないでしょう、というわけで、近くの山(京都の西山)へ山歩きに出かけてみました。 平日の昼間には人に会うこともあまりないのですが、今日は少し広い主要山道ではたまにハイカーの姿を見かけました。やはり同じことを考える人はいるようです。ただし、距離を保ってすれ違うくらいでは感染しませんし、私がよく歩いているような枝道では全く人に会わないことは変わりありませんでした。 実は近くの山で深山に入るのは約1年半ぶりです。というのも、2018年の強烈な台風で京都も甚大な被害を受けたからです。我が家の近所でも、いまだ屋根にビニールシートが被せてある家があります。 山では多くの山道が倒木や土砂崩れで塞がれ、素人が立ち入るには危険な場所
113 南フランスのニースで車上荒らしにあった話 カテゴリ:フランス プロヴァンス France La Provence しばらく更新が滞ってしまった。忘れる前に書き留めておきたい写真や思い出はたくさん残っているのだけれど、一度サボると「明日でいいか」とサボり癖がついてしまう。このままでは追いつかなくなってしまうので、意識的に筆をとることにする。 この車上荒らし事件も話せば長くなるので、なんとなく書き始められずにいたのだが、忘れる前に書き留めておきたいことの一つだ。 このとき、私は仕事で南フランスのニース近郊に来ていた。1週間弱だった。事件が起きたのは最終日、しかも帰路の飛行機に乗るために空港の近くまで来ていたのだった。 最終日は帰るだけの日で、宿を出た我々はレンタカー2台に便乗してニース市街に向かった。総勢11名で、片方の大型ワゴンには私を含めて7名が乗っていた。2名は社外コンサルタント
1220 I♡KL カテゴリ:【Malaysia】マレーシアKuala Lumpur クアラルンプール マレーシアの首都クアラルンプールのフォトスポットとなっているクアラルンプール・シティギャラリー前の真っ赤なI♡KLのモニュメント。なんと撮影するために多くの人が列を成しているのだ。皆が次々にモニュメントの前でポーズを決めて写真を撮っていく。 私はこんなものがあることは知らず、ふらふらと散策していて辿り着いただけで、ここが目的地だったわけではない。名勝名跡ならいざしらず、インスタ映えにも興味がない私としては、コレの前で写真を撮るために長い列に並ぼうとは思えなかったわけだが。 ここで写真を撮ったら、確かに『KLに来ました!』って感じになる。なるほど、ネット&デジタル時代になっても、集合写真を撮る場所に『名勝〇〇』と大きく書かれていたり、ペナントやら通行手形やら『~に行ってきました』という洋菓
1217 福田五星の三輪車 カテゴリ:【China 中国】福建省 福建省泉州にて。 中国に『福田五星』というメーカーがある。バイクベースの三輪車や電動の三輪/四輪自動車を作っている会社だ。 古い会社の古いモデルというわけではないはずだ。しかしオート三輪が街を闊歩していた時代を知る人ならば、懐かしさを感じるフォルムではないだろうか。もちろん福田五星はこのデザインの車輛だけではないが、他にもどことなく昭和の町を思い出させるようなデザインをしばしば見かけた。もしかしたら、若い世代には、逆に斬新に見えたりもするのだろうか。 日本では四輪の方が性能と価格とのバランスが良くなっていったため、三輪車は衰退した。しかし中国でも他のアジア圏でも、いろいろなタイプの三輪車が活躍しているのを見ると、なぜ日本がほぼ絶滅してしまったのか、不思議に感じたりもする。政策とか法規制とか、いわゆる国策が原因ではなかったのか
1215 安徽省で泊まった細い路地の奥の趣深い宿『黄山徽舍民宿客栈』 カテゴリ:【China 中国】安徽省 2013年の年末も近づいた頃、日本から杭州に飛び、バスで安徽省黄山までやってきた。 昔は新しい土地に着いたら、まずは宿探しと情報収集から始まったものだが、それらはもうネットで手軽にできる時代だ。基本的にあまり旅程を決めない放浪旅でも、次の目的地を決めたら宿の確保と情報収集は即日済ませられる。便利になったものだ。 ただし、この黄山はとりあえず決めていた第一の目的地だったので、日本にいる間に予約しておいた。民宿とかいてあって、超安宿ではないが決して高くはない宿だ。 そして予定通り、バスターミナルから公交(市内の路線バス)で近くまで来ることができたわけだが、ここで困った。それらしき建物が見つからないどころか、そのような道路もない。大まかなで不正確な地図から無理に読み取ってみると、どうやらこ
125 電動車特売場 カテゴリ:【China 中国】河南省 河南省鄭州の街をフラリと歩いていた時に、電動車特売場(电动车特卖场)なるものを見つけたので、少し入ってみた。 日本で電動車と言えば、EVすなわち電気で動く四輪自動車を指すのが一般的ではないかと思うが、ここで言う電動車(电动车)とは、電動スクータや電動三輪車のことを指しているようだ。では中国でEVを指す言葉はというと、電動汽車と呼ばれているのを見かけた気がする。ちなみに中国で電車と言えばトロリーバスやトラムを指したりするので、なんだかややこしい。 それはともかく。ここでザッとみる限り、標準的な電動スクータは日本円にして5~6万円程度が相場のようだった。中古ならもっと値段は落ちるだろう。なるほど、この値段なら街が電動バイクで溢れるのも頷ける。今でも補助金や税金優遇などがあるのかは知らないけれど。 以前の記事でも書いたと思うが、今や中国
122 逃した栗は大きかった カテゴリ:【China 中国】福建省 その日、私は大阪から東京経由で厦門に飛び、厦門の空港から、そのまま厦門の市街には行かず、泉州行きのバスに乗って、泉州市までやってきた。初の泉州市、初の福建省だった。 バスが到着したのは泉州航空飯店というホテルの前だった。この日の宿は予約していたが、ここから1~2㎞ばかりあるようだった。私の旅では、新しい街に来たら、その雰囲気を感じるために、まずはぶらぶらと歩いてみることも多い。ちょうど良い機会なので、フラリと歩いて、この日の宿まで向かうことにした。 歩き始めてすぐ左側に、写真のような大きな栗を売っている店があった。蒸した栗だろうか。子供の拳くらいはある大きな栗に、少し気持ちが惹かれた。 だがこの時はまだ投宿もしていないのでキャリーバッグも抱えている。泉州の名物だったら、きっと宿の近くでも売っているだろうし、後に来ることもで
次のページ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『skkmusic.blog.jp』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く