11月の米中間選挙に向け、10日(日本時間11日)に行われたコネティカット州選出上院議員の共和党候補を選ぶ予備選挙で、米プロレス興行大手WWEの前最高経営責任者(CEO)で女性のリンダ・マクマホン氏(61)が対抗馬を下し勝利した。AP通信などが報じた。 マクマホン氏は経済を焦点にした闘いを展開。当選声明では「アメリカンドリームは脅かされている。でも、米国政府はその無茶な浪費や膨大な負債、増税を続けています。何か違うことをするときが来たのよ」などとコメントした。 マクマホン氏は、1997年から務めていたWWEのCEOを昨年9月に辞任した。夫はWWEの代表取締役会長兼CEOのビンス・マクマホン氏(64)。選挙運動にこれまで2200万ドル(約18億7000万円)を超す巨額を投じ、話題を呼んでいた。