コンテンツにスキップ

西日本美術展

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

西日本美術展(にしにほんびじゅつてん、1968-2007)は西日本地区の新人画家の登竜門といわれる洋画公募展

概要

[編集]

1968年に西日本新聞創刊90周年を記念して設けられ、九州・沖縄・山口各県在住者を対象に新人の発掘と育成を目的に開催。第40回展(2007年)をもって青木繁記念大賞公募展と統合し、 青木繁記念大賞西日本美術展として2009年、新たにスタートした。

歴代大賞者

[編集]
  • 第1回 (1968年) - 山本文彦『空の見える部屋B』
  • 第2回 (1969年) - 田中睦子『村』
  • 第3回 (1970年) - 浜田宏『視覚の映像B』
  • 第4回 (1971年) - 木戸征郎『崩れる』
  • 第5回 (1972年) - 北原悌二郎『柳川の民家』
  • 第6回 (1973年) - 生田義広『青い部屋』
  • 第7回 (1974年) - 大森キミ子『ACCIDENT(Ⅰ)、(Ⅱ)連作』
  • 第8回 (1975年) - 船本寛『無言歌』
  • 第9回 (1976年) - 屋並哲男『「女のシリーズ」より 赤い椅子』
  • 第10回 (1977年) - 仙頭利通『動くコンポジションⅠ浮遊、Ⅱ浮遊 連作』
  • 第11回 (1978年) - 滝口文吾『営みの仮面、塚 連作』
  • 第12回 (1979年) - 結城靖夫『奏紋』
  • 第13回 (1980年) - 宮之原光一郎『焼却炉』
  • 第14回 (1981年) - 宮崎大治郎『思念(A)』
  • 第15回 (1982年) - 鳥飼寿徳『木馬「A」』
  • 第16回 (1983年) - 永渕純一『化石A』
  • 第17回 (1984年) - 弥富節子『シャッフルⅡ』
  • 第18回 (1985年) - 濱田隆志『タラゴナの思い出B(スペイン)』
  • 第19回 (1986年) - 藤本徹雄『失音のモニュメント(Ⅰ)(Ⅱ)(Ⅲ) 連作』
  • 第20回 (1987年) - 平井順枝『西の旅から』
  • 第21回 (1988年) - 松永一夫『宝島へ行くにはどういったらいいのでしょうか』
  • 第22回 (1989年) - 小田善郎『漂う(№4)』
  • 第23回 (1990年) - 下平武敏『旅芸人の唄』
  • 第24回 (1991年) - 宮永叶子『逃避A』
  • 第25回 (1992年) - 池末満『片隅の風景』
  • 第26回 (1993年) - 上田貞子『Face B』
  • 第27回 (1994年) - 園田ゆかり『これから 94-2』
  • 第28回 (1995年) - 大沢奨『構築と破壊のむこう』
  • 第29回 (1996年) - 山崎哲一郎『地質時代(進化の証跡)』
  • 第30回 (1997年) - 長谷部惟光『道のある風景』
  • 第31回 (1998年) - 冨永真理子『作品’98-5』
  • 第32回 (1999年) - 向坂万基子『饒舌なテーブル』
  • 第33回 (2000年) - 稲毛健蔵『地動説』
  • 第34回 (2001年) - 重村幹夫『変容-祭壇』
  • 第35回 (2002年) - 松永潤二『未完の日』
  • 第36回 (2003年) - 川添千鶴子『街の一隅』
  • 第37回 (2004年) - 上田千年『赤い天使』
  • 第38回 (2005年) - 藤永郁子『菜』
  • 第39回 (2006年) - 小林孝夫『浜辺の詩・番』
  • 第40回 (2007年) - 木寺渡『荒草の詩』

過去の審査員

[編集]

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]