中野雷太
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なかの らいた 中野 雷太Raita Nakano | |
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プロフィール | |
愛称 |
雷神様 落雷部長 ぶてふ |
出身地 | 日本 愛知県名古屋市 |
生年月日 | 1974年8月14日(50歳) |
最終学歴 | 東京工業大学生命理工学部生命理学科 |
勤務局 | ラジオNIKKEI |
部署 | スポーツ情報部/大阪支社 |
職歴 |
日経ラジオ社 1997年 - |
活動期間 | 1997年 - |
ジャンル | 競馬 |
出演番組・活動 | |
出演中 | 本文参照 |
出演経歴 | 本文参照 |
中野 雷太(なかの らいた、1974年8月14日 - )は、ラジオNIKKEI所属のアナウンサー。現在の役職は常勤取締役である[1]。
人物・来歴
[編集]愛知県立旭丘高等学校、東京工業大学生命理工学部生命理学科卒業。大学2年から卒業までバーテンダーとしてアルバイトしていた[2]。日本中央競馬会への就職を考えたが、失敗している[2]。
日本短波放送(当時、現在の日経ラジオ社)入社前に同社主催レースアナウンサー養成講座に3期生として受講(同期に細渕武揚(ラジオ日本)・岡村久則(静岡放送))[3]。1997年入社[2]。
1999年7月3日の福島開催で実況デビューした[4]。その後、2007年2月に同局アナウンサーの舩山陽司と入れ替わりに大阪支社へ異動したが、2010年2月をもって同じく小塚歩と入れ替わりに東京本社へ復帰した[5]。
大阪支社時代の2007年11月15日に、中央競馬実況中継で同じ現場スタッフであったフリーアナウンサーの高瀬有紀子と結婚。現在は2児の父親でもある。
本社復帰後、2011年に皐月賞・日本ダービーでの実況を初めて担当し、さらには大阪支社在籍中の2007年から菊花賞を継続して担当することから、その年の牡馬クラシック三冠レースをすべて担当することになった(2018年までは牡馬クラシック三冠すべて担当したが、菊花賞は2019年に檜川彰人[6]、皐月賞と日本ダービーは2020年に小塚歩にそれぞれ禅譲)。2021年に自身にとって初めてとなる有馬記念の実況を担当。また、2011年度からは、JRA賞の司会を担当している[7]。
なお、第1放送がカバーする東日本地区のレースも頻繁に担当しているが、妻の高瀬の拠点が関西であり、自らも京都市に在住している関係から、体裁上2020年以後はJRA賞の選考委員メンバーとしては中央競馬関西放送記者クラブ会員[8]として登録を受け、大阪支社(現・関西支社)所属扱いとなっている。2023年6月からは関西支社長補佐、その後総務経理局担当補佐も委嘱されている[9]。
2024年6月27日付で日経ラジオ社取締役(総務経理局担当補佐、スポーツ局アナウンサー兼務)に就任した[10][11]。
逸話
[編集]「競馬実況ホームページ」の「アナウンサーリレーコラム」では、渡辺和昭から「N野R太」「N野雷T」「中野の雷坊」「中野雷犬」「N野雪太」と書かれている。『うまきんIII』では渡辺や番組リスナーから「雷神様」「落雷部長」とも呼ばれている。『うまきんIII』には、週末の重賞レースの中野の予想を披露するコーナー(中野が不在の場合は、担当アナウンサーが中野の予想を代読する)があるが、この予想は「落雷予想」と呼ばれ、中野の挙げた馬が的中することが少ないと認識されているため、リスナーからは「(自分の本命馬に)落雷しないでください」「(選んでいない馬に)落雷してください」といった要望のメールが寄せられる。
好きな女性芸能人は藤本美貴や高橋愛で[2]、同局祝日特番『渡辺和昭のしゃべってしゃべって60分』での壊れっぷりに衝撃を受けたファンは少なくない。2010年5月の放送以降は多忙のために欠席が続き、2013年12月放送の別の番組で「いつまでもこんなことしてられない」という理由でしゃべってを卒業したことを発言したが、2014年11月7日放送の『うまきんIII』で山本彩のファンであることを公言した。
グリーンチャンネルで放送されている競馬場の達人に出演時(2019年3月3日)、馬券は基本的に前日に予想を全て済ませ、当日はその予想通りの買い目を購入する(新馬戦は除く。最大4点、上限2000円まで)とのことで、番組内でも公言通りの馬券を購入した。
現在の担当番組
[編集]過去の出演番組
[編集]- 渡辺和昭のしゃべってしゃべって60分(祝日特別番組)
- BSイレブン競馬中継[12](BS11、2018年1月20日から出演)
- うまナビ!イレブン (BS11、2018年1月20日から出演)
GI実況履歴
[編集]- 中央競馬
- 中山グランドジャンプ(2005年)
- 皐月賞(2011年 - 2019年)
- 天皇賞・春(2007年 - 2010年)
- NHKマイルカップ(2003年、2010年)
- 優駿牝馬(2004年 - 2006年)
- 東京優駿(2011年 - 2019年)
- 安田記念(2020年 - 2022年)
- 宝塚記念(2008年 - 2010年)
- スプリンターズステークス(2003年 - 2005年)
- 秋華賞(2007年)
- 菊花賞(2007年 - 2018年)
- マイルチャンピオンシップ(2008年 - 2009年)
- ジャパンカップ(2006年、2020年)
- ジャパンカップダート→チャンピオンズカップ(2009年、2018年 - 2019年)
- 朝日杯フューチュリティステークス(2010年 - 2016年)
- 中山大障害(2002年、2005年)
- 有馬記念(2021年 - 2022年)
- ホープフルステークス(2017年[13] - 2018年)
その他
[編集]- 社名競走
- ラジオNIKKEI賞(2010年、2012年 - 2014年、2018年)
- ラジオNIKKEI杯京都2歳ステークス(2023年)
- 地方競馬(佐賀)
2023年から実況を不定期で担当している。
- 海外競馬
- アメリカンオークスインビテーショナルステークス(第4回・2005年7月3日・アメリカハリウッドパーク競馬場・優勝馬Cesario(シーザリオ))
- メルボルンカップ(第146回・2006年11月7日・オーストラリアフレミントン競馬場・優勝馬Delta Blues(デルタブルース))
- 2014年のドバイワールドカップミーティング(ドバイ・メイダン競馬場)
- ドバイデューティーフリーでジャスタウェイ、ドバイシーマクラシックでジェンティルドンナが勝利を決めた。
- 優勝馬はトレヴ。
メディア出演
[編集]- 競馬ゲーム実況
- 競馬アニメ
- ウマ娘 プリティーダービーBlu-ray BOX第4コーナー特典映像[15]
- 他局ドラマ出演
- アニメ映画
- WXIII 機動警察パトレイバー - ラジオアナウンサー役
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ 人事、ラジオNIKKEI: 日本経済新聞
- ^ a b c d 『優駿』2006年10月号 132頁
- ^ “レースアナウンサー養成講座”. ラジオNIKKEI (2012年3月12日). 2019年12月14日閲覧。
- ^ 新・アナライズド 2014年11月14日放送分より。
- ^ 『週刊競馬ブック』2010年1月5日号P76・「実況アナ・リレーコラム こちらラジオNIKKEI実況席」にて小塚本人が記述している。
- ^ 2020年以降は小塚歩。
- ^ 毎年のJRA賞発表に際しては、各記者がどの馬に投票したかをJRAは公開しているが、中野は投票内容を一切公開していない。
- ^ 2020年度JRA賞競走馬部門 記者投票集計結果
- ^ <支社名称変更・人事>6月28日付
- ^ “人事、ラジオNIKKEI”. 日本経済新聞社 (2024年6月3日). 2024年6月6日閲覧。
- ^ “代表取締役社長交代のお知らせ(6月27日付) 監査役人事も6月27日付で実施”. ラジオNIKKEI. 2024年6月7日閲覧。
- ^ 地上波では『JRA競馬中継』。
- ^ 【2017年12月の実況担当】大一番・有馬記念は小林アナ。朝日杯FSは大関アナ、中山大障害は山本直アナがそれぞれ初担当!ラジオ日経、2017年11月28日閲覧
- ^ レース前に「実況はラジオNIKKEIの中野雷太アナウンサーです」とアナウンスが流れ画面下に「ラジオNIKKEI」のロゴと名前がクレジットされる。
- ^ “『ウマ箱』第4コーナー”. TVアニメ『ウマ娘 プリティーダービー』公式サイト. 2018年11月18日閲覧。
- ^ レジェンドたち 「風の向こうへ駆け抜けろ」#4 - 日本放送協会 NHKドラマ スタッフブログ 2021年12月16日
- ^ NHKにおける広告・宣伝放送を禁止した放送法83条及び協会定款51条に抵触する為、クレジット等から所属放送局名を削除している。