スマートスピーカーとは、賢いスピーカーである。
概要
スマートスピーカーとは、対話型の音声操作に対応したAIアシスタントを搭載したスピーカーのことである。AIが搭載されていることから、別名「AIスピーカー」とも呼ばれている。
画面やボタンに触れることなく、スピーカーに話しかけて操作することができる。スピーカーとしての機能だけでなく、目覚ましをセットしたり、電化製品の操作ができたり、ちょっとした雑談ができたりするなど、なかなかにすごい機能を持っているものもある。
2017年11月9日に発表された「ユーキャン新語・流行語大賞」のノミネート語の一つに選ばれた。なお、「AIスピーカー」として選出されている。
主な種類
Amazon Echo
Amazonが開発したスマートスピーカー。現在流通しているスマートスピーカーの先駆けと言われていて、最初のモデルは2014年に発売されている。AIアシスタントに使われているのはAmazonが開発した「Alexa」。 他のスピーカーに比べ、種類がかなり豊富。標準型のEcho、スマートホームハブ搭載型のEcho Plus、小型モデルEcho Dotなど様々。 また、Amazon独自のサービス「Amazon Music Unlimited」にも対応している。Echo購入者は月額390円で利用可能。 |
Google Home
Googleが開発したスマートスピーカー。AIアシスタントに使われているのはスマートフォンにも搭載されている「Googleアシスタント」。「Ok, Google」や「ねぇ、Google」と声をかければ起動してくれる。
ニュースや天気予報の読み上げ、音楽アプリとの連携が可能。また、Google社が開発したテレビ用のアダプター「Chromecast」とも連携することが可能。
日本では標準型の「Google Home」のほか、小型版の「Google Home mini」も発売している。
LINE Clova WAVE
日本で人気のSNS「LINE」が開発したスマートスピーカー。LINEが独自に開発したAI「Clova」を搭載している。
天気や占いの読み上げはもちろん、LINEでメッセージを送ったり、送られてきたメッセージを読み上げてもらうことも可能。また、LINEが提供するサービス「LINE MUSIC」を利用して音楽を再生することも可能。
他のスピーカーとの大きな違いは赤外線を用いて、リモコン操作のように家電を制御することが可能。バッテリー内蔵型のため、比較的自由な位置に動かせるのも特徴の一つ。
Apple HomePod
Appleが開発したスマートスピーカー。Apple製品お馴染みの「Siri」がAIアシスタントとして使用されている。
詳しい機能は発表されていないが、どうやら「Apple Music」は利用できるらしい。また、他のスピーカーと比べると、高音質になるように設計されているらしい。
2017年内にアメリカ、イギリス、オーストラリアで発売予定とされていたが、2018年まで延期されることが発表された。また、日本での発売は来年以降とされているが詳細は未定。
関連動画
関連商品
関連リンク
関連項目
- 0
- 0pt