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侵攻3年目へ 揺るがぬロシアの論理とウクライナの覚悟
編集委員 坂井 光
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2月24日、ロシア軍がウクライナに侵攻開始して2年になる。戦況はロシアがウクライナ領の約18%を占領したまま膠着状態が続く。国際社会の一部では停戦を巡る論議が出始めたが、実現は容易ではない。
ロシアは「領土獲得に自信」
ロシアのプーチン大統領にとってこの2年は誤算が多かったが、「領土獲得」に自信も深めたはずだ。
最大の誤算は侵攻が緒戦でつまずいたことだろう。電撃的にウクライナ全土を掌握するつもり...