『ABC殺人事件』(エービーシーさつじんじけん、原題:The ABC Murders)は、1936年に発表されたアガサ・クリスティの長編推理小説である。クリスティ18作目の長編で、エルキュール・ポアロシリーズの長編第11作にあたる。知名度・評価ともに高い著者の代表作の一つである(後述を参照)。 日本語初訳は『ABC殺人事件』(刊、訳、1935年)。