日々の子どもとのやり取りの中でつい言ってしまう、子どもを傷つけたり、成長を阻害してしまったりする言葉。この連載では、日経クロスウーマンの「子育て・教育」関連のこれまでの記事の中で紹介した子どもへのNGワードをピックアップ。「子育て駄言(だげん)」として紹介していきます。

※『早く絶版になってほしい #駄言辞典』(日経BP)では、「駄言」を「思い込みによる発言で、特に性別に基づくものが多い。相手の能力や個性を考えないステレオタイプな発言だが、言った本人に悪気がないことも多い」と定義していますが、子育て駄言は「子どもを傷つける言葉や、成長を考えたときに必ずしも望ましくない言葉」とします。

 保育園の帰り道や休日に、子どもと公園に立ち寄ることもあるでしょう。親がそろそろ帰宅しようと思っても、子どもはまだまだ遊び足りない様子ということもしばしば。ぐずる子どもに、親がイライラする光景は珍しくありません。

 そんなときに、ついつい言ってしまいそうになるのが、次の言葉。