重嬰ホ

重嬰ホ

各言語での名称
英語	E-double-sharp
独語	Eisis
仏語	Mi double dièse
伊語	Mi doppio diesis
異名同音
嬰ヘ・変ト
音階上の位置

重嬰ホ（じゅうえいホ）は西洋音楽の音名のひとつ。ホの楽譜上の位置を変えずに半音上げた嬰ホからさらに半音（ホの楽譜上の位置を変えずに全音）上げた音であり、楽譜ではホに（重嬰記号）を付けて表す。各調の中で、この音を音階の中に含む調はない。

各オクターブの重嬰ホ

オクターブ表記				周波数	MIDI Note No.	譜例	備考
国際式	英式	独式	日本式
E-1	E3	Eisis3	下三点重嬰ほ	11.56232571Hz	6
E0	E2	Eisis2	下二点重嬰ほ	23.12465142Hz	18		8弦ベース（単弦タイプ）の第8弦の実音
E1	E1	Eisis1	下一点重嬰ほ	46.24930284Hz	30	*	8弦ギターの第8弦の実音
E2	E	Eisis	重嬰ほ	92.49860568Hz	42	*
E3	e	eisis	重嬰ホ	184.99721136Hz	54	*
E4	e1	eisis1	一点重嬰ホ	369.99442271Hz	66	*
E5	e2	eisis2	二点重嬰ホ	739.98884542Hz	78	*
E6	e3	eisis3	三点重嬰ホ	1479.97769085Hz	90	*
E7	e4	eisis4	四点重嬰ホ	2959.95538169Hz	102
E8	e5	eisis5	五点重嬰ホ	5919.91076339Hz	114
E9	e6	eisis6	六点重嬰ホ	11839.82152677Hz	126

• 上記のオクターブ表記の国際式は科学的ピッチ表記法とよばれており、それ以外はヘルムホルツ式ピッチ表記法とよばれている。
• 一部の楽器製造会社では、国際式より1小さい数字が使われている。
• オクターブの範囲はMIDIで表現できる範囲。
• 周波数は、A4（一点イ）=440Hz、十二平均律としたときの概算である。