「カタルシス」を含む日記 RSS

はてなキーワード: カタルシスとは

2024-10-11

ネットの女さんってS級美女の登場にA級美女が気まずくなる展開好きよね

ミスコンだかなんだかで玉◯ティナが現れて他の参加者が気まずくしてた〜ってポストして本人たちから反論されてる奴見たけど、女さんってそういうS級美女登場でA級美女が気まずくなる展開好きだよね。

A級美女が悔しそうにしてる姿がなんかカタルシスでもあんのかな。そんなことにカタルシス感じても自分ランクが上がるわけでもないのに。

anond:20241011094930

この主張にはいくつかの矛盾点や注意点があります

1. ポリコレ目的カタルシス混同:

ポリティカル・コレクトネスポリコレ)は、差別偏見表現を避けて、マイノリティへの配慮を促すための概念です。しかし、この主張では、ポリコレに対する批判が「差別を書くことで得られるカタルシスがなくなったから」と述べられており、ポリコレ本質を誤解しているように見えますポリコレ目的差別再現ではなく、差別の解消です。

2. 差別描写制限フィクションリアリズムの混乱:

差別的な状況の描写が少ないことを批判していますが、それ自体差別とされる場合もあるため、制約があるのは理解できますしかし、フィクションで描かれる設定がすべて現実に準じる必要があると考えることもまた極端です。多様な設定が存在することが、フィクションの豊かさを支えているとも言えます

3. 理想郷描写の受け入れ:

作品差別のない理想郷を描くことに不満を示していますが、これには創作自由問題が関わりますフィクションは必ずしも現実に忠実である必要はなく、理想郷差別のない世界を描くこと自体創作の一形態です。理想郷を描くことで、新しい視点価値観提供することもフィクション目的の一つです。

4. 特定作品への評価一貫性:

ムーンライト」や「マッドマックス 怒りのデス・ロード」などの作品評価される理由として差別描写存在を挙げていますが、差別が描かれていない作品に対する否定的評価基準曖昧です。作品が必ずしも差別を描くことで成り立つ必要はなく、さまざまな物語の形が存在し得ることを考慮するべきでしょう。

5. 悪役の描写に対する懸念:

悪を描くこと自体が許されないと感じているようですが、実際には悪役を描くことが禁じられているわけではなく、問題差別偏見に結びつく描写不適切である場合批判を受ける点です。悪役を描く際に、人権倫理的視点考慮することは重要です。

ポリコレが駄目になったのは、差別を書けなくなったか

個人的にはどちらかというとポリコレには賛成だったんだけど、最近は反対派の気持ちの方が分かるようになってきたんだよなー

最近ポリコレには差別がない、要はカタルシスがない

からまらないんだと思う

以前のポリコレ現実差別存在する(した)以上、フィクション作品においてマイノリティを出すならその差別を描くのが普通だったけれど

つのからかそういう表現が出来なくなった

例えば2017年アカデミー賞作品賞の「ムーンライト」は黒人ゲイの半生を描いた映画だけど

これに関してポリコレがーという叩きは全然見掛けなかったんだよ

主人公がそのマイノリティ性によって虐げられ苦悩する様子が丁寧に描かれて、設定が物語意味のあるものになっていたからだと思う

マッドマックス怒りのデスロードも、女性差別とそれに抗う様子が描かれ、設定が意味あるものになっていた

ところが最近はそういった差別のものを描けなくなってきた

例えば同性愛者の人物がその事で差別されたり思い悩んだりする描写があると作品自体差別的とされるので

異性愛と同じように扱われ、特に何の葛藤もなく幸せな話しか許されない

設定に意味を求める事はそれ自体差別であるとのレッテルを貼られる

物語中に差別がないとしても、それならばそれでそういう架空世界だとかの説明が欲しいものなんたが、あまりない

例えばディズニー最新作のウィッシュでは、中世ヨーロッパにおいて黒人アジア人障害者差別されない理想郷が築かれていたが、登場人物がそれを得難い事として感謝する様子はなく、ごく当たり前の事として享受していた

前の朝ドラの虎に翼でも、当時には珍しく女性法曹を目指す主人公侮辱虐待を受ける事はなく、もっぱら順風満帆キャリアを重ねていき、それが社会から受け入れられる

このように、最近ポリコレで描かれるのは、当たり前のように差別のない理想郷ばかりだ

そういえば先日完結した僕のヒーローアカデミアでも、悪役の博士現実731部隊が行った人体実験に関連した名前を付けていたところ海外からクレームを受けて名前を変更したという

あの辺からよくない兆しは見えていたな

悪を悪と描いて出す事すら許されなくなってしまった

2024-10-05

もうはてなコンテンツ制御無しっていうのは無理なんじゃね?

もうね、はてな有害すぎるんだが。

これがホッテントリに入ってるんだけどさ

グーグルマップ川口市役所を「クルド市役所」と表示 「寺院礼拝所」と説明も 「移民」と日本人

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.sankei.com/article/20241004-G4LDR4VDOVACFFQQV2PDHVPHLI/

 

このグーグルマップの項目いじりの悪さはずっと前からあって、日本でも恒心教やってる連中が逮捕されている。Wikipediaにも項目がある。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B0%E3%83%BC%E3%82%B0%E3%83%AB%E3%83%9E%E3%83%83%E3%83%97%E6%94%B9%E3%81%96%E3%82%93%E4%BA%8B%E4%BB%B6

というか、川口市役所の件も早速追加されてるな。

こんなもん昔からあるネット悪戯なのに産経は恰もクルド関係のような記事にしてるわけ。そしてそんな愚劣情弱向け記事を真に受けてブクマしてホッテントリ入りさせて拡散してるのがはてなーだ。いや、流石にバカじゃねーの?産経はてなも。

 

そもそも産経は昔からこの手の特殊キャンペーン記事というのをずっとやってるんだがさ、普通新聞読者はそんなおかし記事を真に受けない。

例えば1997年には国立小学校児童日の丸掲揚反対して校長と揉めるという騒動があった。背後で左翼教師が唆したのだろう。産経はこの騒動を何度も記事にして、国立には右翼街宣車が溢れた。そういう人間リーチする記事なんだな。

ところがある日、一面トップに「校長土下座要求」というどデカい題字が踊ったのだ。ではその内容は?というと校長国旗掲揚する隣で児童が騒ぎ、その一人が「土下座しろ」と調子こいて言った、と云うもの。余りのバカらしさに腰が抜けるな。「江ノ電並走自転車男性に「金だろ」と詰問」と云う記事が一面トップになるのと変わらねぇ。

その当時の産経は今みたいには程度低くなかったので呆れて購読取り止めた読者も多かったんじゃないかな。

 

まぁ要するにその手のキャンペーンを常にやっていてその記事群は新聞記事クオリティでは全くないってことやな。この辺は紙の紙面で見れば一目瞭然。但しそのクオリティ本来記事浸食するのが産経なのだが。

だがネットで見るとフラットに見えちゃうわけよ。夕刊の特集記事の柔さとか日曜版の解説記事の掘下げ力と朝刊の堅さの対比とかが消えてしまう。それで流れてくる記事をそのまま堅い記事だと考えてしまう。

そしたらそんな錯誤が発生しやすい、増幅させるWEBサービス問題があるって事だろ。この場合はてなブックマークがそれに該る。

 

毎度社会的有害デマの中心になっている

この川口クルド人のやつも元々石井孝明が一人で流布してたもので、ブクマカはそれをせっせとブクマして拡散していた。石井個人サイトを「報道機関」だと思ってたのだ。デザインがそれっぽいから。あほか。

 

コラボ批判と暇アノンの中心の一つもはてなだ。この件では尋常ではないデマ名誉棄損が垂れ流しされた。「○○弁護士活動家」とか「〇〇はナニカグループ共産党員」とか、そういうのブコメした人責任取れんのかね?暇空との訴訟が一段落したらなるちゃんやらはてなーやらが被告になる日が来るかも知れんぞ。大丈夫か?

膨大なデマや誤認のうちの0.1%理由がある(しか解釈込み)から批判は合理なんて仲間内しか通じんぞ。

 

コラボなどが東京都支援事業になっていたのは行政アウトソーシングNPO活用するのが流行からだ。バス撤退した地方ではオンデマンドタクシー交通弱者住民最後の足になっている。そのタクシーをやっているのはNPOの事が多い。78条バス(旧80条)ってやつだ。その他にも生活弱者向け「便利屋」的な業務委託が増えてきているのだ。

行政は横並びを好み流行に弱い。少し前にはPFI流行した。施設管理民間委託するスキームだ。TSUTAYA図書館とかもだし、刑務所PFI民営化したところもある。NPO委託PFIのようにしっかりとした施設が無い、もっとさな業務が充てられる。

というか、PFI流行ればどこもPFINPO委託プロジェクト流行ればどこもNPO委託なのだ。軽薄だな。プロポーザル新規事業に金を出すというスキームはこのトレンドから来ている。

でもコラボ批判ではそんな話にはならなかったな。「共産党利権だってさ。こんなのソーシャルブックマーク通じて賢くなるんじゃなくてバカになってるって事じゃん。

 

暇→性差別()

このコラボ批判の後は半年くらいホッテントリは女叩きだらけ。「性差別」と言ったら社会では女性差別の事だがはてなでは男性差別の事だwバカじゃね

弱者男子が辛くて鬱屈しているのは男性中心社会で下位ヒエラルキーに属しているからだ。だからいくら女を叩いても救われる訳がない。そんなの外部から見たら当たり前なのに本人らはトンチキな共同性を作り上げて儀式化によるカタルシスを繰り返すのだ。この半年インセル以外のユーザーはかなり逃げたのでは?だって幾ら何でも気持ち悪いもんな。

 

コロナ

その前はコロナの防疫デマだ。まずは医クラの「インフルより弱毒」「ゆっくり感染拡大して社会免疫」という話に飛びついた。そんな局面データ最初から一切無い。でも「SIモデル証明しているから」と言って憚らなかった。でもそのSIモデルについて具体的に説明できる者は誰もいない。科学と鰯の頭の区別が付いてねぇ。

次は「PCR検査をすると医療崩壊する」で検査を受けた人間を探し出しては叩き炎上させていた。

そしてその後が「PCR偽陽性が出る」。お馴染みの奴だな。

これら全て「科学的」な側にいると考えていた。これはトンデモ科学業界トンデモ医療業界でお馴染みの構図だ。更にWHOがそういう態度に関して警告を発していたにも拘らず「WHOは怪しい組織」とその時のはてなーは考えていた。すごいね

 

こんな風に何か事が起きる度に悪質なデマの中心になっていてとにかく害悪が過ぎる。もう何年もずっとだ。川口クルド問題石井産経特殊記事しか書いてない事を本気にしてるのなんてXとはてなくらいなもんだ。程度が低すぎる。

しか事故事件が発生する度に「外人犯行」とするブコメ蝟集してその解決策が「外国人渡航禁止」「財産没収」「土地取引禁止」だと。これらの書き込み会社にばれたら肩叩きされるんじゃね?

 

はてな建設コメント順位付けモデルAPIとかを使っているが、これは罵倒悪口で衆目を集める事には有効だろうが、知的背伸びした文章で程度が低くトンデモない常識外れな集合意志が醸成される事には完全に無力なんじゃないの?

こんなの放っておいたらGoogle adとか単価の高い広告代理店から切られるんじゃね?

多数の人間が書き込んで、マニュアルとか基礎知識について調べる者、提示する者が常にゼロというのは尋常じゃない。

ユーザー間の議論解決」というのはコラボ問題NPO委託を踏まえたり、コロナ検査マニュアルを読む者が一定数いる上で始めて成り立つ。いつまでも現状のまま毎度毎度デマの中心になるのを放っておくのは止めてくれ。マジで害悪過ぎる。

2024-09-30

変身ヒーロー新機軸を考えた

3話目くらいで変身できなくなるの。

仮面ライダーなら変身機構不具合が生じるとか、魔法少女だったら呪いをかけられるとか。

最終話の一つ前くらいで変身機構が復活して、それまでのうっぷんを晴らすように敵をなぎ倒すの。

カタルシスがすごいと思う。

2024-09-29

対策委員会編三章はなぜエデン条約編になれなかったのか

一言で言うなら時代がそれを許さなかった。

……という冗談はさておき、対策委員会編三章は先生の負傷による一時的退場、アツコ救出・列車砲の停止に並行してミカ・ホシノが精神的な問題暴走する等と似通った部分がある。二番煎じであるがゆえ、後発の展開はまさに時代が許さなかった…と言える部分もある。しかし後先の問題ではない差異存在する。

 

先生排除方法に関して

(そもそもここも実際何をしたか明言されていないのだが)地下生活者先生の肉体の脆さを攻めるにあたって、シャーレの直接爆破を選択し、これはプラナによって防がれている。おそらく後にプレナパテスとなった先生はコレによる負傷でシロコ*テラ誕生まで昏睡しており、物語上の位置付けとしてはプラナがリベンジを果たしたシーンではある。

これに対してエデン条約編三章では調印式の会場にミサイルが撃ち込まれた際、シッテムの箱の防御に過負荷がかかったことで後のシーンでサオリに銃撃されるという流れになっている。

地下生活者の爆破とミサイルによる爆破は性質が違う攻撃(実際にヘイロー破壊する爆弾など、特殊効果を持つ攻撃手段はあるので)という可能性もあるが、見た目上は先発の描写では爆破の後襲撃して排除しようとしているのに、後発の描写では爆破のみにとどめて追撃しておらず、一見すると詰めが甘いように思える。

これに関しては地下生活者の敗因として、多少の問題チートによるアドリブ解決してしま性質と初手でフランシス排除してしまったせいで先生情報を共有できなかった、というのがあり、手段差異に限って言えば時間をかけて領地と手駒を用意したベアトリーチェと対極的なプレイングになっただけだとは言える。それでもどうしても後発である以上、シャーレ爆破によって危機感を煽るのは失敗している感が否めない。

 

先生排除によってもたらされた展開

エデン条約編三章では先生の不在にあたって、混迷する事態に立ち向かう補習授業部メンバーの姿が描かれる。アリウス出身であるアズサはサオリ達を止めるため単身立ち向かい、ヒフミはそんなアズサを止めようとするし、ハナコサクラコに託された代行としてトリニティ内での事態収拾を図り、コハル自分にできることを探し回った末にミカを助けようとする。

この補習授業部の努力は個々人の結果としては実を結ばず、アズサは一時的撤退余儀なくされ、ヒフミは置いていかれてしまい、ハナコは拘束されかけ、コハルもまた先生の到着が遅れたら危ない状況だった。しかあくまで直前まで個々人でこなしていた努力はまったく無意味ものではなく、先生フォローによって歯車が噛み合い、反撃に転じていく。

対策委員会編三章ではどうか。単身突撃しようとするホシノに対してノノミを除く全員でかかって返り討ちに遭う。それだけである。補習授業部のメンバーがアリウス出身、行動力、知略、勇気と優しさと役割分担が為されているのと同様、肉体的に強いシロコ、ネフティスの人間であるノミ、ブレーン役のアヤネ、情に厚いセリカという形になっているにもかかわらず、である

その後先生が復帰した際には、先程まで先輩に対する反骨芯に燃えていたアヤネがポッと出てきた提案に飛びついて、そのまま全員先生配下の戦力として状況に振り回されているだけになってしまう。おまけにアヤネ生徒会長プレジデントに一蹴されて自分でも向いてないと辞退し、ノノミ実家の件は執事の乱心がよくわからないまま処理されて流され、セリカに至ってはコハルのような見せ場のひとつも貰えていない。シロコが生徒会の谷で親越えを果たしかけるのが唯一活躍と呼べる活躍だ。

ホシノを孤立させるためだけの展開にしかなっていない。

 

エデン条約編四章と生徒会の谷周りの構成に関して

ベアトリーチェに囚われているアツコを救出する目的で動くアリウススクワッドと先生に並行し、ミカ暴走するのがエデン条約編四章である。アリウススクワッドは前章において敵対していた集団であり、物語の途中途中で彼女たちの過去描写される。そこにセイアの件で暴走したミカが激突し、彼女の今に至るまでの足跡も開示されていく。

対して対策委員会編三章では、ホシノの後追いで後輩メンバーが追いかけるだけで、ホシノ側はバックボーンがよく分からないまま終わったスオウとの中身のないバトルをした後、後輩達と戦い、シロコに根負けした後地下生活者に話をひっくり返されてお流れになる。初期から実装済みのキャラクターであるがゆえ、アリウススクワッドやミカに比べて掘り下げ描写余地が無いというのはそうなのだが、新キャラであるスオウに関しても意味不明のまま終わってしまい、いい雰囲気になりかけていた対話も結局キャンセルされてしまう等中身のない尺稼ぎパートのような印象が残る。

エデン条約編に比べてホシノ一人の描写に終始しており、対策委員会メンバー列車砲の件よりも何よりホシノを止めたいという動機で動いている。結果として、ミカを止めたいけど今はそれどころではないというエデン条約編に対して、対策委員会編はホシノ一人が我慢すれば終わるし、一人を止める目的で一致しているのにどうしてここまで後手後手に回っているのかという印象になってくる。

 

ミカvsサオリ、ホシノvsヒナに関して

アツコの救出に関してに限って言えばミカシナリオ上のお邪魔キャラにはなるのだが、サオリとの対決は物語上重大な意味を持っている。サオリとの対話によってミカ自分最初動機を思い出し、他人自分同様に尊重することを学び、それが他人他人として拒絶する洗脳を行ってきたベアトリーチェへのカウンターとなり、キリエを歌うに至る。

ホシノとヒナのバトルは演出が豪華なだけで物語上の意味は何もない。一応、真実事実差異に関しての先生台詞から推測するとホシノの真実ヒナ事実という対立軸はあるのだが、ホシノがぜんぜん正気ではない上真実がどうこうと言えるのはユメと邂逅した後の話であり、本当にミカとサオリのような対話は一切なく、ホシノがスオウやシロコと連戦した上で戦い、結局ヒナ列車破壊して決着を濁すといった結果が分かり切った勝負しかない。時計じかけのパヴァーヌにおけるネルVSトキのような、ギミックを用いた演出の熱さすらも無い。この後はセト討伐で協力するぐらいしか描写はないのだが、後輩やシロコ*テラーを差し置いてエピローグのスチルまで貰っている。

ホシノとヒナに関しては素材は良いのだからもっとちゃんとした過程があるのならば応援たかったのが正直なところだ。しかしあまりに何も無いまま結果だけいい雰囲気になっているので、虚無度は顔カプに近くないかと思ってしまう。

 

テラー化から復帰するホシノとの精神対話に関して

ここに関しては本当に順序が悪いと思っている。後輩からの呼びかけを拒絶し、先輩と邂逅し別れて、いい感じの曲と共に先輩がいない後輩との二年間を思い出し戻ってくる……という流れなのだが、ユメと別れた後に後輩からの呼びかけが無いせいでなんか吐き出してスッキリたか自力で帰って来たような様子になってしまっている。せめて先輩と別れた後、後輩のみんなと言葉を交わし合って、暴走して振り回した件もここで謝って、先輩に見送られながら復活する……というような流れであれば後輩の扱いに関して思う部分は薄かったように思う。

 

対策委員会編三章の根幹要素に関して

結局三章は何がしたかったのかというと、既に分かり切っている動かしようのない事実に向き合う話を延々やっていたのだが、それは結果の分からない物語に比べて丁寧さが要求される方向性のように思う。前提が覆るからカタルシス生まれる。ホシノのテラー化をいくら死人を生き返らせるようなもの連呼したところで、急に出てきた説明しかないし、ユメは普通の死因で死んでいて復活なんかはありえないけどホシノは帰って来たよ、と言われても事前に低くしたハードルを越えただけの話にしか思えない。こうなるぐらいであれば、ユメの死因は特殊ものにしてアビドスへ舞い戻らせ、ケイアヤメも同様に帰還する可能性を示唆でもしていた方が良かったのではないだろうか。

総じて可能性に満ちた素材を今後の余白を失くした上で投棄したような描写に思えてしまう。

2024-09-23

ノーメイク解放

アラサーにもなるとメイクで顔をバチバチに作り込むのが日常になるんだけど、翻ってノーメイクで外を歩く時の解放感がすごい

もうなんていうか、着なきゃいけない服を一枚脱ぎ去って歩いてるような気持ち

もしかしてこれ、露出狂カタルシスと同質なんだろうか…?それならおっさんメイクするといいよ、ノーメイクになるだけで半裸気分になれるから

おすすめ小説を教えてほしい

昨今は平凡な小説が多すぎる

プロットに凝ればいいと思ってる雑な作品ばかり

小説というのは、言葉技術であり芸術

小説しか表せないような、言葉で物を語りながら言葉自体を語るようなカタルシスをもたらしてくれるもの

俺はそれを小説と呼んでいる

映像化できる小説は全て二流だ

凡夫のような小説ではなく、小説らしい小説を教えてほしい

2024-09-20

暇空の裁判とお前らはなんの関係もないで?

これ何度も言ってるんだけどさ

暇空が敗訴したからって、お前らがすごいことには1ミリもならないからな?

あんまりカタルシス感じんなよ

気持ち悪いな

2024-09-16

catan_coton バンビーノの作者がマンガワンで連載中の寿エンパイアバンビーノの胸糞悪い要素を削ぎ落として結果、児島兄貴という名キャラも生まれた傑作だけど、今また作者の心の土屋が出てきてて読者が戦々恐々としてる…

わろたwwwwwww

土屋いまでも覚えてるわwwwww

当時連載で追ってたけどマジで胸糞悪くなるだけでカタルシスもなんもなくてそのうち読まなくなったわ

2024-09-13

anond:20240913125855

あるよ、退職するときに感じた

「ああ、やっと辞められるんだ……!」ってカタルシス

2024-09-08

うちの猫喧嘩する度Tシャツを破いてた

うちには猫が二匹いて、基本的には仲良し。

なんだけど、たまーに本気でやり合うときがある。

最初はただのじゃれ合いで、遊んでるだけだなーって思って見てるんだけど、ある瞬間から「ㇷ~!シャー!」って、本気モード突入してしまう。

で、そうなったら私の出番。

Tシャツに着替え、YouTubeを開いて曲を流す。

デーデデ、デーデ!

曲に乗って、私は猫たちの前に颯爽と登場するわけだ。

二匹の前に行くとまずは筋肉アピールから

続けて腕をくるくる回して耳に添え、猫たちのご機嫌を伺う。

すると猫たちは、「なにこいつ…?」って感じでこっちをじっと見つめてくるんだ。

大体これで喧嘩ストップするんだけど、たまーに、それでも喧嘩を続けることがある。

その時は最終手段。私が「ンアァアアーーっ!!」って叫んで全力でTシャツを破くんだ。

これでたいてい、猫たちは「え、やばっ」ってなって、ピタッと喧嘩をやめる。

こういったことを繰り返していると、最近BGMが鳴り始めた瞬間から猫たちがそわそわしだすんだよ。

「あ、また来るな」みたいな顔してさ。すぐに喧嘩を止める。

もちろんいいことなんだけど、Tシャツが破けなくなって少し寂しくもある。

あのTシャツを破ったときカタルシス…あれがたまに恋しくなったりもするんだ。

2024-09-07

エイリアン・ロムレス見てきた

ネタバレは、まあ、あるような無いような。

1作目と2作目の路線を正統に引き継いだ感じの、期待通りのエイリアン映画だった。

しかし、原典に忠実すぎるのもなかなか困る物だと思った。

とにかく意外性が全く無い。

目新しいのは冒頭の植民星位のもので、(まあそれも、ブレードランナー確立された、宇宙舞台ゲームで見飽きるほど見た近未来デイズトピア光景たが、)宇宙船に舞台が移ってからは、セット使い回してんのかというくらい見慣れた光景が展開される。

光景だけでなく、起きる事も見慣れている。

思えばエイリアンの造形・生態は、1作目当時から革新的で完成度が極めて高かっただけに、目新しいものを見せるのには全く不向きなのだ

さらフェイスハガーやゼノモーフの生態や造形を変えられないのである

その結果どうなるかというと、どんな怪物が潜んでるのか、登場人物がとうやって死ぬのか、大体読めてしまうのである

まるで、同じトリックを使ったミステリを読んでるかの如しである

なろうラノベのような既視感である

しかも、これだけ原典に忠実な続編(新作と言うより、本当に続編という感じである)を作っておきながら、戦力的に主人公側が話にならないほど弱いせいで、1作目や2作目にあった『戦うか逃げるか』の葛藤もない。逃げ一択である。やっぱ、エイリアン野郎オブクラッシャー存在感出さんと魅力を十全に出せないのだなあ。

特に、2作目にあった『周到な準備をしてきたけど、ミスって戦力激減』みたいな状況悪化カタルシスもない。状況は最初から最悪であり、主人公側は最初から戦闘力ほぼなしである

しかも、人数が少ないので、あんまし殺戮カタルシスもない。「このキャラエイリアンのこの能力見せるために死んだか」って感じで、一人ずつ丁寧に死んでいく。

2作目のように「この子死ななきゃ良いな」ってキャラも居ないし、「このキャラが死んだら困る」というような強キャラもいないので、誰が死んでも割とどうでも良い感が漂ってるし。(そもそもキャラ思い入れが出来るようなエピソードが全く無い。全キャラモブである

「お前、それはやめろぉ!」というような展開もない。(正確には、そういう展開もあるっちゃあるのだが、やらかしてんのが死んでも良いようなチンピラだし、そいつがやらかさなくても状況は元々最悪だったか特に何かが悪化してるわけでない。)

つーわけで、一人ずつ消されていっても悲壮感や絶望感が全く無い。

エイリアンの見せ方はこの路線で正解だとは思うけど、そうは言ってももうちょいヒネっても良かったんじゃないかなあ。

つーか、宇宙舞台ホラーは、エイリアンが切り拓いたとはいえ既にデッドスペース等の秀逸なゲームによって正しく進化拡張されているので、

今更続編出しても仕方なくなっているのだなあ。

このジャンルでは、映画ゲームに勝てないと思った新作だった。

2024-09-05

主にアビドス三章とプロジェクトKVについて

色々と情報錯綜しているプロジェクトKV関連について、内情に関する不確定な情報に関しては正直何とも言えない。

ただ一連の話の中でクリエイターは良い物さえ作ってくれれば構わない、という意見を見ることがある。これに関しては問題の内容にもよると思うのだが、出された物で評価するのであればライターの方が最後に携わった対策委員会編三章に関しても作った物であるし、アニメテキスト差し替えがあったイベント等への影響等も同様に評価するべきではないか

 

まず、対策委員会編三章に関して

ストーリーの根幹部分は本当に良かったとは思う。クジラのように息を止めていた=本音吐露できないでいたホシノ(アニメ水族館回のシロコとの会話より)が先輩に弱音を吐いた上でこれからも進んでいく覚悟をしたし、シロコ*テラーやプラナは自分たちが元いた世界では守れなかった人たちを守ることができた。最終編の続編的なストーリーとしては本当によかったと思う。

 

ただ、気になる箇所がいくつかある。これが単に尺や締切の問題ならまあ仕方ないとは思う(明らかに話数が多く、可能な限り設定にケリをつけようとしたことは分かるので)。ただ退社と新プロジェクト立ち上げの一連の流れを見ていると、その描写に関して何か含みがあるような気がしてしまう。

 

私募ファンド、ネフティスの執事さん、プレジデント対立のくだり

この辺りに関しては敵対者コロコロ変わるし執事は心変わりしたかと思うと反省してフェードアウトするし、プレジデント大人のやり方というわりに子供の癇癪めいた方法で話を反故にする。

この辺りは直近のイベント等でちゃん説明すれば協力してくれるアクアパークのオーナー反省してサオリを気遣ってくれるようになるDJ等が出てきていたのもあって、アビドス関係だけこうなの?となってしまう(エデン条約編三章〜四章のトリニティモブトラブル担当にされていたので、モブNPC性格が悪いのはライターの手癖なのかもしれないが)し、エピローグにも居たこともありコレがアビドスの生徒にとっての今後の隣人かぁ…と思うとなんとも言えない。

アニメや最終編でノノミ描写から実家問題の掘り下げを期待していたので肩透かしを喰らったのが正直なところだ。シナリオ単体だとそのくらいなのだが、退社の件と合わせて考えるとプレジデントとのやり取りは退社のきっかけとなる社内でのトラブルが元になっているのではないか…?という疑念が湧いてしまう。もちろんそんな明言はされていないし、退社の経緯に関しては知る由もないのだが。

 

シロコ*テラーがみんなの武器を捨てるシーンに関して

スチルを見た時の第一印象は捨て方が雑すぎないか…?というところで、ホシノがユメと言葉を交わして前に進む=きちんとお別れをする、大切な人を弔うというのがこの章の話であるなら、尚更砂漠に打ち捨てるのではなく、綺麗に埋めるとか溶かして別の武器にするとか、やりようはあったと思う。

果たして乱雑に打ち捨てる必要性があったのか、古巣を離れることに対する表現だとすると切り捨てられた感があるし、お話のコアになるキャラクター大事なシーンに変な文脈が乗ってくるのは正直かなり嫌な気持ちになる。

 

地下生活者に関して

今回の章での先生結論は、本当にざっくりした纏め方をすると大人として自分が今やれることをやる、というものだった。それに敵対する存在が、子供のように癇癪を起こし、無敵の空間から一方的に何の責任も負わず干渉し、チートめいた現実干渉本来あり得ない現象を起こすというのは対比がバッチリと決まっていたと思う。

だがその上で、どこまでが地下生活者仕業で、どこまでがそれぞれのキャラクターの動きなのかがハッキリ説明されておらず、よく分からない。先述の私募ファンド執事プレジデントに関して、心変わりが早すぎるのもあり、この辺りは操作されていたんじゃないか?と予想することはできる。朝霧スオウの挙動も、プレジデントを裏切って以降はホシノの強さ(キヴォトス最高の神秘としての、ゲマトリア視点のホシノの解釈しか見ていない様子で、地下生活者台詞呼応して動いているので何かしら干渉されているのは間違いない。ホシノへの精神干渉がどの程度なのかは分からない。テラー化直前かもしれないし、三章の合間に頻繁にホシノの回想が挿入されるのはこの時点で干渉を受けていて夢と現実認識曖昧になっていたのかもしれない。

しかし実際どこからどこまでがキャラクター本人の挙動なのかは明言されない。自己顕示欲の塊ゆえに全部説明してくれたベアトリーチェや暗躍しているシーンをキッチリ映している申谷カイなど、方向性の違う黒幕でもどこからどこまでが黒幕仕業でどこが本人の問題なのかはわかりやすかったのだが、単純に説明不足だ。

先生の爆破というファンコミュニティではさんざんアロナバリア無効化されてきた手段意気揚々と繰り出してきたり(よりにもよってそこで一旦シナリオ更新ストップするし)、先生の指揮の人数制限問題に関しても制約解除決戦以前からストーリー戦闘内で操作不可の味方が援護してくれる演出なんかもあったわけで、先生が打倒するにあたってのカタルシスが異様に弱かったように思う。対比構造とかモチーフにこだわるあまり動かし方が稚拙ではないだろうか。

メタ的な攻めをするわりに解釈が雑ですぐ癇癪を起こす大人なのに子供みたいなキャラクター、というとファンコミュニティでたまに見かける過激ユーザー揶揄しているようにも思える。先生への攻撃に関してもファンコミュニティでたまに発生する死ネタ・負傷ネタ風刺であるがゆえこういう手段になったのかもしれない。二次創作へのお気持ちで作られたキャラ造形、と言ってしまうのはさすがに邪推が過ぎるだろうが、ゲマトリアというメタ的な属性を与えられている立ち位置を考えればプレイヤー元ネタになるのも自然な話だし、それ自体別に良いと思う。しかユーザーの層を考えると、ある種の「チー牛」的な属性キャラを繰り出すのは不用意すぎるし、最後に関わったシナリオでそのキャラを地下へと追い返して退社というのはちょっと危険メッセージ性が生まれてこないだろうか。

ただ問題キャラクター設定よりもむしろシナリオ上での動かし方で、地下生活者が三章においてもたらしたもの説明不足なゴチャついた展開と列車砲やセトなどの扱いに困って途中で流れでサクッと処理した設定ばかりで、ホシノやシロコ*テラーの苦悩と決断など、三章の良かった部分とは関りが薄い。シロコ*テラーとプラナとは元の世界悲劇に関して因縁があるわけだし、アビドスの問題を一段落させたうえでプレナパテスの関係者メインできちんと対決するお話を用意してあげてもよかったのではないか

表現したいことがあるならそれでいいと思う。けれど実際何がしたかたかそもそもどこまでやらかしてるのかが分かりにくいし、ユーザーへの不快感の表明だけが文脈としてハッキリしてしまうのだとしたら、ちょっとさすがにどうなんだという感じだ。

 

朝霧スオウに関して

よくわからないといえば朝霧スオウだ。エピローグでの出番を見る限り確実に何か彼女彼女で設定がある筈なのだが、ホシノの台詞の通り本当に何だったのかよくわからないまま終わってしまった。最初対立関係にあると言われてたノゾミとヒカリ対策委員会との交渉時には遠ざけようとしていたり、ノノミ誘拐時には思うところがありそうだったり、なんやかんやノゾミとヒカリが助けているあたりホシノへの執着だけのキャラではないのは確かだろう。

ただ結局地下生活者がどこからどこまで操っていたのかわからないので、対策委員会編三章の動向だけでは本当によく分からないとしか言いようがない。雷帝関連が今後掘り下げられることもあり、シェマタ建造ぐらいの時期の話に関わってくるのかもしれないが……。

ただまあ思い返せばエデン条約編三章でも先の話を知らないとアツコを傷つけられて激怒するサオリのシーンなどはどの口で言っているんだ、と捉えられても仕方のない描写だったりするし、先のシナリオで裏事情を明かすキャラに関して事前には特にフォローが無い描き方をしているだけなのかもしれない。

 

セトに関して

ホシノのテラー化のついでに副産物のような形で出てきて、ホシノが復帰した後は何故か地下生活者切り札のような扱いになって、なんか凄いらしいけどそのまま倒されたのでよくわからなかった。

セトに関しては戦闘フィールド名前元ネタから明らかにアビドスに関係するボスとしてデザインされているし、新規コンテンツとして無からまれボスではなく三章実装にあたってデザインされたボスだろう。

それが新規コンテンツボスとしてはあまり歓迎された仕様ではなく、シナリオ的にもホシノの復活ついでに処理されているのは単に要素が渋滞したせいなのか、それともわざとなのだろうか。どちらにしろ無茶振り的な実装で調整不足なボスだと思う。

 

ホシノとヒナの対決に関して

スチルもアニメーションも潤沢な頂上決戦……の割には直前でホシノがシロコに一度競り負けているし、決着としても列車破壊による無効試合なので、演出は凄いのに脚本上の盛り上がりからは妙にズラされている。

ホシノの話に終始すると暗くなってしまうので派手なバトルでバランスを取ろうとしたのかもしれないが、心情的にそれどころではないタイミングで熱いバトルをされても集中できないというのが正直なところだし、その本人を巻き込んでるとなると尚更だ。

ヒナに関してはホシノのテラー化直前の台詞回しに関して、事実に即した言葉淡々提示して諭そうとしている。これは単にシナリオ上の都合の台詞ではなく、水着衣装のボイス等から推定するとヒナというキャラクターが確かな事実を礎にして動いており、不確定なものが苦手であるがゆえ、こういう台詞回しになっているわけだ。

事実真実に関する話はクライマックスでも再度言及されるわけだが、今回の章を経てホシノが辿り着いたのが真実であり、ヒナ重要視しているのは事実である。おそらくはこの対比関係を前提にした上でホシノとヒナをぶつけたかったのだろうが、戦闘時のホシノは絶賛迷走中で、ヒナゲヘナ編のシナリオがまだ来ていないので、関係煮詰まってないけどスケジュール的に不可能なのでとりあえずノルマでバトらせたようなバトルだ。正直なところ現状の描写だけではアニメで謎に往年のライバルキャラみたいな扱いをされていたシロコとアルと大差無い関係性だと思う。

頑張っていることを認めてくれると嬉しい、人助けが生きがい、確固たるものが心の拠り所……という、今は先生が適切な距離感で接しているので安定しているものの、ヒナ精神性はもともとコミュニケーション不安を覚えやすい子のそれだ。そういう部分でヒナの人柄を見て仲良くしてるキラキラ部の二人やまあ……偏愛を向けてるアコちゃんあたりの、頑張りとかが関係ない人間関係大事になってくる気がするのだが、その辺りは来たるゲヘナ編に期待したい。

 

後輩の成長に関して

ホシノを止めるために雨雲号を持ち出したり生徒会長立候補したりと、アヤネの凄さを感じさせるシーンが幾つかあったわりに、普通にそのまま撃退されたりプレジデントには発言無効にされたり結局会長職は返上したりとなんというか不憫描写が多かったように思う。

セリカに関してはあまりにも派手でスケールの大きいシナリオと相性が悪かったように思う。アニオリの水族館回でのノノミへのフォローなど、日常パートだといい立ち回りができるだけにもう少しなんとかしてあげてほしい。

今回の章で後輩メンバーたちがしっかり成長してしまうと、ホシノの未練が無くなってしまうので後輩の力で助ける・問題解決するというストーリーにしにくかったのだろうという推測はできる。だが見せ場を作った上でそれに水を差す形で否定する、という見せ方をする必要はあったのだろうか?

 

ユメに関して

ホシノの物語登場人物としては特に文句は無いのだが、プレイヤー視点としては先生として世界観測するゲームで、生徒には無限可能性があると示したのと同じ口でどうすることもできないと言うのは果たしてどうなのか。

全てを許してくれる聖母のような立ち位置先生として庇護すべき生徒を配置した上で、先生には責任がないと許してもらう(しか先生と会話したユメは本編の状況を何も知らず、先生とホシノと三人でアビドスにいるパラレル存在だ)のは些かグロテスクな構図に思える。ヒナの件も後出し列車砲の件で招集した、という描写で「先生は地下生活者と違って自分の生徒同士を将棋の駒みたくぶつけるようなことはしませんよ」と説明してるわけだが、そこを説明するより地下生活者干渉範囲ネタばらしとかもっと描写するところがあったんじゃないかと思う。

どうも三章は生徒に対する先生よりも「シャーレの先生」という立ち位置世界の命運を左右する存在としての在り方に寄った描写が多く感じた。描きたいお話と相性が悪かったんだろうか。でもまあ確かに最終編でアリスが命を賭けるシーンとかもプレイヤーとしては分かった上で生徒を送り出してるわけだし、セカイ系先生概念が相性悪いという話なのかもしれない。

ユメの死因に関してはそんなに明確に言及する必要があるか? と思うのだが、動いてないのに暑いよのミームへのカウンターとして描写したという説がどうもあるらしい。眉唾な話ではあるが仮にそういう意図だとすると三章完結後の現在、露悪要素のない二次創作に対して面白がってユメの死因をネタにしたコメントを書き込んで不謹慎大喜利をする風潮がミームの代わりに蔓延っているのだが、果たしてこれが望んだ光景だったのだろうか。結局ネタバレや不謹慎な内容を避ける流れでホシノサクサク代替としてバズったりしていたし、ミームは変わらず蔓延り、残ったのは悪ノリキャラを愚弄して面白がる空気感だけ。

しかギャグパートシリアスパートで同じ台詞がぜんぜん違う文脈になる、というのはブルーアーカイブお家芸なので何かしらの目的でわざとやってるのはそうなのかなぁとは思う。

ミームの件も合わせて考えると自分シナリオ以外で動かされるのが嫌だったから完全に死人として扱ってるんじゃないかと思わないでもない。そういう都合でキャラクターの結末が歪められたとしたら、三章の根幹部分のお話の受け取り方も変わってくる。

 

対策委員会編二章とエデン条約編の焼き増しではないか

対策委員会編に関しては正直初期のストーリーということもあるし、ホシノをメインに据えた話をするにあたってストーリーラインが似通ってしまうのは仕方ないのかもしれない。そこはおそらく三章の問題ではなく一章二章の方が未来でやる話と被ってしまった、というのが正しいのだろう。

ただ、先生の負傷による一時的退場でその間に加速する情勢、精神的に不安定な強い生徒が暴れてるけどそれとは別に対処しなきゃいけない問題がある、という構図はエデン条約編三章と四章そのままの構造だ。対策委員会編だけならまあホシノの問題は二章では何も解決していないから…と言えるのだが、これに関しては単に話のレパートリーが少ないだけではないだろうか。

本筋以外の部分はスケールが大きいが列車砲+スオウやカイザー軍勢は裏で片付けられているのもあり、ワンパターンを外そうとして派手な設定を入れ、結局扱い切れずに諦めた感もある。頻繁に挿入されてるスチルもこの後負けて即落ちするんだよな…とかカッコつけてるけど後輩の静止振り切って突っ走ってるだけなんだよな…と、シナリオを合わせて見ると微妙感想になるものが多く、手間と内容が釣り合っていない。

 

最近イベント

細部が気になるのは退社とプロジェクトの件だけが原因ではない。直近のイベントストーリーでは出来ている部分が出来ていないからだ。

ーve Alive!ではアイリ意図勘違いしながらもがむしゃらに手を伸ばすメンバーの姿が見られたが、このイベントでのアイリがいなければスイーツ部が存続する意味がない、という言葉こそ対策委員会編三章でユメの意思を継ぎアビドスの為に自分犠牲にしようとしていたホシノに対して、目的否定より何より先に掛ける言葉であったのではないか

say-bing!ではコノカ副局長の立ち回りがブルーアーカイブの根幹となるコミュニケーションであったように思う。カンナにとって大事ものを本人の意図関係なく尊重し、しかアクアパークから帰ってきたカンナが楽しそうだった理由はよく分かっていない、というのは他人はどこまでいっても他人である、だけどそれでも、という古則への回答そのものだ。

seaside outsideでは、人殺し教育しか受けてこなかったような生徒に居場所はあるのかという問いに対してアリウススクワッドのメンバーがそれぞれのやり方で他人と関わる様が見られ、彼女たちにも居場所はあるのだということが示唆されていた。栗浜アケミとそれを慕うスケバンが出てきたのが象徴的で、道を外れた生徒でも受け入れてくれる人がいるというお話を立体的に表現していたように思う。

月下夢騒に関しては続きがある以上結論は出せないし、実質的卒業済みの生徒=大人であるカイの処遇に関しては大きな不安が残る。しかし、黒幕であるカイが何を仕組んでいるかは明白であり、カグヤの暴走もキサキ門主就任仕事が手順を無視してのカイの追放だという部分を加味すると山海経の生徒がキサキ Permalink | 記事への反応(1) | 19:52

2024-08-31

金持ちは怒らない、というよりも怒りや切るタイミング理解はしているがそれが適切な場所が限られてくる為怒るという選択肢を取らなくなってくる。だからよくよく聴いたら無茶苦茶キレてる、そういうところは超過してて切り離す段階にしているけど怒鳴ってない、切り離してないだけだったりすることもある。

から、怒りがないとかいボケッとした人間に対しての話ではない。怒りや危険要素をちゃん認識していなければ人間は避けることをしなくなるから

それ故にすぐ怒る人はどちらかと言えば勿体無いのだ。

その怒りを抱えて抱えて、適切なタイミングで怒りの発散の札を切れたのならただ怒鳴るよりもカタルシス実益に満ちた出来事がやってくるのに、

ただ怒鳴ってしまう、暴れてしまうせいで相手被害者にしてしまったり、物的破損などで損益を被り、変な言い訳をしなければまともよりの精神性を保てなくなってしまうから

金持ち程怒らせたら怖い奴らはいなくて、むしろその怒りをちゃんと金に変えてこれた奴らだからこそ怖い訳で

怒りを知らないのではなくて、怒るという手段を選ばないってだけだったりする。

から怒るだけでなんとかなる帝国があるならその帝国ではそのように生きるだろう。

少なくともムカつくのだから

2024-08-26

進撃の巨人が好きじゃない

ファンが好きじゃない

自分は内容は途中まで読んで飽きて、完結してからストーリーネタバレだけ読んだ口。巨人が実はスパイだったというあたりで陳腐さを感じて飽きてしまった。

しかし飽きただけでそれまでは好き嫌いとかそういう気持ちはなかった。また、内容についてはほとんど詳しくない。

ただしばらくしてミーム化された進撃の巨人の語録を使う人のことを生理的に受け付けなくなった。

ネットミーム日常ドヤ顔で使う人が気持ち悪いのもあるし、バカの一つ覚えのように使っているのが印籠のひけらかしのように見えて権威主義的なところがあるなあと思うからかもしれない。

ファン層についての観察

こう言うと偏見だが進撃の巨人が好きな層は現実トラップされている人間たちが多いのではないか

行き場のない牢獄の中で暮らしていて、何者かわからない人間たち(巨人マーレ人)に支配されているような感覚

から解放される瞬間は、陰謀論見出した瞬間に近いはずだ。「そうか!そうだったのか」のような。

そうしたファンは、操られていた自分主人公たちに投影して、不思議な力・眠っていたすごい力を喚び起こし世界蹂躙するところにカタルシスを覚えていそうだ。

日常生活に大きな不満がある層に見える。物語構造追放系やルサンチマンなのかなと思う。

いわゆるアニオタへの偏見

とはいえ自分意見が非常に偏っていることは十分承知している。

ただ今のところ進撃の巨人が好きという人間や、そのセリフを使う人間でまともな人間を見たことがない。

自分もけっこう昔はアニオタだったから多少の理解はできるが、アニメ世界のすべて・日本のすべてのように話されるとげんなりする。

排除したいとかそういうわけではないが、大人同士なら話題のチョイスとしてはちょっと勘弁してもらいたいなと思う。

進撃の巨人という存在のものが嫌いになった

おそらくこれは坊主憎けりゃ袈裟まで憎いなんだろうが、進撃の巨人という作品まで嫌いになってしまった。

嫌悪感がある。「進撃の巨人が好き」という人を見ると好感度マイナススタートになる。理性で抑えているがたぶん隠しきれていない。

作者の諫山さんのこと(今始めてググって知った)は別に嫌いではないが、出身を見て「あぁ、さす九か。納得」と思うぐらいには進撃の巨人に対していい印象がない。

おわりに

何かプラスの印象になるような要素があればおしえてください。

たぶん作品自体は悪くないし、ファンも全員が全員酷いわけではないと思うので。

2024-08-21

anond:20240821143618

でも最高のカタルシス恋愛と感動と冒険と一体感を詰め合わせたゲームってなんかやりたくなくね?

2024-08-19

呪術◯戦は読者サービスが足りてない

今やジャ◯プの柱の一つとなっていると言っても過言ではない呪術◯戦。

話は間違いなく面白いし、キャラも(好き嫌い別れそうなやつもいるが)魅力的だと思う。

だけど読んでてなんとなく違和感があるというか、モヤモヤすることが多い。他のレジェンド級のジャ◯プ作品に一歩及ばないような印象だった。

何故だろう?と考えてたけど、最近わかった。

読者サービスが足りない



言い方が正しいかからないが、こうとしか言えない。

元々シリアス世界観作品に何を求めているのか、と言われそうだがそういうことでは無い。決して、お色気シーン的なものを指しているわけでは無いのだ。

物語を読んでいると、読者は登場人物のそれぞれから、それぞれの印象を受ける。

なんとなく好感を持つキャラ、なんとなく苦手に感じるキャラ主人公好意的ないいやつ、逆に嫌なやつ…といった感じ。

それらを作者は意図的提供し、ヘイトコントロールすることが必要になる。

これはいわゆる”鬱漫画”でもそうだ。

なんとなく好感が持てるキャラやいい奴ばかりを酷い目に合わせていても、殆どの読者は離れていってしまう。

読者が求めているのは「鬱々とした面白いストーリー 」であり「善人が酷い目に会う話 」では無いからだ。

そして、呪術◯戦はどうだろうか。

ジャ◯プ作品である以上、結局読者が求めているのは努力・友情・勝利だと思う。

しかし、呪術◯戦の戦闘を振り返ってみると、

味方の損失、敵が信条を語るシーンや主人公サイドに嫌がらせ(?)を行うシーン等が目立ち、スッキリした勝利・甘美な勝利が少ないように思える。

敵を倒した!!!仇もとった!!!スカッ!!!


なシーンが少ない。例え勝てても敵に逃げられたり、真◯なんかは敵の強化に使われてしまう。

敵に勝つにあたって、主人公側が被った損失と、得られた勝利釣り合っていない。むしろ基本的に敵に有利な終わりとなる。読者の心情的には。

ここら辺がモヤる原因なのだと気がついた。

こういう展開なのはご都合主義にしたくないとか、作者に色々な考えがあってのことだとは思う。

しか個人的には「これって読者を喜ばせるために描いてなくね? 」という感想になるのだ。

そういう意味での、「読者サービスが足りない 」である

ずっと攻撃され続けて負けて、やっと勝ったと思ったら逃げられ、追い詰めてようやくトドメを刺しても、特に何もない…。むしろ主人公側ひいては人類側に大きなダメージが残る…。

うーん…。なんだかなあ。

呪霊とはそういう悪質なものだ、というコンセプトなんだろうけど、魅せ方があるのではないか…。少年マンガだし、主人公側が勝って得られるカタルシスは大きいものであってほしい。

まああくまで「ほしい 」という願望であって、ただの個人ワガママである

この作品貶める意図はない。好みじゃない部分がある、というだけ。

文句は言いつつも最新刊まで全巻持ってるし。

ただこの気づきを書き残しておきたかっただけ。

2024-08-17

欲望快感再現できる才能

30代後半の散歩趣味おっさんだが、人より秀でていると思っている点が一つある。

それは「既知の感覚妄想再現できる」という才能だ。

甘いものを食べた時の快感も、セックス気持ちよさも、運動が極まった時のランナーズハイも、妄想しただけで、あたかも今それを体験たかのような快感実体験することができる。

音楽を聴いた時の快感や、物語を読んだ時のカタルシスも容易に再現できてしまう。

最初からそういう気質はあったのだと思う。

小学生のころ、友達の兄の部屋からかっぱらってきたエロ本を読んで失神したことがある。

大学生のころ、高級なレストランで数万円のステーキを食べた時、1時間くらい涙が止まらなかった。

感受性が高いのか、それとも快感に対する免疫が弱いのか、原理はよくわからないが、俺はいから妄想しているだけでその快感を感じられる体になってしまった。

もちろん、いいことばかりではない。

妄想はふとしたきっかけで始まるので、映画を見た時などは登場する空間匂いやら食べ物の味やらが手当たり次第に再現されるし、

悪意のある言動にも敏感に反応するのでネットなどを迂闊に見ようものなら海に潜ったような窒息感が止まらなくなってしまう。

この現象コントロールする鍵は「歩く」という行動だ。

全身全霊をかけて歩いている時、俺は自由妄想することができる。

味わいたいものを味わい、見たいものを見て、感じたいものを感じる。

歩いている時の俺はあらゆる快感享受することができる。

しかし、それは「一度でも体験したことのある快感なら」という制約がつく。

から俺は一度は何でもやってみる習慣がついた。

変な食べ物も一度は食べるようにしてるし、つまらなそうな漫画も一通り読むし、人が引くような高級車も一度は買ったし、このためだけに好きな人と付き合ってセックスをした。

一度経験してしまえばあとは楽だ。全て脳内でカタがつく。すっぱり手を引いて身軽に生きられる。

この才能を人に言ったのは生涯で数回しかないけど、みんな俺を人外扱いした。

ネットの人たちはどう思う?

2024-08-13

お盆おすすめ!なろう・カクヨム小説7選

選定基準

チートなし(あっても使用条件が厳しい)

ハーレムなし

追放ざまぁなし

ステータスオープン!なし

奴隷モミ少女(買ったら超強い)なし

強敵だらけ

アルマーク ~北の剣、南の杖~

https://ncode.syosetu.com/n9407fu/

連載中

なろう版ハリー・ポッターと言われた剣と魔法ファンタジー

編集者の口出しとイラスト化による読者のイメージ固定を避ける為、ある程度ストーリーが進むまで書籍化コミカライズを断り続けた作品

特に「魔術祭編」はこれまでに読んだなろう作品の中ではトップクラス

半年間も更新がないのは残念だが、アルマークとウエンディの過酷運命の旅に同行してほしい。

狼は眠らない

https://ncode.syosetu.com/n3930eh/

完結済

辺境の老騎士 バルド・ローエン」でおなじみの作者による作品

骨太世界観武器魔法アイテムや薬の細かい設定が楽しい

ヒロインの成長が楽しみ。

職員転移先生たちのサバイバルと、会議と、恋愛と、謎と、いろいろ~

https://kakuyomu.jp/works/16817330651238395614

連載中

なぜ異世界で呼吸できるのか、なぜ異世界温度が適温なのか。なぜ異世界魔法名や人名地球っぽいのか、そもそもなぜ転移するのか。

そんな疑問にひとつの回答を示した作品ネタバレ厳禁!

登場人物が非常に多く、しか名字、下の名前あだ名で呼んだりするので最初は苦労するが、ハマれば間違いなくおすすめ

作者は元小学校教諭なので学校に関する専門用語に詳しくて面白い

主人公には厳しい試練の連続だがぜひ読んでみてほしい。

獣の見た夢

https://kakuyomu.jp/works/1177354054888930318

連載中

通常、なろうカクヨム評価ポイントを狙うには少ない文章量で更新頻度を増やすのが基本。

(一話ごとにポイントが入るし、読者も付いていきやすい)

それを無視した多い文章量で更新頻度も安定しないがカクヨム10,000点突破した作品

チートも無いし、強敵だらけだし、普通に敗走するけど、ダークファンタジーの中では超おすすめ

濁る瞳で何を願う ハイセルク戦記

https://ncode.syosetu.com/n6680gq/

連載中

主人公はただの一兵卒

モブ死ぬが主要人物は間一髪助かる、なんてことはない。いっぱい死ぬ

ラノベの表紙は可愛い女の子ヒロイン)が必須だが、あまりにも死にすぎるのでモブ女子が表紙に大抜擢。

もちろんすぐ死ぬ。(いっぱい死ぬのでネタバレになってないので安心してください

戦場で少しづつ強くなる(でもいっぱい死ぬ作品が読みたいならおすすめ

サラリーマンの不死戯なダンジョン

https://ncode.syosetu.com/n7246cy/

完結済

作者は「自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮彷徨う」「村づくりゲームNPCが生身の人間しか思えない」で絶好調の昼熊氏。

氏はシリアスコメディの差が激しいが、これはもっとシリアス寄り。

会社員がたった一人で何回も死に戻りしながら試行錯誤する作品、そりゃあコミカライズ打ち切りになりますわ……。

クラス転移したひきこもり、僕だけシステムゲームと同じなんですが・・・ログアウトしたら地球に帰れるみたいです

https://kakuyomu.jp/works/16816700427057496202

完結済

よくあるクラスメイト全員転移して…と思いきや意外な展開。

作者のこたろう文庫氏はこれに限らずプロットを良く練った上で書いているので、序盤の展開に違和感を持ったまま脱落する読者が多いのが残念。

感想欄に「この主人公にはついていけない。もう読むのやめます」とか書かれる)

その分、後半のカタルシス気持ちいいのだけど、web小説では難しいのだろうか。

ダークファンタジーを中心に選んでみたけど、お盆で暇だったら読んでみてくれよな!

そしてみんなのおすすめも教えてくれ!(チートハーレム以外)

2024-07-23

やっと、しかのこしたんを見始める

疲れたので今期はアニメを見る生活をしようと思う。笑える作品があると良いんだが

毎日辛いので何かを見て笑わないとやっていられない

(そう思ってバラエティを見ているのだがあまり笑えない。芸人純粋ネタを見ればいいのだろうが、集中して見ちゃうので「ながら見」が出来ず日常とは合わない)

笑えなくても何かカタルシスになる様なアニメ作品希望。グリムガルみたいなやつがいいなあ

2024-07-09

みじめな、既婚女にはもっとSNS愚痴を言ってほしい

おれのことを学生時代蛆虫のように扱ってきた美女たちが、顔はいいけど家事を一切しないモラ夫と結婚して不幸になっているのは気持ちがいい。カタルシスを感じる。

2024-07-08

anond:20240708174941

前年とれなかった全国金を取るのを目標にして3期、久美子の3年が始まったのに

久美子がオーディションに勝って全国のソリを取るところにカタルシスを持ってきたら

全国金取れましたっていうのがおまけになってしまうんよね

2クールあれば地区大会後の尺がもっと取れたんだろうけど、1クールでは全部が早回しすぎた

久美子と真由の本心の見えない心の交錯にあまりに傾倒しすぎたせいで、

真由は上手い!麗奈とも息を合わせられる!久美子敗北!からの逆転!ついに北宇治ひとつにまとまった!そして念願の全国金でハッピーエンド

みたいなイージーな展開にできなくなってしまい、最後最後までくみまゆを引っ張ることになってしまったのがユーフォ3期

2024-07-02

anond:20240701173215

兄弟たちも楽しいし、カタルシスもあるし、泥棒悪漢ギャングどもピストル鉄砲撃ち合いだ、みたいなリズムの良い文章があちこちに出てきて印象に残る

2024-07-01

netflixドラマ the8show ドラマ備忘録

ネタバレしか含まないので未視聴の方は読まないことをおすすめしま

三階 ペジン

30代の青年投資詐欺によって巨額の借金を追い、漢江身投げしようとしていたところにショーの招待を受ける。

「冒瀆」と言わしめた彼のダンスシーンには、爆笑

時々滑稽なところもあるが、物価を暗記していたり、最終的にはゲームを終わらせる機転を利かすなど頭は悪くないキャラクター

自ら一線を越えようとする性格ではないので、彼のシーンは安心して見れた。

「平凡な青年の役」はかなり難しい役だと思うので、演じたリュジョンヨルさんに拍手

八階 サラ

借金まみれのアーティスト

気分屋で、一瞬の享楽のために、残酷なことをやり尽くす美女彼女が八階になってしまったのが運の尽き。もちろん、彼女がいないとこのドラマ面白くない。

次に何をしでかすかわからないエキセントリックなところが非常に魅力的。

私は食事中にドラマを見ていたので、彼女提案した不眠拷問のシーンは、思いっきり食欲をなくしたが…

演じたチョンウヒさんは「スマホを落としていただけなのに」で拝見しており、役が違いすぎて驚く。

七階 パクジョンミン

映画監督お金必要な経緯は不明だが、新しい映画制作費のため?

理性的なので、個人的に一番好きなキャラクター

エピソード5の彼が「殴れ!」といったシーンが、カタルシスを感じてよかった。

それだけに、足を銃で撃たれたシーンは不憫

ただし、三階にちゃっかり投票していたり、上層階に支配されている間残酷ゲーム提案していたのは彼だったので、善人というわけでもない。

演じたパクジョンミンさんは、「地獄が呼んでいる」で拝見していたので、役が違いすぎてまたも驚く。

一階

サーカス劇団員。娘の高額な治療費自分生命保険で補うために、事故に遭おうとしていたところショーに招待される。

優しい性格なだけに、虐げられてきた怒りも強かった。一番お金に狂わされたキャラクター

イントロ火だるま男性のシーンがあるんですが、あれは最終話伏線だったんだな。

二階

職業不明お金がない患者の手術費の肩代わりのため、ショーに参加。

参加の動機から分かるように、正義感が強く、勇敢なキャラクター一見暴力的だが、参加者の中で最大の良心

四階

練習生、現駐車場誘導員?馬鹿にした同級生を見返すために、ショーに参加?

最終話葬式でも、「上層階の人は来ませんね」

とわざわざ言うなど、一貫してずるい。

でも、八階や七階ほど頭は回らないし、六階ほど力も強くないので金魚のフン状態

一階が「部屋を交換したい」と言わなければ、拷問に手を貸し続けていたと予想できるので、かなりのエゴイスト

五階

看護師。冷え切った夫婦関係を癒すために出会った男に、全財産を貢いでしまう。献身的性格作品の中で仇となる。

愛情深いが、感情的なために冷静な判断ができないという印象。彼女判断から起きるストーリーの転換は、本当に最悪だった。

得た賞金で、また他の人に貢ぐ羽目にならないといいが…。

六階

違法賭博で失墜した元野球選手中古車販売店で暴力事件を起こしたこときっかけで、高額なお金必要になる。

やくざ者。毎話誰かをボコボコにしていたが、最終的に腰の骨と睾丸を損傷しているので、因果応報はきっちりと受けた模様。

ストーリーについて

展開が読めず、非常に面白かったです。

イカゲームに似ているとの声もありますが、ほとんど似ていません。

イカゲームよりも、もっと残酷で、メッセージ性が強いですね。

「観客を楽しませれば時間が増える」というルールが妙でした。

主催者は謎なままですが、ラストは綺麗に締めたので、気にならなかったです。

エンディングを見るに、機会があればシーズン2を作りそうですが、どうなるかな。

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん