『THE 推理』とは、D3パブリッシャーからSIMPLEシリーズで発売されている推理ゲームのシリーズにゃ。開発はトムキャットシステムにゃ。
推理といってもしょーもにゃい事件とかが多い小さな探偵事務所が舞台にゃので、過度な期待をしてはいけにゃいのにゃ。
概要にゃ
このゲームは推理系のアドベンチャーゲームなのにゃ。
最初はオイラたちの会話を読むにゃ。そのうちボスに依頼がきて事件を調査することになるにゃ。
依頼人からの情報、またはオイラやジニーが持ってきた情報をよく調べた後に、質問に答えて事件の真相を解き明かすにゃ。
ゲームは細かいエピソードに分かれていて、基本的にそれぞれが自己完結してるにゃ。いわゆる一話完結形式ってやつにゃ。
誤差はあるけど、だいたい1話につき10分くらいでお話が終わるにゃ。ちょっとした空き時間にもオススメできるにゃ。
1つ1つが短い分、エピソードはいっぱい入ってるみたいにゃ。
各作品について
ゲームはPS、PS2(2作)、PSP、DSのそれぞれで計5作品が出てるにゃ。他には携帯アプリ版もあるにゃ。
PSP版『THE どこでも推理』はPS、PS2の3作を移植した上に追加エピソードにゃども収録されてるので、まずこれを買うのがおすすめにゃ。
『THE 鑑識官』・『THE 裁判』・『THE 爆弾処理班』はこのゲームと同じ世界のスピンオフタイトルで、開発スタッフも同じなのにゃ。
『THE 裁判』にはオイラとボスも出てくるのにゃ。
そのほか、DS版『THE 密室からの脱出』にはボスが出てくるにゃ。にゃんか、後で「あんまり出た意味なかった」ってグチをこぼしてたにゃ。
格闘ゲーム『THE ALL★STAR格闘祭』では、オイラとジニーが3Dになって操作キャラクターとしてゲスト出演しているのにゃ。
まとめて要チェックにゃ。
ストーリーにゃ
《擬似人格インターフェイス》という、一種の「会話専用人工知能」が、秘書、窓口事務、相談、検索等のソフトとして社会に広まりつつあります。
《擬人》《フェイクマン》等と省略されて呼ばれる彼らは、「人間の質問や会話に対して、最適と判断した文章を返す」という、人間の言語反射機能をプログラムし、ネットのデータベースとリンクさせたものですが、非合法の《ブレインコピー》と言う人間の脳を複写した《擬人》の登場や、ひきこもり・人間雇用の減少・なりすましなどの広範囲な社会問題を生んでいます。
それはこの事件簿に登場するスタッフ、犯人、被害者にまで及んでいます。
主人公は、この《擬人》のスタッフと共にインターネット社会の様々な事件に挑戦していくのですが…。
擬似人格インターフェイス
検索結果によるとこういう話らしいのにゃ。
〈擬似人格インターフェイスについて〉
人間の会話パターンを真似しているが、嘘をつくことを苦手としている。
ただ、データ消去、推測で話していたりする場合もあるので、完全に嘘がつけないと言うわけではない。
あくまでAIとして会話しているだけなので、優先順位の高い人間に命令されれば、逆らえない。
ブレインコピー擬人
2タイプある。
日常の行動・言語反射パターンを時間をかけて解析・登録し、PC内にその人と全く同じ反応をするプログラムを作るタイプと、精神そのものまで抜き出してPC内に送り込むタイプである。
精神抜き出しタイプの場合、人間の体の方は抜き出されてしまうと眠りについてしまう。
ブレインコピー擬人は嘘もつける上、命令を無視も普通にやってのける。
また、PCの使用容量がものすごく大きく、莫大な資金もかかり違法でもある為、数も少ない。
警察の監視下に置かれる事が多い。
野良擬人
野良だからと言って飼えば、命令を守るようなカワイイ物ではない。存在自体がフリーダムである。
「良心」と呼べる物も無いので、平気で悪いことをやる。
都市伝説の域を出ないが、宇宙から来た者、ネット世界にある「三途の川」の様な場所で廃棄された擬人・OS・アプリケーション等がコレまでの記憶を消去し、別の存在へと変わる。いわば、転生した存在であるらしい?
と、多種多様な者を一括りに「野良擬人」と呼んでいる。
性能はピンからキリまで差が激しく、どんな質問にも一度だけ答える擬人、何も出来ないどんぐり型という物まであると言われる。
《蛇足》
賢作は同PC上にある他のアプリケーションを勝手に使用する事が出来る為、ジニー以上に探偵補佐の仕事をしている気がするが、ジニーが居なければ、賢作のやれる事も大幅に減ってしまう。だが、時が経つごとに機能が増えていってはいる様である。
…と言うのが大まかにゃ話にゃんだけど、「擬人」については、ここで紹介されている他のシリーズ(THE 裁判、THE 鑑識官等)までやらにゃいと、わかりにくいと思うのにゃ。
登場人物を紹介するにゃ
ボス(主人公)
(CV:なし)
部屋から一歩も出ないで事件を解決する、出不精の安楽椅子探偵にゃ。
叔父さんの探偵事務所を引き継いだらしいのにゃ。
お酒が好きで、よく事務所で死んだように眠ってるにゃ。
頼りないボスにゃけれど、こう見えて元刑事なのにゃので、推理はちゃんとできるにゃ。
でも外に出にゃいから、ジニーやオイラが情報を持ってこないと事件は解決できないにゃ。
そのせいか、ジニーには頭があがらないにゃ。情けないにゃ。
ジニー
(CV:平松晶子)
擬人の秘書ソフトにゃ。しっかり者だけど、性格がややキツイにゃ。
ボスの叔父さんの頃から居るらしいのにゃ。たまに、ふてくされて顔文字ににゃったりするにゃ。
賢作
(CV:川上とも子)
優秀なネットペット型検索ソフトの擬似人格インターフェイスにゃ。
ネットペット型ウイルスとか、言いがかりをつけられることもあるにゃ。
…事実にゃけど…にゃ。
今は半分野良の検索ソフトにして探偵アシスタントという、事務所に必要不可欠な人材なのにゃ。
決め台詞は、「あさめしパクパクにゃ~」にゃ。
お嬢
(CV:松岡由貴)
中田中外務大臣の娘にゃ。飾らない大雑把にゃ性格で、どこかオバサンっぽいにゃ。
南東京市立第一中学2年生にゃ。趣味は、食べる事と探偵ごっこにゃ。
好きにゃ食べ物は、煮魚定食とごはん小盛にゃ。
南東京イレギュラーズの一号なのにゃ。
(注:南東京イレギュラーズとは、ボスの出不精をサポートする捜査組織であるッ!!!)
加代
(CV:田中有紀)
お嬢の友人で、南東京イレギュラーズの構成員なのにゃ。
大人しそうなお嬢様風にゃのに、時々とんでもない行動に出るのにゃ。
私服のセンスが変で、おまけに電車オタクなのにゃ。
君枝
(CV:尾形聡子)
お嬢の友人で、南東京イレギュラーズの2号なのにゃ。
活発でボーイッシュ。ソフトボール部でサードを守っているらしいのにゃ。
しげる
(CV:2=斎賀みつき)
お嬢の友人で、南東京イレギュラーズ唯一の男子なのにゃ。
だけど常に控えめで、よく忘れられる典型的メガネ君なのにゃ。
君枝と2人で花火を見に行っているにょで、つきあっているかもしれないのにゃ~。
江波徹子
(CV:2=斎賀みつき、3=大田詩織)※シリーズごとに声が違うので気をつけてほしいのにゃ
南東京市警察署長にゃ。ボスの知人でもあるにゃ。ボスにやっかいな仕事ばかり持ってくるにゃ。
ボスの弱味につけ込んで仕事を請けさせようとする時もある、オソロシイ人にゃ。
ドライで冷徹だけど有能な女性で、意外に乙女チックだったりもするにゃ。
激務で婚期が遅れているけれど、料理の腕もなかなかのものにゃ。
ノンキャリから警視正にまで奇跡の昇進を果たしてるのにゃ。
江戸時代から続く警察一族で、姪が科学捜査研究所にいるにゃ。
姪の名前は江波識子、『THE 鑑識官』の主人公にゃ。
江波警視正自身も他のスピンオフシリーズに出てくるにゃ。『THE 鑑識官』では、意外な所が見れると思うのにゃ。
隅野
(CV:2=岡野浩介、3=白熊寛嗣)
ボスの飲み仲間にゃ。大手探偵会社、MS社に勤めてるにゃ。
主にホームページメンテナンス、窓口業務なのにゃ。
自他共に認める、探偵に向いてない人なのにゃ。
大手の企業として割に合わない仕事等をボスに持ってくるにゃ。
ちなみに、B級グルメファンにゃ。
バージニア
(CV:■■■■)
とっても性格がキツくて、何かしら悪巧みをしていそうなタイプなのにゃ。
ボスがタイプとも言ったりする、変わった人なのにゃ。
非合法ギリギリのビジネスをいくつもこなしているにゃ。
傭兵会社、レースチーム、学校の経営まで手広くやってるにゃ。
依頼してくる割には、支払いをよく踏み倒したりする困った奴なのにゃ。
※ここに書いた以外の登場人物については、追加するかもしれにゃいにゃ。
関連動画にゃ
注意
- PS2版『THE 推理~そして誰もいなくなった~』には、『THE 推理~IT探偵18の事件簿(ボイス無し)』がセットで遊べます。お買い上げの時、お気をつけてください。又、声バグで声優さんが変わったように聞こえるため、どうしても気になる方は、声バグ修正済みのPSP版『THE どこでも推理~IT探偵:全68の事件簿~』をお買い上げになるか、お買い上げを見送られるかなさった方が、賢明かと思われます。
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