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エスケイプ (ジャーニーのアルバム)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『エスケイプ』
ジャーニースタジオ・アルバム
リリース
ジャンル ロック
時間
レーベル コロムビア・レコード
プロデュース マイク・ストーン、ケヴィン・エルソン
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 1位(ビルボード
  • 32位(イギリス)
  • ゴールドディスク
  • 9x プラチナム(アメリカ)
  • ジャーニー アルバム 年表
    ライヴ・エナジー
    (1981年)
    エスケイプ
    (1981年)
    フロンティアーズ
    (1983年)
    テンプレートを表示

    エスケイプ』(Escape)は、1981年に発表されたロック・バンド、ジャーニーアルバム。バンドにとって初の全米第1位を獲得し、イギリスでも初のアルバム・チャート圏内入りを果たして[1]、全世界で1,000万枚以上を売り上げた大ヒット作である。

    概要

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    1975年のデビュー以来、着実にスターダムへの階段を上がってきたジャーニーが、遂にその頂点を極めた作品である。本作によって、『インフィニティ』(1978年)から続く「ハードでありながらキャッチー」という路線を確立したと言える。

    ドント・ストップ・ビリーヴィン」「オープン・アームズ」といった、代表曲が収録されている。1980年代という時代を象徴するようなメロディとサウンドであり、それ故に産業ロックと揶揄されることも多かった。同時代に活躍したカンサスフォリナースティクスといったバンドも同じ方向へ進んでいくことになる。

    しかし、ニール・ショーンギターを生かしたハードロックの要素は健在で、より音楽性が洗練されてきたと見るべきだろう。また、新たなキーボーディストジョナサン・ケインの存在も大きい。

    ジャケットには、「ESCAPE」ではなく「E5C4P3」と、Leet表記になっている。

    「オープン・アームズ」はマライア・キャリーがカヴァー、2004年には映画『海猿』の主題歌に使用される。

    「ドント・ストップ・ビリーヴィン」は、日産・エルグランドのCM曲として2004年8月から2006年1月まで使用された。2009年にはテレビドラマ『glee/グリー』でカバーされて全米第4位のヒットとなった。これらのリバイバルヒットにより、若い世代のファンが増えている。

    収録曲

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    特記なき楽曲はジョナサン・ケインニール・ショーンスティーヴ・ペリーの共作。

    1. ドント・ストップ・ビリーヴィン英語版 (旧邦題「愛に狂って」) - "Don't Stop Believin'" - 4:11
    2. ストーン・イン・ラヴ (旧邦題「お前に夢中」) - "Stone in Love" - 4:26
    3. クライング・ナウ - "Who's Crying Now" (ケイン、ペリー) - 5:01
    4. キープ・オン・ランニン - "Keep on Runnin'" - 3:40
    5. 時の流れに - "Still They Ride" - 3:50
    6. エスケイプ - "Escape" - 5:17
    7. レイ・イット・ダウン - "Lay It Down" - 4:13
    8. デッド・オア・アライヴ - "Dead or Alive" - 3:21
    9. マザー、ファーザー - "Mother, Father" - 5:29
    10. オープン・アームズ (旧邦題「翼をひろげて」) - "Open Arms" (ケイン、ペリー) - 3:23

    パーソネル

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    脚注

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