カレル大学(カレルだいがく)またはプラハ大学(プラハだいがく、チェコ語: Univerzita Karlova v Praze、ドイツ語: Karls Universität、英語: Charles University)は、1348年に神聖ローマ皇帝カール4世(ボヘミア王カレル1世)によって創立された、チェコのプラハに所在する同国屈指の総合大学であり、中欧・東欧において最も歴史を有する。 チェコ語の正書法を確立したヤン・フスが活躍したが、設立者が神聖ローマ皇帝であるため「ドイツ語圏最古の大学」である。またライン川以東の神聖ローマ帝国の領域においてももっとも古い大学の一つである。その後フス戦争を挟んでの混乱期を経て再開されたものの、第一次世界大戦、第二次世界大戦期にたびたび分裂と閉鎖を繰り返し、現在は名称をカレル大学という。ヨーロッパにおいて長い歴史と権威を有する大学で構成されるコインブラ・グループに属する。 大学の校舎は、たとえば本部と哲学部は旧市街、医学部はフラチャヌィの丘といった具合にプラハの街中に散在している。