今回は、米Apple(アップル)の「AirPods 4」のアクティブノイズキャンセリング搭載モデルを購入したので、僕が選んだ理由などを中心にお届けしていきたい。結論から言うと、ビジネスパースンにはとてもお薦めのモデルだ。
AirPods 4の価格は、通常モデルが2万1800円(税込み)、ノイズキャンセリング機能の搭載モデルが2万9800円(同)。その価格差がちょっと大きいなと思いつつ、製品を試用したら一発で気に入ってしまい、ノイズキャンセリング搭載モデルを購入した。
ケースを含めて相当コンパクトになっているので、日常的な持ち歩きにも邪魔にならなくていい。特にポケットに入れて運ぶ人にはうれしいサイズだ。移動中でも使うイヤホンは、ケースをポケットに入れておいたほうが脱着しやすいのだ。
オープンイヤータイプがうれしい
AirPodsはオープンイヤータイプだ。これ対してAirPods Proはカナル型になる。個人的には、シリコーンなどのイヤーピースが苦手で、長時間付けていると外耳炎になったり、耳がかゆくなったりする。
周囲にヒアリングしてみると、大なり小なり同様の経験をしている人はとても多い。2割は超えていると思う。僕の場合は、プラスチック製のオープンイヤー型のほうが気にならず、長時間の装着に向いている。
ところが、オープンイヤー型にはノイズキャンセリング搭載モデルが少なかった。そこで登場したAirPods 4は、オープンイヤータイプながらかなりノイズキャンセリングの効きが良く満足度が非常に高いので購入したわけだ。
オープンイヤー型イヤホンはかなり増えている。耳に引っかけるタイプでもいいのだが、こちらはメガネと干渉するモデルが多く、やはり長時間の着用が難しいケースが少なくない。そんな欠点を解消しているのが、AirPods 4というわけだ。
独自の機能が非常に便利だ
今回、AirPods 4がビジネスパースンにお薦めとしているのは、まず前述したように耳への負担が少ない。もちろん、これは人による。
とはいえ、オープンイヤー型は周囲の音を拾いやすいという特徴がある。さらに、外音取り込みが非常に秀逸で、周囲の情報を聞き漏らさない。外出中は周囲の音が聞こえるので安全だし、電車のアナウンスを聞き逃して乗り過ごすこともないだろう。また、自宅で仕事をしている際にも、インターフォンの音などが聞こえる。