コンテンツにスキップ

ノハラナデシコ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ノハラナデシコ
ノハラナデシコの花
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
亜綱 : ナデシコ亜綱 Caryophyllidae
: ナデシコ目 Caryophyllales
: ナデシコ科 Caryophyllaceae
: ナデシコ属 Dianthus
: ノハラナデシコ
D. armeria
学名
Dianthus armeria L.
和名
ノハラナデシコ

ノハラナデシコ(野原撫子)は、ナデシコ科ナデシコ属の1種の一年草で、学名はDianthus armeria L.[1][2]

ヨーロッパ原産で、1967年に長野県で確認され本州から九州で帰化している[2]。茎は地表近くで分枝し[3]、上部にちぢれた短い毛がありその高さは 50 cm となる[2]。根生葉はへら形で柄があり、茎の葉は対生し線形で柄がなく両面に毛があって[2]、直立するかやや開く[4]

花期は 5 - 7 月で[3]、花は数個ずつ束生し、がくに接して 3対の細毛のある苞葉がある[2]。花には淡紅色に白い点のある花弁[3]が 5 枚ある[2]

果実は蒴果で、熟すると先端が 4 つに裂開する[2]。種子は黒色で卵形で 1.2 mm[2]

画像

脚注

[編集]

参考文献

[編集]
  • 清水矩宏・森田弘彦・廣田伸七『日本帰化植物写真図鑑』全国農村教育協会、2001年。ISBN 4-582-53503-8 

外部リンク

[編集]