団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

私がブログのつながりを感じる時

2024年10月15日 | 老後の生き方

リアルな世界で本音をぶつけ合う、例えば人生について真面目

に議論したりできる友人がどれだけいるだろうか?ふと考える

ことがある、ブログで生き方や人間関係について書いてるけれ

どリアルな世界で話せる人間はこの齢になるとほとんどいない。

 

そう考えると私がブログで書いたものにアクセスしてくれる人

たちが一日平均3000人前後いることは貴重なことだ、リア

な世界では考えられない、そして価値観や生き方に一人でも

感してくれる人がいてくれたらこんなうれしいことはない。

 

そんな時こそ私にとってブログのつながりを感じる瞬間である、

「同じ感覚を持ってる人とつながりたい」そのことにこだわり

を持って、もう少しブログを続けていきたいと思っている。


死んだあとのことは誰にもわからない

2024年10月12日 | 老後の生き方

人間は必ず死ぬ、生きてる限りすべての人は必ず死ぬ、それは今日

かもしれないし、明日かもしれない、病気や災害、死は常に思いが

けない形で襲いかかってくる、それは老若男女関係ない。

 

死ぬときはどんな人だって孤独だ、そこには貧富の差も社会的地位

もない、ひとりで生きて、ひとりで苦しみ、ひとりで死ぬ、そして

骨になりそれきっりになるがその人の記憶は遺族や友人の中で生き

ている。

 

死んだ後も人生は続く、死後の世界もあるという説、死んだら無に

なる、肉体がなくなればなにかもおしまいという説、いずれも生き

ている人たちが言ってることで死んだあとのことは誰にもわからな

い、私はそう思っている。


私にとって心のよりどころは

2024年10月11日 | 老後の生き方

他人から全く理解されなくても自分ひとりで熱中できてひとり

で楽しむことができるものを持ってることは心強い、いわゆる

自分だけの世界、自分だけの価値観を持っことは安心感につな

がる。

 

私が若い頃はいつでも本や音楽が身辺にあった、私に影響を与

えた本や音楽、それが出発点だった、いまだに自分にとって心

のよりどころである、ささやかな自分だけの世界、半世紀たっ

ても変わらない宝物である。

 

読みたくなる本と聴きたくなる曲があるだけで日々の景色が大

きく変わるものである、自分だけの世界を持てたときの安心感

があってはじめて自分を取り戻し、人間らしくなれると信じて

いる。


夫が亡くなり一人暮らしで困ったことは?

2024年10月10日 | 老後の生き方

現在65歳以上の女性の一人暮らしは約400万人いると言わ

れてる、実際夫を亡くし一人暮らしになり困ったこと、戸惑う

ことは何だろうか? 力仕事、近所親戚付き合い、病気のとき

や防犯面などが挙げられる、そんな一人暮らしの高齢女性の声

を集めてみた。

 

■膝を痛めているので重い荷物を持てない、ガーデニングが大

好きだけど大きな鉢を動かせない(70歳)

 

■高い所の掃除や蛍光灯の交換には困ります、踏み台にのって

作業して落ちて骨折した知人がいるのでお金を払って業者に

頼んでます(69歳)

 

■主人が亡くなってから実家の財産のことでもめ事が起きま

した、私は言えないタイプなので男の人がいないのは困りま

した(65歳)

 

■町内の行事や法事など私しかいないので何でも行かねばな

らず忙しいです(68歳)

 

■小さな物音にも敏感になってしまい家に居るのが怖かった

ので、なるべく友人や知人を訪ねたりお稽古事に出歩いてい

ました(71歳)

 

■熱が出て寝込んだときに辛く病院に行くことも薬を買いに

行くことも出来ず困りました(75歳)

 

■なぜか寝つくのに時間がかかるようになりました、夫から

精神面での安心感をもらってたように思います(70歳)

 


老いていく自分を見つめながら

2024年10月08日 | 老後の生き方

人は誰でも年齢を重ねるごとに身体は確実に衰えていく、どうし

てもあちこちの具合が悪くなってくる、しかもひとつが治らない

うちに別のところが悪くなるといった感じで心身の衰えはいやで

も進行してくる。

 

老いて病が来る場合、もう完治することよりも痛みを伴わないま

ま死まで続けば、それは自分にとってありがたいと思うことがあ

ると言った闘病者の声に共感することがある。

 

実際経験のモノサシが役に立たない、それが老いるということ、

他人の老後は参考にならない、誰もが自分の老いに対してはアマ

チュア、だからほとんどの人は迷いながらも自分の考えで自分な

りの老後を生きてるはずである。

 

楽しく生きるためには健康でありたい、誰もがそう願っている、

私自身老いていく自分を見つめながら、一日一つでも愉快だと

思えることがあればそれでよしとそんな思いで生きている。

 

 


70代夫婦年金生活での介護とお金の問題

2024年10月07日 | 老後の生き方

雑誌プレジデントの特集「介護とお金の問題」で70代夫婦の

年金生活について掲載された、夫の年金25万円、妻の年金6

万円、合計31万円と年金生活者として最も恵まれた層といえ

る、定年退職後は悠々自適に暮らしていた。

 

しかし3年前にご主人が脳梗塞を患い、現在は要介護3に認定

されて在宅介護を受けている、持ち家のほか預金が2千万円あ

るが家計の支出は月33万円と2万円の赤字である、中味を見

ると公的介護の自己負担が2万7千円、通院時のタクシー代や

夜間のおむつの取り換え等ヘルパーを介護保険外で頼んでるた

め7万1千円と大きい、さらに食費が6万円と外食もあり多い。

 

こう見ると年金が十分、預金も2千万円と恵まれてるが脳梗塞

になり介護状態になったことで生活が一変、不足分は預金から

充当してるものの在宅介護ができなくなったら有料老人ホーム

の入居を考えないといけない、こう見ると絶対安泰ということ

はないのかもしれない。

 

 


医師の余命宣告と寿命について

2024年10月04日 | 老後の生き方

私の母は晩年、認知症そして末期の大腸がんだった、延命治療

はしないで緩和治療で1ヵ月が経過したとき医師から言われた

言葉を今だに鮮明に覚えてる「痛みもとれ治療もしてないので

退院して欲しい、元気だし、あと1年は大丈夫」かしそれか

ら1週間後に母は亡くなった。

 

「人はどう死ぬのか」の著者である久坂部医師は医師の余命宣

告は家族に短くいう、仮に余命半年といって4ヵ月で亡くなる

と、遺族は半年と言われたのにと嘆いたり怒ったりする、だ

らあえて余命3ヵ月ですという、そうすると半年で亡くなる

よく張った、先生のおかげですと感謝してもらえるというが、

れは残された家族のとらえ方で私には共感できない

 

データはあくまで参考で、それよりも早く亡くなる人もあれば

長く生き延びる人もいるということだ、私の母のように医師に

余命を宣告されたから寿命がのびるわけではないことを実感し

た。


「まあいいか」という老後の生きかた

2024年10月02日 | 老後の生き方

「私は今年75歳になりましたが、この齢になればいつ死んで

も不思議ではない、だから明日死んでも1週間後に死んでもい

いという気持ちで生きてます」

 

これは雑誌プレジデントの特集「人生後半の時間術」のなかで

漫画家の弘兼憲史氏が述べた言葉である、さらに不安や恐れを

抱くのではなく、そうなったら「まあ、いいか」と一言、口に

するだけで気持ちが整うという。

 

確かに人生後半、後悔しない人生を送るには、達観の境地が必

要なのかもしれない、老年期になりよかったことに無駄なつき

あいをやめてよかったことを挙げてる弘兼氏、同じ団塊の世代

として「まあ、いいか」という生き方は共感できるものがある。


高血圧は放置しても大丈夫?

2024年10月01日 | 老後の生き方

昔は高血圧の基準値は年齢+90だった、65歳の人なら155

が基準値、今なら高血圧と診断される、高血圧のガイドラインの

操作で高血圧の薬の売り上げが6倍に増え、4千万人の患者が服

用してるといわれてるだけに製薬会社にとっては安定した大きな

収入源である。

 

12年前私はそれまで飲んでいた降圧剤をやめた時期があった、

しかし2年後高血圧を放置したこともあり動脈硬化と診断され、

再度服用して現在に至っている、しかし動脈硬化は今だに改善し

ていない。

 

血圧が高めでも過度に神経をとがらせるな、160~180まで

は問題ないという意見と血圧が上昇すると血管に負担をかけてし

まい心筋梗塞や脳卒中のリスクを高めるという意見、どちらも著

名な医師の意見である、果たして高血圧は放置してもいいのだろ

うか?それとも一生飲み続けなければならないのだろうか?結局

最後は自己責任なのかと思いながら、今日も薬を飲み続けている。


過去にこだわらないで今を生きる

2024年09月28日 | 老後の生き方

「覆水盆に返らず」という諺がある、容器からこぼれた水を

再び盆にもどすことはできない、失ったものは前の状態には

ならない、失ったもとして認めるということだがそう簡単に

諦めることはできないことは長い人生で度々あるものだ。

 

それでも私自身は過去をあまり引きずらないで生きてきたつ

もりだ、それは齢を重ねてなお強くなってきた気がする、ど

んなに疲れてもどんなに行く手を塞がれても人生を降りるわ

けにはいかない、それなら心の持ち方ひとつで周囲の景色が

違って見える生き方を選んだほうが楽しいはず。

 

過去を後悔するより今の事を考える、人生は一瞬一瞬の連続、

苦しいこともやがて必ず和らぐはず、そう信じて生きてきた

し、これからも信じて今を生きていきたい。