はてなキーワード: ウエハースとは
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ウ”ィ”エ”で有名なバーバパパさんの曲のカバー ふわふわボイスで不穏な歌詞歌ってるのめっちゃ好き
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小林賢太郎(ラーメンズ)の演劇作品。無料公開されてていいのかこんなの
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勘だけでわりといい線言ってるのがすごい
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突然パラグライダーの制御を失う瞬間の恐怖とそこからの対処がすごい
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https://www.youtube.com/watch?v=10GTf1i95vU
好き
https://www.youtube.com/watch?v=5MgBikgcWnY
初めて見た当時はやる気に満ち溢れたのを思い出した
昔からずっとコレクション欲がすごくて例えば幼少期はQooのペットボトルの蓋をいくつも集めてた
蓋に描かれてるイラストがいくつも種類あったから集めたくなったんだよね
小学生くらいになるとコンプリート癖も出てきて例えばカラーペンとか20種展開で出てるの見つけたら
お気に入りの1,2本買うとかじゃなくて20本まとめて欲しい!20本が無理なら1本も買わない!っていう人間だった
子供のころはそれでよかったけど大人になって自由に使えるお金が子供のころと比べて段違いに増えた結果
「無理なら買わない」って選択肢をとることが減って欲しいと思ったら脳死でコンプリートまで買うようになってしまった
でもたまに我に返って「こんなに必死に集めてて集まった瞬間は満たされるけどにいつか死んで全部手放すんだよな」って思ってしまう
上野東京ラインの川口駅停車が正式決定されて「あそこは乗降客多いから当然」とか「停車駅増えるのヤダ」とか巷間喧しいところであります。
そこで川口駅の事をちょっとだけ知っている増田が川口駅のあれこれを少しだけ説明するよ。
川口駅の西側は1980年代までみっちりと町工場が密集していて、特に線路に面したところは国の燃料研究所(後に公害研究所)という大工場があったので、西口広場ってものは無かったのよ。
この公害研が廃止され環境研に改組されたのでその空き地に西口ロータリーを造る事になった。
だがこの当時に、今の湘南新宿ラインの元になる東北本線池袋乗り入れが開始されたってわけ。
そこで川口市は駅の西側にこの列車用のホームが増設できるように何も建てない土地をワザワザ造って、「池袋支線停めてよ」アピールをする事にしただった。
場所はここ。https://maps.app.goo.gl/eiJk19EmifLCYrzCA
しかし、これ無理だろ?と気が付いた人も多いかと思う。現在の湘南新宿ラインは15両編成だから隣の10両用京浜東北線ホームの1.5倍になり、ホームを造るには全然長さが足りないんだ。
なんでこうなったの?というとその後の川口市がいけないのだ。
実はこの「川口西口緑地噴水」の場所は駅前ロータリーだった場所なのだ。つまりは道路。こんなせせこましい場所でバスの方向転換とかどうやってたんだか?
で、ここは大きなロータリーを別に造るから廃止になるんだけど、池袋支線のホーム用地にしよう、という事で期待を残して建物を建てなかった。
だけども公害研跡地再開発では人工地盤の巨大公園、更にその下の1階と2階にはコンクリート製の駐輪場を造ってしまったのだ。ホーム用地にすんのかしねえのかで全く平仄が取れてねぇ。やる気に統一感がなかったのだ。
だからホームを造る為に線路敷きを拡幅するには立体駐輪場と公園を一部破壊する超高額な工事をせにゃならん。
詰んでるじゃん。…ところがそうではないのであった。
駅の東側線路際に大きな駐車場が見えるだろう。ここ、実は川口市の土地なんだな。だからここを利用して線路全体の線形を変えるって方法でも行けるって訳だ。
なんで川口市がこの土地持ってるの?かというと、ここは川口貨物駅だった場所なのだ。正確には貨物駅は東口のきゅぽらという高層建物、その隣の駐車場、タワマンの場所にあった。駐車場の場所は貨物駅に入る為に線路が輻輳してあった場所だな。
国鉄は超大赤字を積み上げており、特に貨物営業に人が多すぎで、人件費が莫大だった。
そこで国は思い切って貨物営業をほぼ全廃してしまう事にした。石油の直通便とかコンテナだけ残す。
それで全国の貨物駅は遊休施設となった。例えば都心部だと新宿の高島屋スクエア、渋谷の南口オフィスビル群、汐留の電通とかあのあたり、秋葉原のヨドバシなど、飯田橋3丁目のオフィスビル群などは貨物駅だった所だ。
次に国鉄を民営化する事になり、その遊休土地は国鉄清算事業団に移管される。売却益を赤字補填にするというスキームやね。
それで川口貨物駅の施設は川口市ががっぽりと全取りしたってわけ。
んで駅南側は立体公共駐車場とか貸しビル&図書館&市役所出張所のきゅぽらなんかを建てた。そして北側はそのまんま。何分元が複々線線路だから狭くてビル建てるには手狭。でも元が線路だから線路用地にするのが一番やね。
但しそうなると駅全体を改造する事になるから工費はかなりのものになる。新駅ビル建造込みの工事になるかと。
因みにこういう時、JR線路部分の工事は他社にやらせないで自ら発注するのしか認めないのね。事故があるとヤバいから。だから自治体に金だけ貰うって形になる。
ただ、この全体線形変更案は増田の予想なんで、実際はどうなるかは判らん。立体駐輪場と公園を壊してホーム用地を西口方に確保するかも知れないし、南の方へ伸ばして途中の家屋を買収するかも知れない。そこはまだ全然決まってない。
あと、東口の駅舎(と言っても階段があるだけ)と京浜東北線ホームとの間に隙間のデッドスペースと飲食、床屋店舗群があるけど、そこも川口市有地でここも活用できる。
とするとやっぱ全体を東に移して駐車場活用案にあるんじゃないかと思われる。
電車に乗ってると気になるこれだけど、 https://maps.app.goo.gl/uPyzTQ8tn1QQhPTQA
これはなにかというと、貨物駅に入る為の乗越線だったものだよ。
貨物駅が貨物線(現湘南新宿ライン線路)と反対側にあるから、貨物列車が駅に入る時には東北本線、京浜東北線を全部横切らなきゃならない。その為には全部赤信号にして止めなきゃならないから大遅延の元になる。
そこで乗越線で立体交差にした。
昭和43年まで赤羽から大宮は京浜東北線と東北線の複々線だったんだけど、東北線と高崎線の特急を増発する際のボトルネックになっていた。貨物列車が多いし、新幹線が無い時分だから新潟行きも仙台行きも秋田行きも青森行きも全部ここを通る。
そこで貨物線を増設して貨客分離する事にしたんだが、問題になったのが川口貨物駅。貨物線と反対側にあるこの駅に線路を全部渡って行くったって、既に京浜東北線は通勤ラッシュ常態化で、東北線も列車増発の為に線増したのにボトルネックを造ってどうする。
ってことでこんな大がかりなものをこしらえた。
因みに運転は結構大変で、なにぶんにも片方しか入れない。そこで下り列車であれば、一度蕨駅まで行く。そこで機関車を後ろに付け替えて今来た方に出発。西川口付近で乗越線に入って川口貨物駅に到着。
逆に上りでは駅に着くのは普通でいいが、出発後はやはり蕨駅まで行ってから、機関車を付け直して赤羽方に出発という何とも迂遠な方法を取っていた。
貨物駅廃止で不要になった筈だが、廃止された線路の一部を保線用基地に転用した為に、この乗越線を使って湘南新宿ラインの方にレールを輸送するので残されている。
そもそも貨物駅が貨物線と反対側にあったのがいけないのだけど、川口アリオの場所にビール工場があったのでこっちに造られた。ビール輸送は鉄道貨物の大お得意さんであったので無視できないのだ。
因みにビール工場がここに設置された理由は、見沼代用水の分水が取水できた為で…(以下略
鉄の製造には3種類あって、
1.鉄を融点以上に加熱して砂型に入れて固める鋳造(出来るのは鋳鉄)
3.圧延ロールで押しつぶして板状に、またはパイプ状や棒状にする圧延
というのがある。今一番使わているのは圧延で、何段にも圧延ローラーを掛ける為に長いラインが必要になるので工場も資本も巨大になる。量産効果で製品単価は低くなる。
キューポラ炉はたたら製鉄の応用で、コークス(石炭を乾留して硫黄分などを飛ばしたもの、結構高い)→鉄→コークス→鉄とウエハース状に重ねて入れて鉄が溶ける温度を確保する。
投入口が2~3階にあって取り出し口は1階という結構大がかりなものです。
鋳鉄は炭素が多いので、コークスは温度を上げるだけじゃなくて鉄に炭素を含有させる働きもあるのだ。
このキューポラが沢山稼働していたから昔の川口は大気汚染がすごかった。炭塵だけじゃなくて鉄が溶けた蒸気(ヒューム)も混じってるから健康には悪い。
あと一つ入らないのでその二に続く
・白ごはん ←必須アミノ酸が入っているしダッシュ男米テストでいわれていたようにほんのすこし苦み渋みがあったほうが甘みがひきたつ
・豆腐 ←豆のこくがある。麻婆豆腐は麻婆茄子より腹持ちするやんけ
・こんにゃく ←茶色いこんにゃくのない地方の人かな。あの点々って、わざわざ昆布砕いて入れてるってしってた? 毒抜きの石灰もはいってるせいで、なんか昆布が磯臭くなっちゃってもったいない。白こんにゃくと刺身こんにゃくたべたほうが余計な味がしなくておいしいしコンビニおでんのしらたきは出しが固形化しててうまい。
・マグロの刺身(赤身) ←血が足りない人はおそらく鉄臭さを感じないのだが、鉄剤飲んでるとはっきり鉄の味がわかる。ごまかすためにわさび醤油必須。ネギトロなら「味」を感じる人なら赤身にマヨぬりつけてしばらくおいてみるのも一案。コクがます。なんなら刻んでマヨまぜてネギトロにして食べちゃえ。まあ生ツナマヨともいう。
・レタス ←眠くなる乳液が入ってて苦い。その乳液を製剤にした眠剤があるが噛まないのに血流にとけてるだけで喉の奥から苦みがする。すげーよレタス。
・マカロン ←あまったるいなにかが挟まってることが多いじゃんよ。皮だけでいうならウエハースと成分的には類似なので後述
・そうめん(何口か食べた後)←だから味変の具材が昭和の定番だったわけで。麺はしっかりざるで水をきって、お椀のそばつゆに濃縮つゆ足して、最後までうすまらないようにきをつけて
・ビール(何口か飲んだ後)←むしろ苦みがきわだっていくからそそぎたて以外嫌いなんだけど……あと飲み残しや輪染みから食パンの匂いする
・ひじき ←よーく水さらししないとヒ素を取り込みがちな海藻。でもヨードもあるから大体安全だけど。醤油をよくすうスポンジとおもえ
・自分で作ったもの全般(やっぱり誰かに作ってもらうと美味しい)←スーパーの刻みネギ冷凍しといてひとつまみずつかけて写メれ
・アボカド ←オリーブ油と青臭さのハーモニーがうまいのだが、外で喰うと青いアボカドを喰わされる、論外。(皮が黒く中身が黄色いアボカドが食べ頃なんだが、レタスのかわりに青みとしてはさんでくるサンドイッチ店多い。全員自分のつくったもんくってみろこら)黄色いのにオリーブ油ぶっかけてわさび醤油つけてハーブ臭を楽しむ食べ物だ。
・みょうが ←ショウガの仲間で強烈なのと、土や落ち葉がはさまりやすい土から直に映えたつぼみなので良~く水道水で晒してから刻んでるから水を纏ってるため味がしにくい。けど取り立てを噛むと甘いようないい香りがする
・ところてん ←これはもうのどごしが味なのでしょうがない。ものすごい手間暇かけて晒しまくった海藻のゼリー。夏にはじわーと水を放出してちょうど良い水分補給になる。黒蜜と酢醤油白ごま青のり、あなたはどっち派?
・低脂肪牛乳 ←プロテイン飲むくらいなら最初から低脂肪乳のほうがざらつかず匂いもしなくていいやんけ
・ウエハース ←たしか小麦粉の浮き粉(ふをとったのこり)でつくってるのでほぼデンプンですね。落雁とおなじカテゴリーだけどアイスにささってるとほっとするしそのウエハースにキレイにキャラが印刷してあるだけで500円余計にとるコンセプトカフェの救世主。ラーメンでいう海苔印刷。ちなみにキャラマカロンもあるぞ。
国税庁の最終面接のことを思い出している。大学四年生の頃だ。今までの面接は、無機質な長机とパイプ椅子でのものだった。だがその時は、四角いどっかりとした檜机と、ふかふかの椅子だった。それでいて圧迫感のある面接であり、最後に「私達と一緒に働けますか?」と言われたのを憶えている。
「はい。私でよければ宜しくお願いします」といったことを告げると、その場で最終合格が遠回しな言い方で告げられた。内定通知は賃貸アパートに届いた。
こんなところに書くほどだから予想はつくだろうが、結構前に官僚を辞めている。仕事は大変キツかった(きっつー、というやつ)が、やりがいはあった。いつかは挑戦してみたい仕事もあった。
思えば、大学3年生の春からコツコツコツコツと勉強を重ねて、やっと第一志望のひとつだった官庁に合格できて、「やったー!」と無邪気に思っていた。案外こんなものだ。
国家公務員(課税部門)としての経験は20数年しかないが、せっかくのシルバーウィークだ。ちょっと語ってみたい。今は税務コンサルタントとして働いているが、夏前に大きな仕事が片付いた。今は仕事を少なくしてもらっている。
仕事のことを、はてな匿名ダイアリーに書いてる人を稀に見る。今回、私もやってみようと思った次第だ。企業との課税交渉の協議録とか、個人・法人の税額とかを載せない限りは大丈夫だろう。何かあったら責任は取るつもりだ。
高橋洋一や山口真由が自著で話している内容に比べれば、当日記はベジタブルのようなものだ。あの内容を出版して捕まらないなら、ここで書く内容など余裕でセーフだ。
なお、私ははてなユーザーの中では年寄り(フミコフミオさんと同い年)である。古い表現があってもお許し願いたい。
先に言っておくが、「霞が関に来なければ体験できなかったことは人生の財産」とか、「国のために働いている自負があった」とか、「苦しかったけどいい仕事ができて国民のためになった~」といったことはあまり書かない。
そんなに夢や理想のある官僚じゃなかった。僅かばかりはあったが。むしろ組織に負のイメージがあって、若い頃に限った語彙だと「こいつらクソ野郎だな」という感情を抱いていた。それで、40代になって数年後に転職した。再就職規制に引っかかる危険はあったが、グレーな方法で突破した。
当日記は、数パートに分かれている。できるだけ簡潔にまとめたい。以下、思い出を何点か挙げて回想する。
中学生の頃から、「税ってそもそも何ぞや?」という疑問があった。大学に入ってからは、税理士の資格を取るために勉強していたが、どれだけ勉強しても税への理解はイマイチだったし、全科目に合格した後も結局わからなかった。
※東大とか一橋大とか慶應とか早稲田とか、そういういい大学を出てるわけじゃない。偏差値50ちょっとの大学だ。たまたま会計学の講義を取ってみたら面白く、勉強にハマった。
税とは、一般的な説明だと、国や地方自治体が国家の維持や発展をめざして、民間では供給されにくい公共的なサービスを提供するにあたっての資金として「税金」を徴収している――ということになっている。
だが、おかしいと思っていた。だって、国はお金を自由に発行できる。地方自治体が言うのならわかる。あと、大昔だったら年貢を物納で納めてもらわないと国が維持できなかったはずだ。
だが、現代社会の国家がそんなことを言っても説得力はイマイチだ。税金をとらなくても、別にお金を刷ったらそれでいい。金本位制の時代を通り抜けて、今では発行された紙幣そのものに信用がある時代なのだ。お金というのは、それがお金であるがゆえにお金だ、というトートロジーである。
増田民の人も、わかってる人はわかってるだろう。税とは何かが。ここで答えは書かない。気になる人は、Yahoo!知恵袋とか、Quoraで求めれば賢い人が教えてくれる。
私が納得いかなかったのは、一応は国家公務員一種試験(昔だったら上級甲種試験)を通ってきたはずの人達が、入庁一年目だった私の質問に答えられなかったことだ。「そんな当たり前のことを聞くな」という人もいたし、「ここではちょっと…」と口を濁す人もいたし、「知らん。自分で調べろ」という人もいた。
税を納めるのは当たり前のこと、ただ、その原理と言うか……そう、原理が大事だろう。何も考えずに常識を信じていいのは中級者までだ。上をめざすのであれば、身も蓋もない本質を疑う必要がある。
こういうことを私が言っても説得力がないので、ちょっと引用させていただく。
それぞれの原理を、その自然本性のかぎりで探求しようとしなければならないし、きちんと定義されるよう腐心しなければならない。というのも、原理はそのあとに続く事柄にとって、大きな影響をもっているからである。実際、原理は全体の半分以上であり、探求されているものの多くは、原理を経由することで明確になると思われるのである。 ニコマコス倫理学(上) P.62
なぜ国民から税金を取るのか、という新人職員の問いに答えられる職員は10人に1人ほどしかいなかった。思えば、この時から私はいつかここをやめようと思っていたのかもしれない。
実際、徴税は国民みんなから集めたお金を公共サービスに充てるため、というのはお題目だ。わかりやすく国民を納得させるための。本来の目的はほかにある。それに比べると、上の『お題目』はビックリマンチョコのおまけに近い。ウエハースだ。
トラブルになりかけた事例になる。詳細は端折って書く。専門用語は補足するか、日常的な言葉に言い換えている。
キャリア官僚は現場を体験しないイメージがあるかもしれないが、別にそんなことはない。入庁二年目からは普通に現場だったし、30才を過ぎて地方支局で働いてる人もいる。
当時は、北海道某所にある国税局に勤務していた。一応は税理士に必要な科目は残りふたつというところまで取っていたが、それでも実務は難しかった。勉強しないといけないことは山ほどあるし、一年目は税務の学校で学ばせてもらったが、実務に必要な知識の何割も身に付いていない。税務の世界は広いのだ。
最初の頃はひたすら、簡単な事務とか雑用とか、先輩が受けた税務相談の回答案作りとか、上位機関からの調査ものとか、庶務全般(文書収受~会議日程調整~飲み会手配まで含む)に、兎に角いろいろやった。
すべて勉強になるとは思ったが、正直これは臨時職員がやった方がいいのでは……と感じるものもあった。まあ、とにかく新人らしく何でもやった。
赴任して半年だった。とある先輩を経由して、それなりの事業規模の法人の税務申告を最初から最後までやらせてもらえることになった。同じ年代の職員(※省庁キャリア)の中では遅い方だった。資本金が結構ある機械メーカーだったかな。これまで当業務では、先輩方を手伝う立場として動いていたから、割とすんなりいくように思えた。
申告内容は当然精査するのだが、日本の課税制度は一応性善説でいっている。国民(法人含む)が嘘をついたりごまかしたりしない、ということを前提にしている。その企業も、過去に税務に関して更正処分(支払う税額が誤っていると判断した場合に○円払いなさい、という措置)関係のトラブルを起こしたことはない。
一応は提出書類を三周ほどしたところ、申告書類も、帳簿も、領収書や請求書や契約書(請書)も、通帳関係も問題なし……それで、さあ決裁だといった具合に伺いをスタートした。
先輩方の場合は、スルッと起案が通るようだったが、自分の場合はそうはいかなかった。新人に厳重なチェックが入るのは当然だった。
「不動産の項目がおかしい。取得した不動産価格が常軌を逸して安い。税をごまかそうとしているのでは?」
という、先輩及び直属の上司からのツッコミがあった。上司を納得させないと、次に進むことができない。思えば、あの先輩は、このことがわかっていて私に振ったのかもしれない。
当時の私の実力を超えた課題だった。頭を抱えたのを憶えている。あの時の思考過程を追っていこう。
かくして・・・
探求の旅は はじまった
まず何をすればいいかというと、不動産価格がしっかりしたものかを調べればいい。正当な根拠のある価格であればいいし、不適当な価格であれば……面倒なことになる。
不動産売買にかかる課税額は、比較的シンプルだ。普通の法人税と同じで基本は定率である(税額表を見ればいい)。ちょっと賢い中学生でも実務ができるだろう。
印紙税も、登録免許税も、不動産取得税(県税)も、固定資産税(市税)もそんな具合だ。不動産本体の価格については難しい計算が必要だが、焦る必要はない。市区町村にある固定資産税台帳には、固定資産税評価額が載っている。それを見れば、登録免許税の目安となる不動産価格がわかる。※固定資産税の納付書にも書いてある。
それを根拠に……と思ったが、そんなに単純な話ではない。ならば先輩も上司もツッコミを入れたりしない。イレギュラーなケースなのだ。
その物件は、なんと固定資産税台帳に載っていなかった。そういう土地だった。登記簿を見たところ、字名がとんでもないことになっていた。奥地にあって、大昔は栄えていたのかもしれないが、今では地域まるごと誰も手入れをしていない。そんな土地だった。しかし、幅4.0m以上の道路は通っている。江戸時代の人が整備したと思われる。
国税庁においても、外部公表している不動産価格の調べ方みたいなものはある(いわゆる路線価だが、当然奥地には路線価がない)。国でも地方自治体でも、不動産価格を求めるための要綱要領は具えているが、今回は通用しないのではないか。そういう案件だった。
若かりし日の私は思案しつつ、先輩にも相談して上司に2つの案を出したはずだ。懐かしい。
1. 比準価格(みなし計算のようなもの)を使って不動産価格を弾くと、今の数倍以上の価格になる
2. 今回は大した金額ではないため、相手方の税額を受け入れる
メリット…百万にも満たない税額差であり、費用対効果を考えるべき
結局、2.の案が採用された。それで、起案はあっさり通った。協議や相談をしたのは直属の上司までであり、決裁の責任者には上司が一声かけたくらいだ。それで新人職員の一件目である課税処分は通ってしまった。
思えば、先輩や上司からすれば、最初から2.一択だったのだ。今の私の判断もそうだ。課税額の差として百万円にも満たない金額のために、そこまでの手間はかけられない。もっとほかに、日本の税務行政のためにやらないといけないことが山ほどある。
一応弁護しておくと、現場で働く公務員には、「法適用の裁量」と「エネルギー振り分けの裁量」がある。現場的な要素が強い職種だと、上司の指揮監督を受けるのが望ましくない場合がある。極端な例だが、警察官が凶悪犯をパトカーで追っている最中に、スピード違反や信号無視をしている者を放っておくのはやむを得ない、といった観点だ。
余談になるが、国税局職員が県税や市税の脱税を見つけた場合も、人や状況によって対応が変わる。情報提供する場合もあれば、見なかったことにする場合もある。
それこそ昔の話だが、飲み会でとある話を聞いた。ある個人納税者から地方税務署に相談があったという。要約すると「1年前に出した赤字決算の申告書だが、実は黒字で、税金を納めないといけないことがわかった。どうすればいいか」ということだった。追加で納付すべき税額は、約30円のようだ。このままでは脱税者になってしまうと焦っていたらしい。
その相談を受けた税務署員はこう答えたという。「実は、ボールペンとか消しゴムとか、事務用品を買っていたのを申告書に書いてないんじゃないですか? だったら、納付すべき税額はやはり赤字では? 問題ないですよ」と。※以後の話は不明
課税処分はもちろん、どのような行政処分であっても費用対効果という観点が重視される。税収1万円増のために2~3万円をかけるのは議論の余地があるにしても、20~30万円をかけるのは明らかに不合理だろう。
テレビやネットメディアやはてなブログでは、公務員は何も考えずに税金を支出しているイメージがあるかもしれないが、ちゃんと考えている人が多数派である。そこは信じてほしい。
数年後、私は北海道から霞が関に戻ることになった。それから退職するまで、ずっと法人課税部門にいた。
Part2/3
健康菓子・ウエハース・タルト&パイカップ・チョコレートの製造メーカーの製品
https://www.hamadaconfect.com/product-info/balance-power-big.html
北海道バターを売りにしてるけど、ちっさくバターに占める割合は20%とある。
全バターのうち謎バター80%、北海道産バター20%で「北海道バター」を名乗るのは結構大胆。
重量は二本で32.4g一本16.2g
一本に0.2gしか使ってない北海道産バターをデカデカ表示してフレーバー入りできるってヤバない?
これ食って「あぁ~北海道産バターだからうめぇ~!」ってなるぐらいバターって主張が激しいの?
義兄が転売ヤーだった。
鬼滅の刃とビックリマンチョコがコラボしたウエハースを求めて数時間かけてコンビニを回り、いくつも箱買いして帰ってきたところだという。
はじめは、義兄の子どもたち(姪・甥)が鬼滅が好きだから、そんなにたくさん買ったのかな、と思ったら、フリマサイトで煉獄さんは〇〇円で、善逸は〇〇円で売れる、とういうことを語ってきた。妻(義姉)や娘(姪)もその行動には呆れていたが、家族一同で仕入れに行っているんだから転売行為には目をつむっているようだ。
義兄はちゃんと働いていて、義姉も働いていて、ふたりともギャンブル等していないし、派手な生活にも見えないのでお金に困ることはないとは思うけど、とにかくケチで細かい性格だ。NHKの受信料も払っておらず、徴収員が来たときは基本居留守、もしうっかりインターホンに出てしまったときはテレビがない・スマホがないと突っぱねて帰す、と意気揚々と話していた。彼らの子どもたちはめちゃくちゃEテレ見ているけれど。
私は昔から、自分の好きなキャラのグッズやアーティストのライブチケットが高額で大量に転売されていることが本当に嫌いで許せなくて、転売ヤーがいなければ自分の手元にもあのグッズがあったかもしれない、あのコンサートに行けたかもしれないと、何度も苦い思いをしてきたことがある。本当に本当に転売ヤーが嫌いだ。その存在が憎い。その転売ヤーがこんなにも近くにいたことがとてもショックだ。
義兄がいなければ今回の鬼滅のビックリマンチョコだって、近所の子どもたちが定価で買えたかもしれないのに。子どもを持つ親も自分の子どもに買って帰ってあげられたかもしれないのに。実際、私も近所のコンビニで見かけたら鬼滅のビックリマンチョコを娘に買ってあげようと思っていた。それなのに、もううちの周辺一帯にはないんだな。義兄は日々お店をチェックして新しく入荷されてたらそれを仕入れるんだろうか。
鬼滅のビックリマンチョコ(のステッカー)が欲しい人は、近所のコンビニやスーパーに行くより、高額でもフリマサイトで購入するほうを選ぶのかな。
商社とかが問屋から商品を仕入れて市場に適正(とされた)価格で売るのはいいんだよ。それを個人が掠め取って、フリマサイトで高額転売する、という行為が本当に嫌。転売するために商品を買うな。
もともと日々の言動から義兄のことが嫌いだったけど、今回のことでもっと嫌いになった。なんなら縁を切りたい。
こんな義兄はいらないし、それを持て囃したり肯定したりする身内もいらない。転売は法律に違反してはいないらしいけど、私にとっては犯罪者が身内にいるのと同じ感覚だ。
台風も近づいてきたので、いい機会だと思って緊張時に備えた保存食一式を確認した。
2週間分の食料が無くなっていた。
カロリーメイト、鉄分ウエハース、カルシウムウエハース、袋麺、ツナ缶、サバ缶、缶パン、その他諸々。
夫を問い詰めたら、一人夜中に晩酌するとき、オヤツの代わりに少しずつ食べていたと白状。ゴミは会社で捨てていた。
食べた分を買ってこいと言ったら
と呑気なこと言われてカチンと来た。
どうやらAさんが日常的に繰り返していた悪事がオーナーにバレたらしく、私の方に事実確認のLINEが来た。
Aさんの悪事とは、わりと下らないことで、FF商品の販売は品物が残っていれば22時までは続けることというオーナー命令を破り、20時にもならないうちにさっさと商品を廃棄して、何なら廃棄品の一部を夕飯のおかずにしていた、ということだ。
FF商品の廃棄については、私どもアルバイトは廃棄した商品名をメモに残すだけで、ストコンなどで廃棄処理をすることはない。だから、オーナーが廃棄時間を知ることは、監視カメラの映像を確認すること以外では出来ない。そして、オーナーは監視カメラで私どもアルバイトの働きぶりを見ることは多分ほとんどしていないはずだ。もしもオーナーが監視カメラ映像を頻繁に確認していれば、Aさんなんてとっくにクビにされている。Aさんは他にも細々と、法に触れない程度の不正やサボりをしているのだ。
監視カメラを偶々見たんじゃなければ一体、何でAさんがFF商品を20時前に(私の記憶だと、19時半にはFF商品ケースの電源が落とされていて、ケースのなかにはまだ商品が残っていた)廃棄したのがオーナーにバレたのだろう? お客様からの苦情でもあったのだろうか? 例えば、「商品ケースにまだ揚げ物がいくつもあるのに店員は売ってくれなかった」とか、あるいは「既に電源を落として廃棄を待つ商品を、店員が他の客に売っているのを見たが、それは問題があるのではないか?」とか。どっちもありそうな事だと思う。けれど、私はその時間帯には丁度、バックヤードに大量に納入されていた品物の検品と仕分けと整理に悪戦苦闘していたので、一体何が起きていたのかは知らない。
よくわからないことなので、私は「私は廃棄をしていないので知りません。廃棄はAさんの担当です」とだけ、オーナーに返信した。余計なことを言うより、Aさん本人に丸投げした方がいいだろう。どうせAさんなら適当な言い訳をひねり出してオーナーを丸め込むはずだ。
検品中にレジが混んでヘルプのブザーがなったので、一時的にバックヤードを出てレジに戻った。その時タイミング悪くいつものストーカー客が来店して、しかもすれ違いざまに目があってしまった。うわっ、また来てる!と思うとついストーカー客の方を向いてしまうし、ストーカー客の方はいつも私をねっとり観察しているので、私が顔を向ければ目が合うのは必定。と、わかっていてもつい、うわっ!と思うとそっち見てしまうんだよなあ。危機回避のための本能なのかもしれないが、完全に裏目に出ている。
私がレジに入ると、ストーカー客はいつものように店内をうろうろしたり、レジ待ちの列に並んだり列から外れたり後ろの人に順番を譲ったりして私のレジの方に行けるように画策している(Aさん談)ので、私は二人くらいのお客様の対応をしたあと「レジ休止中」の札を立ててさっさとバックヤードに戻った。
後にAさんが言ったことには「ヤツは本当に増田さんからじゃないとタバコを買わないですよね! 今日は俺のレジに来て、いつものタバコの方をジーッと見てるから、ついに妥協して俺からタバコを買うのか!? と思ったら、おもむろに視線をタバコから外して、『ホットコーヒーのでけぇヤツください』っつってタバコ買わずに帰りやがりました」だそう。ストーカー客は冬場はホットコーヒーのLサイズを必ず買うのだけど、そういうシーズンになると私には「タバコください、あとホットコーヒーのLください」とは言わなくなり、「お願いします!」の一言でいつものタバコ二箱とホットコーヒーLを出させようとする。とAさんに言ったら、Aさんはゲラゲラ笑っていた。
今月からタバコが50円くらい値上がりしているけど、ストーカー客は相変わらず「タバコください」とだけ言って、銘柄と数量を指定しないのだけど、私は黙っていつものやつを二箱出す。元々はマルボロなんかよりは安い銘柄なのだが、50円上がっちゃ安いものとは言えず、二箱買えば先月までより100円多く支払うことになるというのに、ストーカー客は文句も言わずに私が出した二箱を買っていく。
ところで二年半前、私は以前勤めていた店で初めてのコンビニアルバイトに慣れるのに苦労していて、当時中々タバコの銘柄と置場所を覚えられず、当然、お客様の誰がどのタバコを買うなんてことは覚えてはいなかった。そんな時期に例のストーカー客は、いつも私のレジに来て「タバコください。◯番のやつ二つ」と注文し、それが徐々に「タバコください、◯◯◯(銘柄)二つ」、「(指二本立てて)タバコください」「タバコ、あとホットのLも」「タバコとコーヒーください」「いつものください」「お願いします!」と注文が簡素になっていったのであり、私は全然気付かずにめちゃめちゃ調教されていた。それに一年十ヶ月くらい気付かなかった私とは。
最近、なんかディズニー映画に出てくる悪役をイケメンキャラ化したやつが流行っているらしく、当店でもそのグッズやお菓子などを取り揃えている。本部の差金なのか、鬼滅の刃と合わせてひとつのコーナーを占拠している。同人イベントでいえば「お誕生日席」のポジションだ。
ところが当店に来るお客様の多くが中高年男性とお年寄りなので、他のお店ほどはディズニー悪役のイケメン化のやつはそんなに売れるスピードは早くない。だが近頃ついに当店が「穴場」だと気付かれたようだ。
常連の中高年男性な客様がAさんに、例のイケメン化のグッズを「もしかしてこれって売れてるの?」と聞いて、Aさんが「売れてますね。最近女性に人気みたいです」と答えたら、お客様はその場で10個くらいそのウエハースか何かの菓子を買って帰り、しばらくすると家からお金を持って戻って来て、更に10個くらい買っていった。
Aさんが言うには例のイケメン化のグッズを求めるお客様の電話がよくかかって来るらしく、「一番くじはいつ入荷しますか?」という問い合わせもよく来るらしい。Aさんはオーナーに確認もせずに「一番くじは入らないです」と答えているらしい。
実のところ、オーナーは「一番くじは意外と売れないから嫌い」と言ってあまり仕入れない。だが、そう言うわりによりによって物凄く売れないディズニーの一番くじだけはよく仕入れているという不思議。本部からごり押しでもされているのだろうか? ディズニーなら売れなくてもくじが入荷するというなら、ディズニーの悪役をイケメン化したやつの一番くじというのがもしも発売されるとしたら、オーナーの意思に関わらず入荷しそうなものだが?
Aさんが言うには、オーナーは一番くじの中でも女性客をターゲットにしたものは毛嫌いしていて絶対に入れないとのことだが、果たして。
私のレジでしか会計しようとしないお客様が、最近夕方から勤務の従業員全員(オーナー以外)に不審者認定されていることに気付き、カモフラの為に他の店員のレジで会計したり、私の出勤日以外にも来店するようになったので、ただの「ストーカー客」と呼ばれるようになった。
普段はあまり沢山買い物をしないストーカーなお客様だったが、昨日は籠に沢山商品を入れて店内をうろついていた。雑用を済ませた私がレジに入ると、ストーカーなお客様は途端にいそいそと会計待ち列に並び、私のレジの方に来れるように何度も後ろの人に順番を譲ったりとかしていたらしいが(Aさん談)、結局タイミングを逃してAさんのレジで会計していった。
今日はことのほか課金してってるから絶対二度目来ますよ! とAさんが予想したけど、あのお客様はあからさまにAさんを嫌ってるので、Aさんが閉店まで残る今夜はもう来ないんじゃないかなと思った。が、Aさんの予想通りストーカーなお客様はやって来た。Aさんが休憩に入った途端に。
ストーカーなお客様はいつも通りタバコを買って店を出、私の担当するレジが見える位置に停めた車の中にしばらく居た。店の自動ドアが開くとき、ふと外を見るとストーカーなお客様とめっちゃ目が合うので、目を合わせないように私はずっと前を向いていた。
つい先日までは、ストーカーなお客様からジロジロ見られないように、私は数歩下がってカフェマシンの陰に隠れていたのだけど、それで諦められるどころか、シフト内に何度も来られたりとストーカーなお客様の行動はむしろ過激になっていったので、逃げも隠れもしない方がマシなのかと思った。
Aさんは休憩中に監視カメラの映像でずっとストーカーなお客様の動向を観察していたのだそうで、
「執拗にやって来ましたね! 満を持してって感じで入店してました」
なんて言って笑っていた。ストーカーなお客様はAさんにすっかり面白コンテンツ消費されている。
それにしてもストーカーなお客様は私の素顔を一度も見たことがないくせに二年以上にわたって執拗に私をスナイプし続けているけど、よくもそこまで顔も知らない女に粘着出来るなあとこっちは呆れてしまう。
もしかすると私がマスクを外して素顔で接客すれば「ババアかよ、しかもブスかよ」っていって二度と来なくなるのかもしれない。だが、あの人が私のレジに並ぶ為にこの二年間地道に続けていた無駄な課金の累積を考えると、下手に相手のドリームを壊せばヤバい報復をしてくることもあるかもしれない、と思うと素顔接客の案も迂闊に実行は出来ないなぁ、と思う。
でもまあ、素顔接客しようにも、このコロナばやりのご時世では店員身分でマスクを外したら他のお客様からも怒られちゃうな。
時々、某滅の刃とかの良さげなアイテムが入荷するが、これは入荷したからといってこの時間に素直に品出ししていいのだろうか? とAさんに聞いたら、こんな時間に出して良いことは何もないとAさんは言った。
まずいい年こいた大人に買い占められてしまってファンである子供達や若い女性達の手に入らないということ。そして「昼間出さないでこんな時間に出してるなんて、出し惜しみしただろう!」とクレームをつけてくる客がしばしばいるということ。昼勤の人達判断で、ちょうど子供の来店する時間帯に出してもらうのがいいようだ。
というのもあるけど、夜に検品してすぐに出すのを数回繰り返すとお客様達に「穴場」認定されて、夜遅くに子連れが沢山来るようになるのが面倒臭いというのもあると思われる。Aさんは雑用をさっさと終わらせて早く帰りたいので、店は暇なほど良いとよく言っているからだ。
なんかアニメのウエハース菓子がめちゃめちゃ売れた。もう世代的に孫ですらいい年だろって感じのお年寄りまでそれを沢山買っていた。