猟奇(りょうき)とは、辞書的には「奇怪・異常なものに強く興味をひかれ、それを捜し求めること」である。
類義語:加虐的な・嗜虐的な・残虐な・残忍な・奇異的な・サディスティックな
概要
語源は「食べられるかどうかわからない珍しい獣を猟する」ことから。
転じて「普通ではなく異常なこと、またはその行動。」という意味あいとなっている。
辞書には「奇怪・異常なものに強く興味をひかれ、それを捜し求めること。」という形で掲載されている。(双方を汲む形で掲載されてる辞書もある)
だが、さらには・・・
- 「そういう気持ちを満足させるまで行うさま!」
- 「常人の感性とは乖離しすぎてて、常人には理解できないさま!!」
- 「グロテスクで、血なまぐさい感じのやつ!!!」
- 「肉片・・・血痕・・・ドゥフフ!イヒヒヒ!!!!!」
と、勝手な意味合いがエスカレートし、本来辞書に載ってる意味から逸脱してしまっていることも。例えば、猟奇事件・猟奇犯罪は、犯行理由が常人には理解できない事件や犯罪のことを意味する。
この「猟」と「奇」という字面がそうさせているのだろうか?
とはいえ、本来の「普通ではなく異常な」と言う意味合いでは一貫し、グロ的な意味でも使われるものの、グロ限定の単語ではないことに注意されたし。
海外での「猟奇」
ちなみに韓国では、「猟奇的な彼女」の連載以降「猟奇(ヨプキ)」という言葉が流行。
こちらでは「かわいらしい」「いたずらじみた」というような意味で使われているようだ。(日本における「電波」に相当)
著者は日本での「猟奇的」の意味を知らず、語感のみでタイトルに採用したらしい。
関連動画
※場合によっては非常にショッキングなものもあるため、本記事には掲載しません。ご自身での検索をお願いします。
関連商品
関連項目
- 5
- 0pt