宮古島地方気象台
表示
宮古島地方気象台 | |
---|---|
宮古島地方気象台 | |
種別 | 地方気象台 |
管轄区域 | 沖縄県宮古島地方 |
所在地 | 沖縄県宮古島市平良字下里1020-7 |
座標 | 北緯24度47分42秒 東経125度16分41秒 / 北緯24.79489度 東経125.27816度座標: 北緯24度47分42秒 東経125度16分41秒 / 北緯24.79489度 東経125.27816度 |
リンク | 宮古島地方気象台 |
宮古島地方気象台(みやこじまちほうきしょうだい)は、沖縄県宮古島市にある地方気象台。宮古島地方(宮古諸島)を管轄する。沖縄気象台の管轄下にあり、地上気象観測、地域気象観測(アメダス)、生物季節観測からなる気象観測業務、予報業務、地震・津波業務、防災・広報業務を行っている[1]。
業務
[編集]宮古地方は、1959年(昭和34年)の9月の宮古島台風、1966年(昭和41年)9月の第2宮古島台風、1968年(昭和43年)9月の第3宮古島台風、2003年(平成15年)9月の平成15年台風第14号をはじめ、台風によって大きな被害を受けることが多く、気象観測は宮古島地方気象台にとって特に重要な業務である。
地域気象観測については、宮古空港及び下地島空港に空港出張所、多良間島に航空気象観測所、城辺に地域雨量観測所が設置されている[2]。
生物季節観測では、日本各地の気象台で行われているもののほかに、ミヤコマドボタルの初見、イワサキクサゼミやミヤコニイニイゼミの初鳴、サシバの南下初見、ヒカンザクラの開花や満開、デイゴやリュウキュウコスミレの開花といった、宮古地方に特徴的な生物の観測を行っている[3]。
沿革
[編集]- 1937年(昭和12年)10月28日 - 中央気象台宮古島測候所として創立[4]。
- 1939年(昭和14年)11月1日 - 宮古島測候所となる[4]。
- 1950年(昭和25年)1月1日 - 琉球政府所管となる[4]。
- 1959年(昭和34年)9月 - 宮古島台風。日本の観測史上第2位(観測当時は第1位)の最低中心気圧908.1hPaを観測。
- 1965年(昭和40年)8月1日 - 宮古島気象台となる[4]。
- 1966年(昭和41年)9月 - 第2宮古島台風。日本の観測史上第1位の最大瞬間風速85.3m/sを観測。
- 1968年(昭和43年)9月 - 第3宮古島台風。日本の観測史上第4位の最大瞬間風速79.8m/sを観測。
- 1972年(昭和47年)5月15日 - 沖縄の本土復帰に伴い、宮古島地方気象台に改称[4]。
- 2003年(平成15年)9月 - 平成15年台風第14号。日本の観測史上第4位の最低中心気圧912.0hPa、第7位の最大瞬間風速74.1m/sを観測。
観測所
[編集]アメダス
[編集]- 凡例
- 〇は観測項目
観測所名 | 所在地 | 観測要素 | 備考 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
降 水 量 |
気 温 |
風 | 日 照 |
気 圧 | |||
宮古島地方気象台 | 宮古島市平良字下里1020-7 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |
城辺地域気象観測所 | 宮古島市城辺字新城 | 〇 | |||||
鏡原地域気象観測所 | 宮古島市平良字下里 | 〇 | 〇 | 〇 | 宮古航空気象観測所(宮古空港内に設置) | ||
下地島域気象観測所 | 沖縄県宮古島市伊良部字佐和田 | 〇 | 〇 | 〇 | 下地島航空気象観測所(下地島空港内に設置) | ||
中筋地域気象観測所 | 宮古郡多良間村中筋 | 〇 | 〇 | 〇 | 多良間航空気象観測所(多良間空港内に設置) |
震度
[編集]- 宮古島市平良下里(宮古島地方気象台)、宮古島市平良西仲宗根、宮古島市城辺福北、宮古島市平良池間、宮古島市伊良部国仲、宮古島市上野新里、宮古島市伊良部前里添、多良間村塩川
地震
[編集]- 宮古島、沖縄城辺、池間島、伊良部島、多良間島
潮位・津波(検潮所)
[編集]- 平良