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ジサリチル酸マグネシウム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ジサリチル酸マグネシウム(Magnesium salicylate)とは、サリチル酸マグネシウムのことである。単にサリチル酸マグネシウムと呼ばれることもある。

解説

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サリチル酸は分子中にカルボキシ基を1つ持っており、1価の有機酸としてふるまう。対して、マグネシウムは通常2価の陽イオンとなる。これが塩を作るので、サリチル酸2分子に対して、マグネシウムイオン1つが塩を作る。この時の式量は、約298.53である[1]。なお、CAS登録番号は18917-89-0。サリチル酸が非ステロイド性抗炎症剤として作用するように、ジサリチル酸マグネシウムも同様の解熱鎮痛作用を持つ[2]。なお、ジサリチル酸マグネシウムは四水和物を作ることもあり、この場合、934.4 mgのジサリチル酸マグネシウム四水和物を投与するのと、580 mgの無水ジサリチル酸マグネシウムを投与するのとが、同じ力価になる[2]

出典

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  1. ^ ジサリチル酸マグネシウム
  2. ^ a b Magnesium salicylate (DB01397)