アスクレーピオス(古希: Ἀσκληπιός, Asklēpios)は、ギリシア神話に登場する名医である。ラテン語ではアエスクラーピウス(Æsculapius / Aesculapius)という。長母音を省略してアスクレピオス、アスクラピウスとも表記される。 優れた医術の技で死者すら蘇らせ、後に神の座についたとされることから、医神として現在も医学の象徴的存在となっている。ユーロ導入まで発行されていたギリシャの旧10000ドラクマ紙幣に肖像が描かれていた。 また、WHO(世界保健機関)のマークにある杖はこの杖が由来である。