数学で社会を救え 東京大学大学院教授・西成活裕さん
数学で社会を救え 東京大学大学院教授・西成活裕さん
渋滞学、無駄学、群集マネジメント……。社会の難題を数学で解決する東京大学大学院教授の西成活裕さん(57)は2025年国際博覧会(大阪・関西万博)の群集管理にも奔走する。目指しているのは縦の専門性と多分野への横の広がりを持つ「T型人間」だ。
「得意分野に逃げ込むな。幅広い分野に興味を持て」
学生にはこう発破をかけています。例えば環境問題。法律、医療、教育、経済など多くの分野が関連しているので1分野の…
