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ブックマーク / wagamamakorin.hatenablog.com (12)

  • 南野陽子 「最終オーダー」 - 「まこりんのわがままなご意見」in はてな

    05年、20周年記念「NANNO BOX」に収録されたアダルティーな新曲。作詞・南野陽子、作編曲・萩田光雄。 同窓会的な安穏とした曲かと思ったらさにあらず。「あの頃、懐かしいわね」なんてモノでなく、あの頃はむしろ生々しく現在へとつづいていた、あの頃は終わってなどいなかった、という感じ。 喩えていうなら、同窓会に行ったら、昔の恋人がなんだか今でもとっても可愛くって、しかもなんか前にはなかった艶っぽさも出てきちゃてて、焼けぼっくいに火がついちゃうって、といったラブアゲインな佇まい。 昔のように若くはないけど、昔のような失敗はしたくないけど、迷う時間はもう残されてないはず、なのに――。不惑間近の南野陽子のためらいがちな誘惑が、エロい。迷いながら、ここまで来たらお互い堕ちるしかないって、ホントはわかっている。ホテルのルームキーはもう隠し持っている。 その昔、アイドル歌手として末期の頃「テレサ・テン

    南野陽子 「最終オーダー」 - 「まこりんのわがままなご意見」in はてな
    kurokuragawa
    kurokuragawa 2010/05/16
    「相変わらず誰も参加しないレースで独走状態の南野さん」言いえて妙
  • 岡田有希子  「くちびるNetwork」 - 「まこりんのわがままなご意見」in はてな

    86年1月、「カネボウ」春のキャンペーンソングとしてリリースされた曲。チャート1位を獲得し、彼女の最大のヒットになった。そしてこの年の4月に彼女は自殺し、ラストシングルともなった。 80年代当時の季節ごとの化粧品のキャンペーンソングといえばあらゆるコマーシャルの頂点、広告代理店の総力戦であり、そのキャンペーンソング・ガールというのはたとえそれがワンシーズンのみだったとしても、時代の寵姫といえた。では、はたしてその華やかな戦場に漕ぎ出す胆力が岡田有希子陣営にあったのか、というと――人のまもなくの自裁を含めて、それはまったくなかったのだろう。はっきり言ってこの曲は駄曲だ。 作詞は松田聖子、作曲は坂龍一がそれぞれ担当しているのだが、何故このふたりでなければならないのか、作品を聞いても、ネームバリュー以外の意味は一切見いだせない。松田聖子の詞はあまりにも直接的過ぎてまったくふくらみに乏しい(―

    岡田有希子  「くちびるNetwork」 - 「まこりんのわがままなご意見」in はてな
    kurokuragawa
    kurokuragawa 2010/03/07
    唯一のヒット曲が駄作という悲劇
  • ゴシップという二次創作 - 「まこりんのわがままなご意見」in はてな

    わたしのサイトにあげているテキストを、ある友人は、よくできた二次創作だと、云った。 そういうことになるのかもねと、私は返した。 私の取り扱うメディアで取り沙汰される人たち――彼らはなにを思い、考えているか。 様々に憶測が飛び交う時もあるだろうそれを知るというのは、当は誰もできないとわたしは思っている。 「誰も」だ。肉親や人すらも、それはできないのではなかろうか。 業界人風を吹かせる人が「あいつは当はね――」であるとか「裏側でこんなことが――」というそれら、あるいは関係者、消息筋からと流れるまことしやかな噂、それらは、誰かにとっての「事実」ではあるのだろうけれども、それがたったひとつの「真実」とは、私にはどうにも思えないのだ。 「関係者」――例え当に関係者であっても、はたしてすべてがわかるのだろうか。自分に引き寄せて考えればいい。会社の同僚や上司・部下を言うには及ばず、親・兄弟・配偶

    ゴシップという二次創作 - 「まこりんのわがままなご意見」in はてな
    kurokuragawa
    kurokuragawa 2009/02/14
    「語るということは、鏡だ。醜く浅薄なことしか語れないのは、その人が醜く浅薄だからだ。」
  • 沢田話 - 「まこりんのわがままなご意見」in はてな

    沢田研二で好きなエピソード。 75年に二度の暴力事件を起こして、ジュリーは自主的に一ヶ月間すべての仕事をキャンセルして謹慎をすることにしたのだけれども、 その間、なにをするのでもなく、ずうっと家にこもってテレビの歌番組を見ていたのだそうだ。 当時は歌番組全盛、テレビのチャンネルを変えればどこかで誰かは歌っていた。 ガチャガチャとせわしなくチャンネルを変えながらほんの数日前まで自分が出ていたはずの番組をじっと、い入るように見つめる。 華やかな世界、しかし自分はそこにいない。もちろん面白くない。けれども見るのをやめることができない。 しかし、見つづけているうちに、沢田研二の中で、テレビに出ること、歌うこと、という意味が少しずつ変わっていった。 かつてのGSの王子様・ジュリーはこの時死に、女装も辞さない過激なコスチュームを新曲毎にとっかえひっかえし、「一等賞」獲得を宣言するにまったく億さない、

    沢田話 - 「まこりんのわがままなご意見」in はてな
    kurokuragawa
    kurokuragawa 2008/07/19
    ジュリーは永遠のアイドル
  • 南野陽子「時の流れに」 - 「まこりんのわがままなご意見」in はてな

    南野陽子の91年夏のコンサートツアー最終日、1991.8.31 中野サンプラザの公演を完全収録したビデオ作品。 このコンサートを最後に彼女は歌手を廃業、実質的な彼女のラストコンサートでもある。 セットリストは、全てのシングルを発表順に歌い、中間部にニューアルバム「夏のおバカさん」収録の楽曲をという流れ。全てのコンサートツアーをビデオとして作品化している彼女であるが、一番歌手としてクオリティーが高いのがこのツアーだと、私は感じる。 アルバム「夏のおバカさん」では全作詞作曲にのぞんだ南野陽子であるが、「フィルムの向こう側」ではキーボード、「涙はどこへいったの」ではギターの弾き語り、とアーティストとしての部分を披露、歌唱はあいかわらず上手いとは云いがたいだが、彼女なりの安定をみせているし、情感は相変わらずしっかりしている、歌う表情もクリアだし、動きにも切れがある。 アイドル的な「萌え」の部分――

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  • Kyoko Sound Laboratoryは大丈夫か - 「まこりんのわがままなご意見」in はてな

    ってわけでwebってのは、やっぱり凄いよね、PCがあって、ネットに繋いでいれば、誰でも公に情報が発信・受信できる。そこには経歴も才覚も年齢も人種も性別もない。既存のマスコミではふるいにかけられ、決して公に知られることのなかった"気違い"さんの文章ですら私たちは容易にアクセスすることができる。原理原則でいえば、その平等主義は素晴らしい。大変結構。だけど、実際に気違いさんの文章に出会うとげんなりする。 なぜ気違いさんの文章というのは、ああもこちらの精神力を奪うのだろうか。不思議なもので、気違いさんの文章というのは、どこか似ているのね。ぱっと見ですぐわかる。行間から腐臭がするというか、一瞬で明らかに私たちのいる世界と一線を画していることがわかる。 この春、ジャニーズオタク界や2ちゃんねる界で話題をかっさらった篠原"ジブリール"聡子にしても、そう。異様なる熱意、異様なる長文、煽り立てるがごとき言文

    Kyoko Sound Laboratoryは大丈夫か - 「まこりんのわがままなご意見」in はてな
    kurokuragawa
    kurokuragawa 2007/05/04
    「不思議なもので、気違いさんの文章というのは、どこか似ているのね。ぱっと見ですぐわかる。行間から腐臭がするというか、一瞬で明らかに私たちのいる世界と一線を画していることがわかる。」
  • 面白うてやがて悲しき人生相談 - 「まこりんのわがままなご意見」in はてな

    多くの男性は女性の相談事を真面目に聞かない。 なぜなら、それは相談ではないからだ。 それでもあえてその相談にのってみる、と、大抵以下のようになってしまう。 ◆ 07年2月8日放送「テレフォン人生相談」の模様。 パーソナリティ・加藤諦三(早稲田大学教授) 回答者・高中正彦(弁護士) 相談者・65歳女性(元教師) 相談内容  「退職金で購入したマンションに占拠しているひきこもりの長男(30歳)を追い出すにはどうしたらよいのでしょうか」 前半 http://www.youtube.com/watch?v=DisAmLq8NTI 後半 http://www.youtube.com/watch?v=ho-b_1HH1JM ◆ 谷山浩子の「相談相手のカシコイ選び方」という少女向けのエッセイで、こんなことを言っていた。 曰く、一般的に相談相手は自分よりも大人で、経験豊かで、口が堅い、というのがよい相談

    面白うてやがて悲しき人生相談 - 「まこりんのわがままなご意見」in はてな
    kurokuragawa
    kurokuragawa 2007/03/14
    「女性は情に任せて甘えきるつもりで相談したのに、しかし、相談といわれると男性の多くは、問題解決ためにと、冷静かつ客観的に状況を判断し――つまり情をできうる限り断ち切って、アドバイスしようとする。」
  • 明菜ほしいのは「カニの缶詰とお米」 - 「まこりんのわがままなご意見」in はてな

    http://www.nikkansports.com/entertainment/f-et-tp0-20070118-144194.html プレゼントで欲しいものに「蟹缶と米」。 うーん。さすが。だてに芸能界で25年メシっていないな。と妙なところで感心してしまった。 ファンからのプレゼント。これって、人にとってみれば嬉しい反面、結構悩ましい問題、明菜ほどのトップレベルの知名度を持っていなくてもさ。同人作家レベルでも、結構ありうるテーマだったりするんだよね。 例えば、花束、なんてのは、渡すほうとしてはプレゼントとして一番無難かもしれないけれども、もらうほうとしては、持っていると変に目立つしかさ張るしすぐダメになるし、なにしろもらう側になったとたんにうんざりするほどもらうわけで、いいところがまるでない。リアル"百万のバラ"ごっこするっていうのも、やってもいいかもしれないけれども、まぁ

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    kurokuragawa
    kurokuragawa 2007/01/21
    芸能人へのプレゼントの正解とは
  • ラ・ム― 「 Thanks Giving 」 - 「まこりんのわがままなご意見」in はてな

    菊池桃子率いる伝説のバンド?ラ・ム―、唯一のアルバム。88年9月リリース。 謎の黒人コーラスやら、特撮戦隊モノのようなコスチャームやら、菊池桃子のぎこちないダンスやら、ニューエイジ風の妖しげなジャケットやら、売野雅勇のペンによるヘンテコな詞やら、ネタにことかかない謎ユニット・ラム―だけれども、音源だけ聞いていると、そこまでトンチキでもなく、肩透かしをらわされる。 いわゆる女版オメガね、といってしまってそれで充分な、あたりさわりのない一枚。シングルのような妙な歌詞を楽しみにしていたのにがっくりだっっ。この頃のカルロストシキ&オメガトライブや杉山清貴のアルバムが好きというならどうぞ、という、80年代ど真ん中の、クリスタルでアーバンでおされで、ただそれだけという世界が広がっている。ジャケットがラッセンっぽなおされ風景写真ってあたりがすでにオメガチック。 もともとアイドル時代の菊池桃子は、女版オ

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    kurokuragawa
    kurokuragawa 2006/11/09
    ラ・ムー!
  • ■ - 「まこりんのわがままなご意見」in はてな

    文章を書くのが、つらいなぁ、と思うときがある。 はっきりいって、わたしの文章は下手だ。 下手すぎて、いらいらすることが何度もある。 頭の中にあるイメージを表す語彙が出てこない、なんてことはざらだ。 流れる水のようにさらさらと言葉が出てくればいいのだけれども、そんなことはまるでなく、推敲を重ねても重ねても、いまいち決まらない。 まぁ、つらいのならやめればいいのだが、とはいえ、なかなかふんぎりがつかない。 どうせ書かなければ、ボーっとして時間を浪費する時間が増えるだけだし、自分に与えられた人に褒められる能力なんて、せいぜい文章を書くことくらいしかないし、と、また書き始める。 言葉を書くというのは、眼に見えない怪物の尻尾をつかむ作業みたいだなと、近頃よく思う。 書かなければこの世にない、誰にも認知されないものを、えいやっ、とばかりつかんで引っ張り出して、存在を与え、この世にあるものとする。 もし

    ■ - 「まこりんのわがままなご意見」in はてな
  • ■ - 「まこりんのわがままなご意見」in はてな

    たんなる偶然なのか、それともなんらかのブレイクポイントがあったのか、近頃、やたらサイトに対するメールを頂くことが多い。 好意的な感想がほとんどでありがたく読ませて頂いているのだが、批判的な内容のものや、なぜわたし宛なのだろう、というよくわからない自分語りのメールも多少はあったりする。 なかには、ドイツのとある大学のかたから、日学の論文に使いたいんですけれども、などというものもあったり。す、す、すげーぜ、ウェブ、世界に通じているぜ、と、当たり前のことに改めて驚いてしまう。 ただ、メールをもらっていつも不思議に思うのだが、なんでメールをくれる方たちは、自分でブログなりサイトなり、開かないのかなぁ。感想文に感想を送るなんて、まどろっこしいことよか、自分で自分なりの感想書けばいのに。 特に批判的なメールや自分語りのメールを送るかたには、強く思ってしまう。 なんの権威も権力ももたないわたしを説諭し

    ■ - 「まこりんのわがままなご意見」in はてな
    kurokuragawa
    kurokuragawa 2006/10/22
    「ウェブは、誰もが情報を発信する権利を与えられているというすばらしいメディアなのに、なんでそんな新聞の投書みたいな、旧時代的なまどろっこしいことをするのかなぁ。」
  • 谷山さん、見てますか? - 「まこりんのわがままなご意見」in はてな

    なんか昨日今日と、アクセス数が不自然に多いっ、どこかにアドレスが晒されているのか?と、調べたら――、うああぁぁっっ。 http://hiroko.com/index.html 谷山浩子さんが、うちのサイトを取り上げているぅぅぅ。 悶絶。 こ、こういう時、じたばたしちゃいけないんだっ。 そう心に言い聞かせるけれども、ご人が、私のテキストご覧になったと思うと、ダメだ、辛抱たまらん。平気なそぶりができない。 好きな歌手をひとり選べといわれたら、お登紀さんやみゆきやジュリーを断腸の思いで諦めて、明菜、谷山、書上奈朋子まで絞って、結局ひとりに選べない、そんな私ですよ。そりゃ、混乱しますってば。 しかも「読んですごく面白かったのと嬉しかったので勝手にリンク」なんてお言葉を……。 うううっっ。ひたすら平伏。 谷山さんに限らず、わたしのテキストを、とりあげた歌手や漫画家のご人が読むということも、決して

    谷山さん、見てますか? - 「まこりんのわがままなご意見」in はてな
    kurokuragawa
    kurokuragawa 2006/10/08
    うれしはずかし
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