一宮藩(いちのみやはん)は、上総国長柄郡の一宮陣屋(現在の千葉県長生郡一宮町字城内)に藩庁を置いた藩。江戸時代後期の1826年、伊勢国八田藩が飛び地領であった当地に藩庁を移転して成立した。以後、譜代大名の加納家が4代約50年にわたって治め、廃藩置県を迎えた。石高は1万3000石。