ロシア「前門のインフレ、後門の不況」 戦時経済の代償
編集委員 坂井光
ロシアがウクライナ侵略を開始して1000日が過ぎた。西側諸国による経済制裁にもかかわらず、ロシア経済は2024年に3%台の国内総生産(GDP)成長が見込まれるなど好調さを示している。しかし、長引く戦時経済体制のひずみが表面化し始めた。
いまロシアメディアの経済情報をにぎわせているのが物価上昇だ。ニュースサイト「ガゼータ・ル」などは以下のように報じている。
▼24年の食料価格の上昇率は
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