【2011年2月18日 国立天文台】 すばる望遠鏡の最先端装置で観測された2つの原始惑星系円盤の画像から、中心星に近い領域の詳細な構造が初めて明らかにされた。惑星誕生によると思われる構造も見られ、惑星形成過程の理解への大きな一歩となりそうだ。 ぎょしゃ座AB星の原始惑星系円盤の近赤外線画像。光が弱い方から強い方へ順に、青、緑、黄、赤に着色されている。右上は、従来のコロナグラフで見えていた範囲。HiCIAOで撮影した左上の画像では中心星近くまで見えるようになっている。左下は拡大図。右下は説明をつけたもの。クリックで拡大(提供:国立天文台。以下同) リックカルシウム15星の円盤の近赤外線画像。3枚目模式図の円盤の黄色い部分が写っていると考えられる。クリックで拡大 リックカルシウム15星の円盤の模式図。海王星の公転軌道(半径約30天文単位)と大きさを比較できる。クリックで拡大 国立天文台などの研