「日本の赤」ベンガラに脚光、染め物や焼き物が世界魅了
NIKKEI The STYLE
日本のシンボルカラーである赤。古来、魔よけや再生の色として広く使われてきた。その代表的な色材が酸化鉄、いわゆる鉄さびからできるベンガラだ。中世に工芸品などを通じて世界を魅了した「ジャパンレッド」の象徴がいま再び脚光を集めている。古代から現代、そして未来へ。ベンガラの物語は続く。
鉄バクテリアが生む「カイミジ」
那覇市の中心部から車で約1時間。名護市久志(くし)の山あいに、地元の人が「カイミジ」と...
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