はてなキーワード: 残滓とは
「……来るな、言うたやろがババタレが」
天下茶屋の街外れにある廃倉庫、彩光窓から差し込む遠い街のネオンの残滓がシマキンとキー坊の影を浮き上がらせる。
シマキンが尼崎へ進出してきたミナミのヤクザ者と抗争を始めた──そんな噂が神戸を駆け巡ったのが一週間前。
しかし実質島木個人軍であった騎士団は本物の極道に蹴散らされ、それを庇ったシマキンは拉致され…慰み者にされていた。
事態を知った熹一はR国から舞い戻りヤクザたちを一蹴、ついに彼を救い出した。
「ワシはお前のわろとる顔が好きなんやで…ワシも嬉しいてハッピーハッピーヤンケ」
「ハハ…懐かしいセリフじゃ。……ほいだらとっとと去ねや…尼崎の島木のこんな姿…恥晒しじゃ」
血と、ヤクザの排泄物で汚れた顔を俯かせてシマキンは言う。しかしキー坊はその体を抱き寄せ、躊躇いなく口付けた。
「お嫁さんがええカッコ抜かすな…ワシはあんたが好きや、どんなに汚れてもお前はワシの女神様なんや」
いつの間にかしんしんと降り始めた細雪が二人を邪魔する見知らぬ街の騒音から廃倉庫を遠ざけ、全てを覆い隠すように夜空を白く染め抜いていった。
古城の一室。空気は濃密で、まるで呼吸するのを躊躇うかのように重く、深紅のベルベットは光を貪欲に吸い込み、室内を不道徳なまでの薄闇に閉ざしていた。トリニティは、黒曜石が汗をかいたかのように鈍く光るテーブルの前に、逃れられない運命のように座らされていた。皿の上には、完璧すぎて悪夢的なチョコレートケーキ。漆黒のグラサージュは粘性を帯びた光を放ち、添えられた深紅のベリーは熟れすぎた傷口のようだ。それは呪われた聖遺物のように蠱惑的で、視線だけで精神の鎧を剥ぎ取り、剥き出しの本能を直接焼くような、危険極まりない引力を放っていた。
対面の男、メロビンジアンは、猫のようにしなやかな動作で脚を組み替え、トリニティの魂の奥底まで見透かすような、冷たく愉悦に歪んだ視線を送っていた。指先がワイングラスの曲線的なふくらみを、まるで生きているもののように撫でている。「どうした、マドモアゼル。ただの0と1の虚構だ。だが君の肉体の奥底、最も渇いている場所が、これを求めて叫んでいるのが聞こえんかね?」
彼の声は、低く、湿り気を帯びた響き。それは鼓膜を震わせるだけでは終わらない。皮膚の下を這い、神経線維に直接触れ、脊髄をぞくりとさせるような、侵食的な親密さがあった。トリニティは革のコートの下で、内臓が冷たく収縮する感覚に耐えながら、かろうじて背筋を保っていた。ネオとモーフィアスは、この迷宮のような城で、別の形の拷問を受けているのかもしれない。分断され、試されている。この男は「原因と結果」の鎖を操り、生物としての最も原始的な衝動――生存本能、支配欲、そして理性を焼き切るほどの快楽への渇望――を弄び、その破綻を観察することに神にも似た悦びを見出すプログラムなのだから。
「あなたの歪んだ好奇心を満たすために、私はここにいるわけじゃない」トリニティの声は、鋼のように硬く響かせようとしたが、語尾が微かに掠れた。
「歪んでいる、かね? 私からすれば、快楽を拒絶する君たちの方がよほど歪んでいるように見えるが」メロビンジアンは喉の奥で、粘つくような笑い声を立てた。「これは好奇心ではない。実証だ。君という、あの『救世主』をも堕としかねない女が、このコード化された『原罪』の味にどう反応するか。このケーキはね、かつてマトリックスの深淵で狂気に触れたプログラムが、存在そのものを溶解させるほどの『絶対的な受容』を強制的に与えるために創り出したものだ。口にした者は、自我という檻から解き放たれ、快楽の奔流の中で形を失う」
彼は、毒蛇が獲物を狙うように、ゆっくりと銀のフォークを差し出した。その先端が、微かな光を反射して鋭く光る。「さあ、味わうがいい。君の信じる『意志』とやらが、この甘美な暴力の前で、どれほど無力か」
トリニティはフォークを睨みつけた。ザイオンの灰色の現実が、このケーキの放つ圧倒的な色彩と官能の前で、急速にリアリティを失っていく。これは単なる誘惑ではない。それは魂への侵犯であり、存在の根幹を揺さぶる冒涜であり、抗いがたいほどに甘美な汚染だった。
「……やめて」声にならない囁きが漏れた。
「やめろ、と本気で言っているのかね?」メロビンジアンは、トリニティの瞳の奥に宿る、恐怖と好奇心の危うい共存を見抜いていた。「君がネオと交わす熱、肌と肌が触れ合う瞬間の電流、互いの存在が溶け合うかのような錯覚…それらと、このケーキがもたらす、理性の枷を打ち砕き、存在の深淵にまで届く絶対的な感覚の津波と、一体何が違う? どちらがより深く、君という存在を根こそぎ満たすと思うかね?」
彼の言葉は、鋭利な楔のようにトリニティの自己認識を打ち砕こうとする。ネオへの愛、それは彼女の全てのはずだ。だが、その愛を構成する身体的な渇望、触れられたい、一つになりたいという根源的な欲求は、このケーキが約束する、境界線なき快楽の暗い魅力と地続きなのではないか?
息詰まるような沈黙。トリニティの心臓が、肋骨の内側で激しく打ちつけている。メロビンジアンは、獲物の最後の抵抗が潰えるのを待つ捕食者のように、静かに彼女を見つめていた。
「一口でいい。舌の上で溶かすだけでいい」彼の声は、もはや囁きではなく、脳髄に直接響く命令のようだ。「君自身の身体が、魂が、この快楽の前にどのように崩れ落ちるのか、共に観察しようではないか」
抗えない衝動。それはもはや好奇心ではない。自己破壊への、暗い引力。あるいは、この男の言う通り、自分自身の最も深い場所にも、この禁断の味に呼応する闇が存在するのかもしれないという、絶望的な確信。
彼女は、まるで操り人形のように、震える指でフォークを握りしめた。指先は燃えるように熱いのに、背筋には冷たい汗が流れていた。ケーキにフォークを差し込む。それは熟れきった果肉のように柔らかく、濃厚でむせ返るような香りが、トリニティの理性を麻痺させた。
息を殺し、ほとんど無意識のうちに、フォークを唇へと運んだ。メロビンジアンの目が、爬虫類のように細められた。
舌に触れた瞬間、トリニティの意識は爆散した。それは味でも感覚でもない。存在の根幹を揺さぶる、甘美な暴力。脳髄を直接鷲掴みにされ、強制的に快楽の回路を開かれるような衝撃。全身の筋肉が弛緩し、腰が砕け、内側から込み上げるような熱い波が下腹部から全身へと広がっていく。呼吸は喘ぎとなり、視界は赤と黒の閃光で明滅した。思考は完全に停止し、自己の輪郭が溶け出し、ただただ押し寄せる快楽の奔流に身を委ねるしかない、絶対的な受動性。それは恐怖と恍惚が混じり合った、底なしの奈落へ落ちていくような感覚だった。ネオの顔も、ザイオンも、自由への戦いも、全てがこの圧倒的な「今」の前では意味をなさなかった。制御できない痙攣にも似た震えが、彼女の身体を支配していた。
「…………感じるかね? コードが君の存在を……書き換えていくのを」メロビンジアンの声が、快楽の霧の中から、悪魔の囁きのように響いた。
トリニティは、どれくらいの時間が経ったのか分からなかった。喘ぎながら、かろうじて目を開けると、世界が歪んで見えた。快楽の余燼が、まだ身体の深部で燻り、疼き、微かな痙攣を引き起こしている。だが、その焼け野原のような意識の片隅で、消し炭のような意志が、弱々しくも瞬いていた。
(違う……これは……私を壊すものだ)
この快楽は絶対的だ。抗う術はない。だが、それは外部から与えられた、魂のない侵食だ。ネオと分かち合う、痛みさえも愛おしいと思えるあの繋がり、互いの欠落を埋め合うような一体感とは、本質的に異次元のものだ。あれは築き上げるもの、これは破壊するもの。
彼女は、全身の力を振り絞り、震える手でフォークをテーブルに落とした。カラン、という乾いた音が、異常なほど大きく響いた。口の中に残る、濃厚で背徳的な甘さは、もはや快楽の残滓ではなく、魂に刻まれた汚点の味だった。
「……あなたの……勝ちかもしれないわね」声は掠れ、ほとんど息のようだった。だが、瞳には、地獄の淵から生還した者の、狂気にも似た光が宿っていた。「でも、私は……これを選ばない」
彼女はメロビンジアンを睨み据えた。その視線は、折れてはいない。「あなたがどれほど深く私を侵食しようと……私の選択までは奪えない」
メロビンジアンの表情から、全ての感情が消え、能面のような無表情が浮かんだ。彼はトリニティの言葉の意味を咀嚼するように数秒間黙考し、やがて微かに唇の端を上げた。それは嘲笑とも感嘆ともつかない、奇妙な表情だった。「……興味深い。実に興味深い反応だ。快楽という絶対的な力の前に、なお『選択』を主張するか。その非合理性、その矛盾こそが、人間という存在の…あるいは君という女の…核心なのかもしれんな」
トリニティは、壁に手をつきながら、ゆっくりと立ち上がった。足元がおぼつかない。食べかけのケーキは、まるで彼女の魂の一部を抉り取ったかのように、テーブルの上で静かに、しかし不吉な存在感を放っていた。
「……これで、終わりにして」懇願するような響きが、彼女の声に混じった。
メロビンジアンは、ワイングラスに残った液体をゆっくりと飲み干した。「ああ、今日のショーは、な」彼は立ち上がり、トリニティのすぐそばまで歩み寄ると、彼女の耳元で囁いた。その声は冷たく、蛇のようだった。「だが、勘違いするなよ、マドモアゼル。この味は、もう君の一部だ。君の細胞が、君の神経が、君の魂の最も深い場所が、これを記憶した。それは消えない刻印だ。これから君がネオを抱く時、あるいは一人で闇の中にいる時、不意にこの感覚が蘇るだろう…そして君は、自分が本当に何を求めているのか、自問することになる」
トリニティは何も言えず、ただ彼を睨みつけることしかできなかった。そして、よろめきながらも背を向け、部屋を出た。城の廊下の冷気が、火照り、そして今は冷え切った肌を刺した。身体の奥底で、まだあの甘美で冒涜的なコードの残響が、疼き、蠢いているのを感じた。それはもはや単なる記憶ではない。彼女の中に植え付けられた、異物であり、毒であり、そして抗いがたい誘惑の種子。
彼女の胸の内には、ネオへの想いと自由への渇望が、以前よりもさらに切実に、しかし同時に、この新しい闇によって汚染されたかのように複雑な色合いを帯びて燃えていた。あのケーキの記憶は、彼女の存在に深く食い込み、おそらく生涯、彼女を内側から苛み続けるだろう。それに抗い続けること、その疼きと共に生き、それでもなお「自分」であり続けること。それが、彼女に課せられた新たな戦いであり、彼女が「リアル」であることの、あまりにも重い代償なのかもしれなかった。彼女が歩き去るその後ろ姿には、以前にはなかった深い影が、まとわりつくように落ちていた。
古城の一室。空気は濃密で、まるで呼吸するのを躊躇うかのように重く、深紅のベルベットは光を貪欲に吸い込み、室内を不道徳なまでの薄闇に閉ざしていた。トリニティは、黒曜石が汗をかいたかのように鈍く光るテーブルの前に、逃れられない運命のように座らされていた。皿の上には、完璧すぎて悪夢的なチョコレートケーキ。漆黒のグラサージュは粘性を帯びた光を放ち、添えられた深紅のベリーは熟れすぎた傷口のようだ。それは呪われた聖遺物のように蠱惑的で、視線だけで精神の鎧を剥ぎ取り、剥き出しの本能を直接焼くような、危険極まりない引力を放っていた。
対面の男、メロビンジアンは、猫のようにしなやかな動作で脚を組み替え、トリニティの魂の奥底まで見透かすような、冷たく愉悦に歪んだ視線を送っていた。指先がワイングラスの曲線的なふくらみを、まるで生きているもののように撫でている。「どうした、マドモアゼル。ただの0と1の虚構だ。だが君の肉体の奥底、最も渇いている場所が、これを求めて叫んでいるのが聞こえんかね?」
彼の声は、低く、湿り気を帯びた響き。それは鼓膜を震わせるだけでは終わらない。皮膚の下を這い、神経線維に直接触れ、脊髄をぞくりとさせるような、侵食的な親密さがあった。トリニティは革のコートの下で、内臓が冷たく収縮する感覚に耐えながら、かろうじて背筋を保っていた。ネオとモーフィアスは、この迷宮のような城で、別の形の拷問を受けているのかもしれない。分断され、試されている。この男は「原因と結果」の鎖を操り、生物としての最も原始的な衝動――生存本能、支配欲、そして理性を焼き切るほどの快楽への渇望――を弄び、その破綻を観察することに神にも似た悦びを見出すプログラムなのだから。
「あなたの歪んだ好奇心を満たすために、私はここにいるわけじゃない」トリニティの声は、鋼のように硬く響かせようとしたが、語尾が微かに掠れた。
「歪んでいる、かね? 私からすれば、快楽を拒絶する君たちの方がよほど歪んでいるように見えるが」メロビンジアンは喉の奥で、粘つくような笑い声を立てた。「これは好奇心ではない。実証だ。君という、あの『救世主』をも堕としかねない女が、このコード化された『原罪』の味にどう反応するか。このケーキはね、かつてマトリックスの深淵で狂気に触れたプログラムが、存在そのものを溶解させるほどの『絶対的な受容』を強制的に与えるために創り出したものだ。口にした者は、自我という檻から解き放たれ、快楽の奔流の中で形を失う」
彼は、毒蛇が獲物を狙うように、ゆっくりと銀のフォークを差し出した。その先端が、微かな光を反射して鋭く光る。「さあ、味わうがいい。君の信じる『意志』とやらが、この甘美な暴力の前で、どれほど無力か」
トリニティはフォークを睨みつけた。ザイオンの灰色の現実が、このケーキの放つ圧倒的な色彩と官能の前で、急速にリアリティを失っていく。これは単なる誘惑ではない。それは魂への侵犯であり、存在の根幹を揺さぶる冒涜であり、抗いがたいほどに甘美な汚染だった。
「……やめて」声にならない囁きが漏れた。
「やめろ、と本気で言っているのかね?」メロビンジアンは、トリニティの瞳の奥に宿る、恐怖と好奇心の危うい共存を見抜いていた。「君がネオと交わす熱、肌と肌が触れ合う瞬間の電流、互いの存在が溶け合うかのような錯覚…それらと、このケーキがもたらす、理性の枷を打ち砕き、存在の深淵にまで届く絶対的な感覚の津波と、一体何が違う? どちらがより深く、君という存在を根こそぎ満たすと思うかね?」
彼の言葉は、鋭利な楔のようにトリニティの自己認識を打ち砕こうとする。ネオへの愛、それは彼女の全てのはずだ。だが、その愛を構成する身体的な渇望、触れられたい、一つになりたいという根源的な欲求は、このケーキが約束する、境界線なき快楽の暗い魅力と地続きなのではないか?
息詰まるような沈黙。トリニティの心臓が、肋骨の内側で激しく打ちつけている。メロビンジアンは、獲物の最後の抵抗が潰えるのを待つ捕食者のように、静かに彼女を見つめていた。
「一口でいい。舌の上で溶かすだけでいい」彼の声は、もはや囁きではなく、脳髄に直接響く命令のようだ。「君自身の身体が、魂が、この快楽の前にどのように崩れ落ちるのか、共に観察しようではないか」
抗えない衝動。それはもはや好奇心ではない。自己破壊への、暗い引力。あるいは、この男の言う通り、自分自身の最も深い場所にも、この禁断の味に呼応する闇が存在するのかもしれないという、絶望的な確信。
彼女は、まるで操り人形のように、震える指でフォークを握りしめた。指先は燃えるように熱いのに、背筋には冷たい汗が流れていた。ケーキにフォークを差し込む。それは熟れきった果肉のように柔らかく、濃厚でむせ返るような香りが、トリニティの理性を麻痺させた。
息を殺し、ほとんど無意識のうちに、フォークを唇へと運んだ。メロビンジアンの目が、爬虫類のように細められた。
舌に触れた瞬間、トリニティの意識は爆散した。それは味でも感覚でもない。存在の根幹を揺さぶる、甘美な暴力。脳髄を直接鷲掴みにされ、強制的に快楽の回路を開かれるような衝撃。全身の筋肉が弛緩し、腰が砕け、内側から込み上げるような熱い波が下腹部から全身へと広がっていく。呼吸は喘ぎとなり、視界は赤と黒の閃光で明滅した。思考は完全に停止し、自己の輪郭が溶け出し、ただただ押し寄せる快楽の奔流に身を委ねるしかない、絶対的な受動性。それは恐怖と恍惚が混じり合った、底なしの奈落へ落ちていくような感覚だった。ネオの顔も、ザイオンも、自由への戦いも、全てがこの圧倒的な「今」の前では意味をなさなかった。制御できない痙攣にも似た震えが、彼女の身体を支配していた。
「…………感じるかね? コードが君の存在を……書き換えていくのを」メロビンジアンの声が、快楽の霧の中から、悪魔の囁きのように響いた。
トリニティは、どれくらいの時間が経ったのか分からなかった。喘ぎながら、かろうじて目を開けると、世界が歪んで見えた。快楽の余燼が、まだ身体の深部で燻り、疼き、微かな痙攣を引き起こしている。だが、その焼け野原のような意識の片隅で、消し炭のような意志が、弱々しくも瞬いていた。
(違う……これは……私を壊すものだ)
この快楽は絶対的だ。抗う術はない。だが、それは外部から与えられた、魂のない侵食だ。ネオと分かち合う、痛みさえも愛おしいと思えるあの繋がり、互いの欠落を埋め合うような一体感とは、本質的に異次元のものだ。あれは築き上げるもの、これは破壊するもの。
彼女は、全身の力を振り絞り、震える手でフォークをテーブルに落とした。カラン、という乾いた音が、異常なほど大きく響いた。口の中に残る、濃厚で背徳的な甘さは、もはや快楽の残滓ではなく、魂に刻まれた汚点の味だった。
「……あなたの……勝ちかもしれないわね」声は掠れ、ほとんど息のようだった。だが、瞳には、地獄の淵から生還した者の、狂気にも似た光が宿っていた。「でも、私は……これを選ばない」
彼女はメロビンジアンを睨み据えた。その視線は、折れてはいない。「あなたがどれほど深く私を侵食しようと……私の選択までは奪えない」
メロビンジアンの表情から、全ての感情が消え、能面のような無表情が浮かんだ。彼はトリニティの言葉の意味を咀嚼するように数秒間黙考し、やがて微かに唇の端を上げた。それは嘲笑とも感嘆ともつかない、奇妙な表情だった。「……興味深い。実に興味深い反応だ。快楽という絶対的な力の前に、なお『選択』を主張するか。その非合理性、その矛盾こそが、人間という存在の…あるいは君という女の…核心なのかもしれんな」
トリニティは、壁に手をつきながら、ゆっくりと立ち上がった。足元がおぼつかない。食べかけのケーキは、まるで彼女の魂の一部を抉り取ったかのように、テーブルの上で静かに、しかし不吉な存在感を放っていた。
「……これで、終わりにして」懇願するような響きが、彼女の声に混じった。
メロビンジアンは、ワイングラスに残った液体をゆっくりと飲み干した。「ああ、今日のショーは、な」彼は立ち上がり、トリニティのすぐそばまで歩み寄ると、彼女の耳元で囁いた。その声は冷たく、蛇のようだった。「だが、勘違いするなよ、マドモアゼル。この味は、もう君の一部だ。君の細胞が、君の神経が、君の魂の最も深い場所が、これを記憶した。それは消えない刻印だ。これから君がネオを抱く時、あるいは一人で闇の中にいる時、不意にこの感覚が蘇るだろう…そして君は、自分が本当に何を求めているのか、自問することになる」
トリニティは何も言えず、ただ彼を睨みつけることしかできなかった。そして、よろめきながらも背を向け、部屋を出た。城の廊下の冷気が、火照り、そして今は冷え切った肌を刺した。身体の奥底で、まだあの甘美で冒涜的なコードの残響が、疼き、蠢いているのを感じた。それはもはや単なる記憶ではない。彼女の中に植え付けられた、異物であり、毒であり、そして抗いがたい誘惑の種子。
彼女の胸の内には、ネオへの想いと自由への渇望が、以前よりもさらに切実に、しかし同時に、この新しい闇によって汚染されたかのように複雑な色合いを帯びて燃えていた。あのケーキの記憶は、彼女の存在に深く食い込み、おそらく生涯、彼女を内側から苛み続けるだろう。それに抗い続けること、その疼きと共に生き、それでもなお「自分」であり続けること。それが、彼女に課せられた新たな戦いであり、彼女が「リアル」であることの、あまりにも重い代償なのかもしれなかった。彼女が歩き去るその後ろ姿には、以前にはなかった深い影が、まとわりつくように落ちていた。
無理やり擁護や、無理やり世代間対立煽りにAI使ってくるやつめんどくさ。時間置かずに投稿されたほかの二つも、おおかた同じ増ちゃんでしょ?
その辺の問題にきちんと関心があるのなら、パプちゃんのちょっと賢い版の回答でも参考程度に読んどいて。つーか、AIに尋ねればいくらでも詳しく教えてくれるよ。
現代日本の世代間格差に関する総合的分析:労働環境・経済状況の変遷と相互認識の相克
本報告書は、現代日本の若年層と氷河期世代の間で顕在化している世代間格差問題を多角的に分析する。近年の労働市場データと学術研究を基に、経済状況の実態、相互認識のズレ、構造的要因を検証し、単純な世代間対立を超えた課題の本質を明らかにする。特に、賃金動向・雇用形態・社会保障制度の相互連関に注目し、両世代が直面する課題の共通性と差異を体系的に整理する。
厚生労働省「賃金構造基本統計調査」によれば、2019年から2024年における20~24歳の所定内給与は10.3%、25~29歳では9.5%の上昇を示している1。この数値は表面的には若年層の待遇改善を印象付けるが、詳細な分析が必要である。30~34歳では5.8%、35~39歳4.8%と上昇率が鈍化し、50~54歳に至っては3.0%のマイナスとなる1。このデータは、企業が新卒採用時の初任給を引き上げる一方で、中堅層以降の人件費抑制に注力している実態を反映している。
総務省「労働力調査」の分析では、2015年時点で25~34歳男性の非正規雇用率が16.6%に達し、15年前の3倍に急増している2。特に注目すべきは「世代効果」の顕在化であり、若年層ほど新卒時点から非正規雇用となる確率が高く、その状態が持続する傾向が強い2。この現象は、景気変動の長期化に伴う新卒一括採用システムの機能不全を示唆しており、従来の年功序列型キャリアパスが機能しなくなった現実を浮き彫りにする。
若年層の可処分所得については、表面的な賃金上昇数値とは異なる実態が存在する。住宅価格指数(国土交通省)によれば、2020年から2024年までの主要都市の平均家賃は18%上昇しており、賃金上昇率を大幅に上回っている12。この需給ギャップは、非正規雇用率の高まりによる所得不安定性と相まって、若年層の生活基盤を脆弱化させている。特に都市部における単身世帯の生活費圧迫は深刻で、可処分所得の実質的購買力は過去10年で15%減少したとの推計がある2。
氷河期世代(1972-1983年生まれ)の男性労働者を分析すると、平均労働所得が前世代比で6.8%低下し、世代内格差係数(ジニ係数)が0.12ポイント拡大している4。この現象は、新卒時の雇用機会喪失がその後のキャリア形成に長期にわたる悪影響を及ぼす「傷痕効果(Scarring Effect)」の典型例と言える。特に正規雇用者と非正規雇用者の所得格差が40代後半において最大2.7倍に達するデータは4、世代内の経済的多様性を看過できないことを示唆する。
興味深いことに、氷河期世代の等価可処分所得は前世代と比較して有意な差が認められない4。このパラドックスは、未婚率の上昇(男性42.1%)に伴う親世帯との同居率増加(35.4%)によって説明される4。換言すれば、個人の労働所得低下を世帯単位の資源共有で補完する生存戦略が広く採用されている実態が浮かび上がる。しかしこの手法は、親世代の高齢化に伴う介護負担の増加で持続可能性に疑問が生じている。
氷河期世代男性の厚生年金未加入率は28.6%に達し、国民年金の保険料未納率は39.2%と突出している4。この状況が継続すれば、2040年代後半の年金受給開始時には、平均受給額が現役世代の25%を下回る「超低年金層」が大量発生する危険性がある4。この問題は単なる個人の責任を超え、雇用システムの欠陥がもたらした制度的貧困の典型例として再定義する必要がある。
従来の日本型雇用システム(終身雇用・年功序列)が1990年代後半から変容し始めたことが、両世代に異なる影響を及ぼしている。氷河期世代は新卒時に旧システムの残滓に直面しつつも、中堅社員期に成果主義の導入という二重の転換点を経験した3。一方、現代若年層は最初から流動的雇用を前提としたキャリア形成を迫られており、企業内訓練機会の減少が技能蓄積を阻害している2。
大企業を中心に、年功賃金曲線の平坦化が進展している。2010年以降に採用された社員の賃金上昇率は、同期間のインフレ率を平均1.2ポイント下回っており1、実質的な賃金抑制が行われている。この戦略は、中高年層の賃金を相対的に削減することで若年層の初任給引き上げを可能にするトレードオフ関係にある1。結果として、世代間で賃金ピークの前倒しが生じ、生涯所得の再配分が歪められている。
現行の年金制度は賦課方式を基盤とするため、少子高齢化の進展により若年層の負担増が避けられない。2023年度の国民年金保険料実質負担率(可処分所得比)は、25歳で14.2%、45歳で9.8%と、若年層ほど相対的負担が重い4。この構造は、将来の受給見込みが不透明な若年層の保険料納付意欲を低下させ、制度全体の持続可能性を損なう悪循環を生んでいる。
氷河期世代の「成功体験」に基づく言説には、厳しい淘汰を経て正社員地位を維持した者(生存者)の視点が支配的である6。実際には、同世代の非正規雇用率は男性で19.4%、女性で38.2%に達し4、多数の「脱落者」が存在する。この現実が見えにくいため、世代全体の経験が過度に一般化され、若年層への理解を妨げる要因となっている。
若年層が直面する課題を、過去の経験枠組みで解釈しようとする傾向が相互理解を阻害している。例えば、氷河期世代の就職難(有効求人倍率0.5~0.6倍)と現代の非正規雇用問題(求人倍率1.4倍)は、量的・質的に異なる労働市場環境に起因する24。この差異を無視した単純比較は、双方の苦境の独自性を見失わせ、問題の本質的な解決を遅らせる危険性を孕む。
1990年代以降の労働法制改正(派遣法緩和など)が世代間で異なる影響を与えた事実への認識不足が、相互非難を助長している。氷河期世代が経験した「就職難」は主に新卒市場の縮小であり、現代の若年層が直面する「雇用の質的劣化」は労働法制変更に起因する23。この制度的文脈の違いを理解せずに表面的な比較を行うことは、問題の矮小化を招く。
賃金体系の再構築
年功序列型賃金から職務・成果主義への移行が中途半端な状態が、世代間対立を助長している。欧州諸国の職業別賃金制度(例:ドイツのタリフ賃金)を参考に、職種・技能レベルに応じた全国的な賃金基準の策定が急務である。これにより、正規・非正規の区分を超えた公正な評価が可能となり、世代を超えた賃金格差是正に寄与する。
AI技術の進展に伴う技能陳腐化リスクに対応するため、生涯にわたる再教育機会の保障が必要である。シンガポールの「SkillsFuture」プログラムのように、個人のキャリア段階に応じた訓練クレジットを付与する制度の導入が有効だろう。特に氷河期世代の技能更新支援は、生産性向上による賃金上昇の基盤となる。
現行の世代間扶養システムから、積立要素を強化した混合方式への移行が不可欠である。スウェーデンの年金制度(NDC方式)を参考に、個人の保険料拠出と受給権を明確に連動させることで、制度への信頼回復を図るべきである。同時に、最低保障年金の充実により、低所得層の生活保護を強化する必要がある。
本分析が明らかにしたのは、世代間格差が単なる経済的差異ではなく、労働市場制度・社会保障システム・技術革新の複合的相互作用によって生み出された構造的課題である。氷河期世代と現代若年層は、異なる歴史的文脈において相似的な困難に直面していると言える。
重要なのは、世代間の対立構図を超えて、制度設計の欠陥に焦点を当てることである。例えば、非正規雇用問題は1990年代の労働法制改正が生み出した副作用であり23、これは特定世代の責任ではなく政策的判断の帰結である。同様に、年金制度の持続可能性危機は人口構造の変化を予見できなかった過去の政策の結果と言える。
歴史的連続性の認識:各世代が経験した困難を、社会経済システムの連続的変化の中に位置付ける
制度設計の革新:時代の変化に対応できる柔軟な労働市場・社会保障制度の構築
対話プラットフォームの創出:世代を超えた経験共有と相互理解を促進する制度的枠組みの整備
最終的に、世代間格差問題の解決は、持続可能な社会構築に向けた不可欠なプロセスである。各世代が相互の経験を尊重しつつ、共通の制度的課題に協働で取り組む新しい社会的契約の形成が求められている。
午前1時27分 社用車内
エアコンの風に混じる甘い汗の匂いが、車載ナビのルート案内を歪ませる。
グローブボックスに転がった抗うつ剤の瓶が、僕の左胸ポケットで震えるスマホと共鳴している。
エレベーター鏡面
10階から22階までの46秒間、彼女の小指が僕のベルト金具に触れていた。
防犯カメラの赤い光点が4つ、天井から堕胎手術の無影灯のように照らしつける。
階数表示が「18」を表示した瞬間、彼女の婚約指輪が僕のシャツボタンに引っかかり、皮膚が裂ける音より先に血の鉄臭が立ち上がった。
ネクタイを締め直す手が、彼女のブラジャーのフックを外した時の感触を再現する。
ロッカー最下段で発見した彼女の生理用ナプキン包装紙が、僕の名刺入れと同居している現実。
壁に耳を押しつけると、隣の倉庫で彼女が整髪料をつける音が、結婚指輪を外す音に聞こえる錯覚。
21:05 彼女「今どこ?」
21:09 彼女「会いたい」
13段目の踏み板が軋むタイミングで、彼女が僕の結婚指輪を口腔内に滑り込ませる。
地下3階の機械室まで降りる途中、防火シャッターの影で交わした唾液が、排水溝に垂れる音を計測している。
彼女が淹れたブラックコーヒーの輪が、僕のマグカップに重なる。
25回目の「偶然の同時休憩」で、陶器の縁に付いたリップクリームの痕が、不貞行為の証拠保全のように積層していく。
砂糖入れの中に隠したホテルの領収書が、スプーンに付着した珈琲残滓で透けて見える。
自宅 01:27-
誰も表現を「やめて」なんて言ってない
言ってる
いまはマルちゃんが言うこと聞かなかったので不買運動呼び掛けてる
もっとひでーじゃねーか
「私たちの気に食わない表現は元からやろうとも思わないようになれ」ってことだろそれは
あのさあ
「私の気に食わないものはショーケースに並ぶことすらないようにしろ」ってのは
ポスターとか広告とかへのクレームは、絶え間なく続いてきたけれど。
表沙汰になって炎上するのは少数だけ。
当たり前だろ
個々人の「私の気に食わない!」に対応してたらどんな表現が残るんだよ
あのさあ、お前さあ、
おまえは自分がそれをやられる側になることも想定してる?
誰かの「俺の気に食わない!」で取り下げられるルールに同意できるの?
「俺のクレームに従え!」 「俺の気持ちを踏み潰すな!」ってずーっと言って来たら
必ずそれに従わないといけないってルール
耐えられる?
絶対無理だろ、お前みたいに幼稚で我慢効かない人間ほど耐えられないよ
何よりそれをやりだしちゃったらもはやセーフな表現なんかこの世のどこにもないよ
それをなんで「私だけが我慢させられてる!」って認知になるの?
お前のようなやつって親のしつけか生まれつきの脳の仕組みのどっちかまたは両方に重大な支障があるんだと思う
フェミニスト議連なんて議員という権力者が表現の取り下げと謝罪求めて圧力かけてた
はあ、嬉しいんでちゅか
自主的に全部計らってくれると嬉しい」
どこの王女様だよおめーはよ
どれだけ親と社会に甘やかされたらお前みたいな勘違いバカが出来上がるのか想像もできないわ
男なら顔の形が変わるぐらいぶん殴られてしつけられるだろうけど
しつけてもらえるだけ男の方がましだな
一生お前みたいな了見で生きるこどもおとなのみじめな人生を思えば人道的な措置だよ体罰は
戸塚宏がきちがいじみてるのって戸塚が相手してるのも全国から選りすぐられたお前みてえなきちがいだからだと思うわ
願わくば視聴者側と製作陣の両方のモラル感覚、何でよろこぶか、何が女らしさか、の価値観がアップデートされて。
いつの間にか、しなくなってくれたら。
だってお前みたいな認知能力や知能の低いバカ女は必ず美的センスも狭くて低いので
おまえの気にいる表現なんてゾッとするほど低級で本能依存の幼女の性欲みてえなごみなのが見え透いてるもん
社会主義国みたいな雰囲気かつtiktokみたいな感情慰撫ポルノばっかになるよ最終的に
踏み越えるかで迷いたくないよ。
いいか
社会ってのはみんなが共存して助け合い譲り合いしながら生きてるみんなのための場所なんだ
おまえみたいな能力最低レベルの分際で了見だけは主席よりお偉いバカをもてなすために運営されてる竜宮城じゃねえんだ
見るチャンネル見ないチャンネルも自分で操作できない愚図のために
おまえは親から6歳ぐらいのころに叩き込まれるべき基本的な躾を受けそこなってる
それを自覚して更生を目指して生きていけ
これを見てる奴等もさあ、
きれいごとぬきにどう思う?
腕力があれば道で刃物振り回してるタイプの治療や投薬の必要な人間が
自分の欲求を「価値観のアップデート」とか社会思想風のジャーゴンで飾ること覚えただけ
責任感と気迫ある女たちによる「我々を半人前扱いするな!責任と権利を!」という覚悟ある宣言だと思ってた
でも実物はこれだよ
ぶくぶく太った幼稚園児だよ
kohakuirono
いや、これはすげーわ
本当に度肝を抜かれる
あのな、
俺が一回でも「それを気持ち悪く感じるなんておかしい」とか「気持ち悪いと感じるな」とか書いたか?
一文字も書いてねえよそんなことはよ
ってことを書いたんだよ
これに対して「気持ち悪いと言われても仕方ないわ(キリッ)」て反論する奴とこれに☆つけるやつ、
お前ら本当に脳幹以外のとこ切除した方がいいって
使ってねえんだからさ
なあ?
「Tシャツの柄が男女同じじゃなかった!」←そうだな
ここだけをずーっと聞いてんだぜ?
なぜ、
「ダメ」なんですか?
みんなそれぞれ、
お前にだけ規制の強権があるのは何故ですか?
なあ?
お前はプーチンか習近平なのですか?ってずーっと言ってんじゃん
そこを理屈なく飛び越えていいのは将軍様とか国家首席くらいだぞと
もうわかるまで繰り返してやるよ
「気持ち悪い」のその先を聞いてんだよずーっとな
お前にとってたかだか「気持ち悪い」だけのそれが「社会的に許されない、この表現は抹殺されるべきだしアニメスタジオとマルちゃんは恥じ入って取り下げて謝罪すべし」になる理屈を聞いてんの
でもそこを聞かれると
おぶおぶおぶって口の中でモゴモゴ言いながら逃げるだろ?
俺はもうお前らみたいなのが人がましいツラしてるのが気持ちわるくてしゃあない
これだけくどくど同じこと繰り返したのに
「気持ち悪いものを取り締まる権利は誰にもない」って話をしたのに
「これは気持ち悪く感じるのはしかたない(キリッ」「ダメだと思った(キリリッ」で反論してくる奴
もはや屍人やゾンビと会話してるような気分になってくるわ
99歳で死んだ俺の祖父でもお前らよりはるかに頭よかったよ最後まで
こいつらはなんで肩の上に何キロもある重り乗せてるの?
末期高齢者ほどのスペックもない神経塊とかただのイボだろ取っちゃえよ
どう?これ
やっぱ脳の問題じゃん?
もうこういう奴等は「お腹空いた」とか「ご飯美味しかった」だけ感じて生きてけばいいと思うんだよな
参加できもしない会話に無理して参加するふりをしないでほしい
当時はサブクエストこなしながら進める想定だったのか、本筋だけ進めると内戦や永遠などのテーマにあんまりからまない、いえそれぞれは見てるんですが、なんだか各所を遊覧して気付いたら淑女と戦うことになっていたような気がします。傍観者ポジション?哲平を見るに結構な間ともに戦っていたようですが、そんな感じはプレイヤーにはなかったんですよね。
それで淑女倒して将軍に願いデリバリー真心お届けさせて改心させた、んでしたっけ。
稲妻がしょんぼりだったせいでモチベーションがなくなってスメールの導入すら進めなくなってだいぶ経ちました。
最近のアプデにより左上でスメール組が催促するようになりましたね。報酬街ワープ返して。
どうせクイックスタート付きで「クリアしていたらよりお楽しみいただけます」方式と高をくくっていたのに…原神さんやってくれたな!
課金石デイリー一日分を石質に取られちゃあ仕方あんべぇ…と雷電将軍伝説12やりました。
うーん、よかったですねぇ。
思っていたのと違った。
週ボスの存在と名前は知っていてたので、稲妻を放置した分のツケの負のあれこれを返済する物語かと思ったら、結構前向き、後ろを見つめつつ前向きな変化の物語でしたね。いいですよこれ。雷電将軍引きたくなったし。
いい所はざっくり
影のキャラがよかった
過去の慕われていた雷電、稲妻民の関係が現代とまた別味でよかった
ボス戦が盛り上がった
名前が長いですね…
ボス戦はようやくのやく開放です。やっぱりストーリーで初対面しないと盛り上がりや思い入れが違うからね。すまん若陀龍王。
しかし強い…無限リレイズの間に慣れようとしたものの全然だめで、これからどうすればいいのやら…。人間公使の連撃すら避けられないのでね…。
ま、いいところは普通にいいので気になるところをたっぷり書きとどめておく。
1. 影のキャラ
すっごく温和でほわほわしててこんなキャラだっけ?とビックリ。
主人公にいつのまにか超好感度高いのはもはやハーレム主人公なのでおいとくとしても、いやそれでもあんなに好かれる理由あったかな?
時系列的には改心してほぼ即休息に入った感じですかね。
永遠のための瞑想に入ったのは死別と磨耗への恐れとかがあったからなわけですが、その当人がほぼ500年ぶりの引きこもり独居老人からリハビるのに以外と感性がまともでめちゃくちゃ善良でしたね~。
行なっていたことを考えればもっと(最初は)ピリピリした性格でもよかったと思うのですが。賢い無知キャラでした。
古い価値観のタイムスリッパーというよりは観光客的な遊覧でしたねー。
緩い磨耗との付き合いは鍾離がやっていたので、逆に次はヒスるほどヒリついたものが見たかったのはある、かな。
そういうキッツい部分は雷電将軍に任せることになるんでしょうか。なるといいな。
2. 内面の掘り下げ方
今回のストーリーはメインストーリーで心を開いた?あとの永遠の形の変化を探ることで、まあこれが一番大事であるんだけど、影をあれぐらいとっつきやすい性格で描いたのならもっと八重神子とか眞とかとの素な日常の絡みが見たかったところは正直ある。雷電将軍ロボとの普段の付き合い方とか…まあこの伝説任務終わるまでほぼイコールだから触れる必要すらなさそうではあるけれども。
それも八重神子の伝説なり今回のイベントで~って感じかな。一発目は完璧メインストーリーのアフターでもろもろ拾って片付ける必要があったということか。
3. 正直、展開には磨耗を感じている
原神って死んだら大まかに
1でも回収されてもときどき漏れでて幽霊みたいになって現れる。
で、原神はこの幽霊に頼るのが非~常に多い。気がする。言い過ぎかなわりとある。幽霊というか過去や記憶頼りが多い。
稲妻の前の璃月でも胡桃周りで幽霊やったし、この前海灯祭でも胡桃の家族の幽霊出したし。
最新のナタでも死後の国があるから当然死者がとっっっっっっってもよく絡んでくる。
ナタはナタでいいものだったけどね。
でも雷電伝説でもまた昔の人の記憶に触れたりですね…もう亡くなった人を慮った行動したりですね…
契機が来たから物に残した過去の人物の意識の残滓が語りかけてくるとかも、これつい最近シトラリでやったやつ~。達成を見届ける?シュバランケさま~。(もちろん稲妻が数年前だけど)
感動的ではある。毎度感動はするけれども!
ちょっと摩れてきた自分を感じなくはない。NARUTOでも数回あったしさ、個人的に見慣れてきていて悲しい。
4. 声優が上手すぎる
雷電将軍の日本声優は沢城パイモンセンなんでまー文句なく上手いんです。
しかしなんだか上手すぎるのか…?一人レベルが違う。気がする。
どう表現すればいいのか、抑揚が豊か過ぎる。ひとことひとこと非常に感情が込められていて素晴らしい演技です。間違いない。
何度も言って申し訳ないが、永遠を求め稲妻ごと止めようとした理由のひとつには摩耗があったはずで。
彼女はもうちょっとクールというか、感情を出し惜しむような、確かにあるはずの冷徹な、警戒するような性格を演技の面でも押し出して欲しかった。
結局そこも雷電将軍人形との対比で片付きそうだけど、でもそうすると今後は眞との対比はどうなるの?ってことになる。
人を愛しんでいた眞と比較的武に傾倒していた想いに疎い影のはずなのに、あの性格・あの情緒的な声だとそこの双子の違いが霞む感じはあった、ですよ。
まぁつまり、事前に予想してた双子の関係とか、影と神子の関係とか(神子がかまうと思ってたけど「かまってもらってる」がただしそう?とか)が演技やストーリーで崩れちゃった部分があるというわけですな。
それはそれとして都合3人の演じ分けは見事でしたし、声だけ取り上げても非常に贅沢で心地よいもので知る範囲では原神最高レベルのクオリティとなっており大好きであります。ただ個人的にどうしてもみゆきちはもはや吹き替えやナレーターな人だからなんか、周りに合わせてアニメよりに歩み寄って欲しいな~て思うことが増えてきています。
結局、トゲトゲしたキャラはウケ(ガチャ意欲)が低いんでしょうねー。六神で一番いかつそうな雷神でこれですし。
閑雲も笑えるぐらい好きだけど他の仙人ぐらい…他の仙人もおもしれー仙人ばっかりでしたわ。
買えもしない量の漫画を気になったからといってやみくもに試し読みする癖がある。
よってあるときふと記憶の残滓みたいな形で脳裏に漠然とした像が浮かんで「これなんて漫画だっけ」ってもやもやすることが多い。
そういう漫画が毎日いくつもあって、調べる時間が出来るまでの間ずっと頭の中で調べるつもりの漫画の像を反復している。
反復するのは、そういうのを忘れたとき今度は「何調べようとしてたっけ」というもやもやの理由が変わるだけで、もやもやの量が減りはしないどころか余計厄介なことになってしまうから。
結局ほとんど四六時中何調べるかを考えている。
これはおそらく単なる強迫観念だと思う。外出前にコンロの消し忘れを何十回も確認しないと気が済まないような態度の対象が、私の場合はたまたま漫画になってしまってたというだけの話だと思う。
たまたまと言ったのは、これは漫画がそれだけの熱量で好きだから執着しているというのでなく、偶然によるこのような形での強迫観念の形成が先にあるだけだからだろうと考えているからだ。
それだけ漫画が好きなのだという気持ちもないではないが、理性的に考える限りそれは錯覚なのだろうと思っている。
世の中で騒がれている推し活に身を投じている人は一見推しに思考を支配されていそうだが、その実多少はオンオフの切り替えができていると思われる。
しかし私は仕事のような集中しなければいけないときだろうがなんだろうが記憶の反復作業で上の空で、そのくせオタクと呼ばれる人ほど自分の関心事への造詣が深いわけでもない。
それは結局、思い出したいタイトルとか表面的な知識を確認するだけで与えられた時間を使い切ってしまうのが常で、内容面を深く知るところまで着手できないからだ。
ほんと、有能な仕事人間から見ても、オタク的なことに全振りしてる人から見ても、なんだこの一見支配されているほどサブカルにのめり込んでいるように見えるのに中身はただのポンコツな生き物は、って見られるような存在だからため息が出るよ。
なりゆき全く漫画に無関心な人よりは詳しい場合もあるだろうがそれはただの強迫観念の副産物であって、「魚にくわしいさかなくん」みたいなようには到底アイデンティティになるようなものじゃないんだよなあと。
一言言うなら漫画含めあらゆる業界にはアテンションエコノミーとか情報量に物を言わせて判断能力を錯乱させるみたいな手法を使うのはやめてほしい。
誰にも相談できずに限界が来そうなのでここに記録を残す。自分は最初からひきこもりだった訳じゃない。新社会人時は正社員で働いていた。転落し続けた結果が惨めな現在だ。社会復帰したいが、心がどうしようもなく折れた。幸いな事に両親との仲は良好、と言うより良好でなければ自分は今この世にいない。父は元郵便局員で郵政民営化の犠牲者でもある。両親も高齢になってきて8050問題が目前となった。
・1社目大手メーカーの孫会社(業種:製造、職種:整備、正社員)
専門学校を卒業して新社会人として就職。PCで原価やノルマ管理など徹底されていた。正社員採用なので研修などもかなり受けた。ただし通勤距離の長さや過度のノルマ制で心を病む。ノルマを達成しても更なるノルマという感じだ。通販で完全失踪マニュアルや完全自殺マニュアルを頼む程度には弱った。今でも捨てられずに新品で残っている。
親会社系列に逆らえずに低価格整備など理不尽を押し付けられて最終的に事業所は消滅した。遠方の他の事業所へ一人暮らしすれば退職は無かった。しかし、精神的に追い詰められすぎたのでその選択肢を取れなかった。デフレ不況にしては給料は良い方だが時間と精神的余裕が無かった。勤務は5年半だった。
勤め先が工場地帯という事もありアクセスは最悪。また経営者なども最悪で昭和バブルの古い価値観だった(長時間労働が美徳など)ハローワーク求人で応募したのだが、採用後に「半年は契約社員でその後に正社員」等と言われた。頻繁に休日出勤を要求したり効率化を叫ぶ癖に前者ほど徹底したコスト管理はされてなかった。営業の人がしたミスを本人に現場で作業させるなど無茶もあった。ブラック寄りのグレー企業。
休日出勤を渋ったり早帰り等が経営者の逆鱗に触れたのか2カ月でクビ。無駄な動きが多いだってさ(笑) 精神的に弱っていたので願ったりだった。そんな職場だからか人間関係もかなり悪く感じた。
ハローワークでゲームデバッグの求人を見つけたので応募して採用。契約社員というかほぼバイトみたいな感じ。元々、長く続けるつもりはなかったけど2カ月でクビになった。低賃金だったけど、裏話的なネタが多いので負の感情はそれほどない。
旋盤を行う工場でライン工をした。下手すると指が無くなる仕事なので労基や待遇は1社目に等しいぐらい整っていた。しかも、定時退社。しかし、作業の危うさや初期にミス(検査戻り)などを繰り返したためか2カ月でクビになる。退職数週間前にはシュレッダー係などの雑務に回され酷い扱いを受けた。会社自体はまともなだけに落差でショックが大きかった。非正規は人間扱いされてない。
・5社目大手メーカーの子会社(業種;製造、職種:整備→出荷、契約社員)
大型機械の部品組み立てを行う工場に就職した。大手メーカーの敷地内にある子会社なので食堂や作業環境はトップレベルだった。ただし、給料は3社目に迫る低賃金だった。入社してから短期間に配置転換を何度も繰り返された(自分以外もかなり変わった) 仕事を覚え始めた時点で配置転換だからたまったものではない。最終的に倉庫番と入出荷業務に回されてしまう。整備希望で入社したんですけど?
最後は6カ月で退職してしまう。理由は出荷作業で腰を壊した&希望職種を外れた。他にも低賃金過ぎて希望を失う。これは出勤数の少ない5月に昼食代などを差しい引いた実質手取りがフルタイムに関わらず1桁、つまり10万円を下回った。この2014年は消費税増税5%→8%の時だった。大型機械なので駆け込み需要が凄まじく、その後は一気に仕事が消えた。その結果が5月の惨事だ。
そこから会社や経営者、人が信じられずに10年以上引きこもって今に至る。何もしなかったわけでもなく空白期間や退職後に普通自動車(AT限定)、フォークリフト、玉掛け、ガス溶接などの資格も取得している。フォークリフトは5社目で見た入出荷のおっちゃん影響だ。社会復帰したいけど今の精神状態でフォークリフトや玉掛けなんかしたら労災事故を起こしそうで怖い。
ハローワーク求人を始めとして、経営者の質は相当悪いと感じた。2社目の様に嘘の求人条件で騙すし、契約社員で更新を1~2カ月にしていつでもクビを切れる手際など手慣れている。ブルーカラーだから雇用緩和とデフレの悪影響などは肌身で感じた。勤務経験は5社だがお祈り(不採用)はその10倍以上だからね? 不採用先の重複応募を避けるためにメモしていたら、数が多過ぎて途中からメモを止めた。採用後の帰り道に電話で明日から来てとか明らかにヤバい企業もあった(ヤバそうな会社を避けて上記の結果だった)
1社目の時は自分も「非正規は努力不足の甘え」など本当に思い込んでいた。恐らくZ世代行の若い世代も高給で甘やかされて同じ思考に陥る人が出てくると思う。そうなると次は世代格差と分裂で更に日本は荒れると思う。本当に底まで落ちるのは早いし誰もがその可能性を持ってる。底に落ちる事すら出来なかった人は犯罪に走るか既にこの世に居ないと思う。
今では社会復帰以前に昼夜逆転や不摂生の改善すら難しい。自分両親含めてセルフネグレクト傾向にもなってきている(2~3日に1回風呂など) 自分の発達障害も疑っているけど認めたくない自分も居る。最近では全人類が発達障害なのでは?とすら思えてきた。SNSや選挙でもネガキャン合戦、揚げ足取りや主義主張の対立と分断。普通の人間が何か分からなくなってきた。
数年前までは楽しかった過去に戻る夢をよく見ていたが、今では何かを失う夢をよく見る。原発や震災で故郷を失う、クレジットカードの不正利用で預貯金を失う、両親を失う、パソコンやスマホが乗っ取られてデジタルデータを失う等。目が覚めて夢で安心するより不安が心の残滓になる。朝が辛い、環境音が辛い。1社目の鬱は昼食の味を美味しく感じない等があった。働いても引きこもっていても地獄だ。これを見て何かを感じたのならSNSでも何でもいいので拡散してほしい。恐らく自分以下のひきこもりや社会的弱者は山のようにいる。誰かに助けてほしい、助けてくれ。も う つ か れ た ・ ・ ・ 。
『虚飾の残滓』
夏の陽光が、更地となった広大な土地を照らし出していた。そこには、雑草が伸び始め、かつてここに存在していたであろう建物の残骸が点在している。
「ここが、あの有名な芸術家たちの集う場所だったなんて、信じられるか?」
黒縁メガネをかけた青年、高槻は汗を拭いながら、仲間の研究者たちに問いかけた。
「全くだ。この界隈は、人文学や芸術の香りで溢れていたというのに…」
白髪交じりの長髪を風になびかせ、額に深い皺を刻んだ初老の男性、城島が重々しく応える。
この土地は、かつて、文化と芸術の香り高い場所として知られていた。人文学者、画家、彫刻家、パフォーマー…あらゆるジャンルのアーティストたちが集い、夜な夜な熱い議論を交わし、創造の炎を燃やしていた。しかし、今やその栄光は跡形もなく、ただの荒れ地に変わり果てていた。
大方、自分が辿ってきた物たちがだいぶ逸れた場所にあった物だからなのかもしれないが、共通の話題を持てる人と出会えない。
高校で話をしようとしても、TikTokとかプロセカとかジャンプラ発のアニメとか、自分があまり興味を持てれなかった物の話をしてて、ついていけずに孤立した。
こういう現代の高校で孤立した奴はネットの海に飛び込み、XやDiscordでソシャゲやPCゲー、スマホ音ゲーの話をして盛り上がる物なのだろうが、ホット100とグルーブラインとアフター6ジャンクションによって様々なボカロやアニソン以外の楽曲を広く浅く聴くようになったがTikTokや YouTube、テレビを見ていないため最近の流行に疎く、それらの影響でポップンミュージックを始めたが自分の住む地域でやってるのを見かけるのは2人程度で、なんやかんやあってみーまーや幻影ヲ駆ケル太陽にハマったが、みーまーは自分の世代どころか高校の頃にモンハン3Gをやっていた世代ですら読んでいたか怪しく、幻影ヲ駆ケル太陽自体そこまで人気が出なかった上配信にも恵まれずに知名度が低いままで、受験期に何もかも絞った影響でゲームやアニメ、YouTubeへの執着が薄れて見なくなり、自分と同世代どころか、今ネットで活発に動いてるであろう10代後半〜30代前後と全然話が合わないようになってしまったのだ。
自分の好きなものは好き。それは間違いないが、それを共有できるような人に恵まれずに、何のために生きてるんだろう、なんで自分は人に合わせる努力ができずに平然と生きてしまってるんだろう、そう感じ始めている。
自分と話が合うのはほとんどが30代後半〜50代前半辺りの世代だ。先日も養護教諭とスパイラルライフとノーナリーブスの話で意気投合した。でもそれ以外の時間は、はっきり言ってずっと孤独感しか感じない。ネットから離れても現実で孤立し、現実から逃げてもネットで孤立する。逃げるのも戦略としてありと言った人がいたが、逃げた先で上手くいく保証ないのによくそんなこと言えるなとは思う。
そもそもハマった物が悉く語るのに向いて無さすぎるというのはある。
音楽はよく聴くが、概ね広く浅く聞いているので詳しいように思えて全く詳しくない上、アニメを見ないせいでアニソン、特にキャラソン文化に疎く、大体ハマったのが1997〜2008辺りの、おおよそ現代人に最も再評価されてない時期のアーティスト・曲ばかりな上ジャンルもバラバラ。野猿とFM skylineとエイプリルズとhitriが混在している始末。その上好みの曲をバンバンプレイリストに入れるせいでプレイリストは3000曲を超え、SE2の動作環境を大幅に悪化させ、2TBのPCのブラウザで立ち上げたら最後尾に着く前にクラッシュするレベルで、音楽を聴きすぎてまともに音楽を聴きづらくなってきている。
みーまーが大体06〜11辺り、ちょうどニコニコやmixiが生まれて発展し、2ちゃんやふたばが衰退し始め、最後の方でギリギリfacebookとtwitterが生まれた辺りと、挿絵が少なく、派生コンテンツがbermei_inazawaのイメージアルバムと爆死した実写映画とそれを元にした漫画。というニコニコ動画に一切向いていない作風だった上、ニコニコ大百科で記事ができたのもおおよそ末期辺りの09〜10のため大百科コメ欄のファンの語り合いに期待することもできず、mixiもほとんどフォーラムが閉鎖・消滅していて1番集まっていたであろうファンの交流の残滓が欠片も見当たらず、facebookやtwitterは出来た時期が末期も末期だったため語っている人も少なく、2ちゃんもその後のゴタゴタでアーカイブが消え去ってるせいで、どこを見回しても語ってる人が見当たらない形で、今はもうファンを公言してるピエ郎がこの状況を認知した上で作品語りをするという微かな願いに欠けるほかない状況。幻駆はそもそもボスキャラのケルベロムが性癖だったから見始めたのに、幻駆の視聴者層にその性癖を持った人間がいなかった為TSロリメスガキ他者変身水着百合洗脳ケモ闇堕ち化という性癖の万博が外部に漏れることなく、その後もそもそもの作品の知名度の上に配信サイトでは悉く未配信な所為で語れるような人が生まれてきていない。
何故だろう。逆張りをしているつもりはない。自分が本当に好きだ!と思う作品、もしくは好きになりそうな要素がある作品に限って、語るのに適していないのは何故だろう。自分が語ってそれを広めるのはアリではあるが、自分が欲しいのは自分と趣味の合う友人である。布教された状態の友人が、欲しい。
でもそれが叶わないまま、今を生きている。
みーまーと幻駆が好きで、音楽を広く浅く聞いてて、まだジャンル名があった頃のポップンミュージックが好きなZ世代、どこにいるだろうか。Ζ世代どころかそのさらに上の30代前後でも怪しいラインである。
自分はどうやって生きていけばいいだろうか。
好きでもないリンバスやゼンゼロをしてネットの付き合いを増やすのか
大方、自分が辿ってきた物たちがだいぶ逸れた場所にあった物だからなのかもしれないが、共通の話題を持てる人と出会えない。
高校で話をしようとしても、TikTokとかプロセカとかジャンプラ発のアニメとか、自分があまり興味を持てれなかった物の話をしてて、ついていけずに孤立した。
こういう現代の高校で孤立した奴はネットの海に飛び込み、XやDiscordでソシャゲやPCゲー、スマホ音ゲーの話をして盛り上がる物なのだろうが、ホット100とグルーブラインとアフター6ジャンクションによって様々なボカロやアニソン以外の楽曲を広く浅く聴くようになったがTikTokや YouTube、テレビを見ていないため最近の流行に疎く、それらの影響でポップンミュージックを始めたが自分の住む地域でやってるのを見かけるのは2人程度で、なんやかんやあってみーまーや幻影ヲ駆ケル太陽にハマったが、みーまーは自分の世代どころか高校の頃にモンハン3Gをやっていた世代ですら読んでいたか怪しく、幻影ヲ駆ケル太陽自体そこまで人気が出なかった上配信にも恵まれずに知名度が低いままで、受験期に何もかも絞った影響でゲームやアニメ、YouTubeへの執着が薄れて見なくなり、自分と同世代どころか、今ネットで活発に動いてるであろう10代後半〜30代前後と全然話が合わないようになってしまったのだ。
自分の好きなものは好き。それは間違いないが、それを共有できるような人に恵まれずに、何のために生きてるんだろう、なんで自分は人に合わせる努力ができずに平然と生きてしまってるんだろう、そう感じ始めている。
自分と話が合うのはほとんどが30代後半〜50代前半辺りの世代だ。先日も養護教諭とスパイラルライフとノーナリーブスの話で意気投合した。でもそれ以外の時間は、はっきり言ってずっと孤独感しか感じない。ネットから離れても現実で孤立し、現実から逃げてもネットで孤立する。逃げるのも戦略としてありと言った人がいたが、逃げた先で上手くいく保証ないのによくそんなこと言えるなとは思う。
そもそもハマった物が悉く語るのに向いて無さすぎるというのはある。
音楽はよく聴くが、概ね広く浅く聞いているので詳しいように思えて全く詳しくない上、アニメを見ないせいでアニソン、特にキャラソン文化に疎く、大体ハマったのが1997〜2008辺りの、おおよそ現代人に最も再評価されてない時期のアーティスト・曲ばかりな上ジャンルもバラバラ。野猿とFM skylineとエイプリルズとhitriが混在している始末。その上好みの曲をバンバンプレイリストに入れるせいでプレイリストは3000曲を超え、SE2の動作環境を大幅に悪化させ、2TBのPCのブラウザで立ち上げたら最後尾に着く前にクラッシュするレベルで、音楽を聴きすぎてまともに音楽を聴きづらくなってきている。
みーまーが大体06〜11辺り、ちょうどニコニコやmixiが生まれて発展し、2ちゃんやふたばが衰退し始め、最後の方でギリギリfacebookとtwitterが生まれた辺りと、挿絵が少なく、派生コンテンツがbermei_inazawaのイメージアルバムと爆死した実写映画とそれを元にした漫画。というニコニコ動画に一切向いていない作風だった上、ニコニコ大百科で記事ができたのもおおよそ末期辺りの09〜10のため大百科コメ欄のファンの語り合いに期待することもできず、mixiもほとんどフォーラムが閉鎖・消滅していて1番集まっていたであろうファンの交流の残滓が欠片も見当たらず、facebookやtwitterは出来た時期が末期も末期だったため語っている人も少なく、2ちゃんもその後のゴタゴタでアーカイブが消え去ってるせいで、どこを見回しても語ってる人が見当たらない形で、今はもうファンを公言してるピエ郎がこの状況を認知した上で作品語りをするという微かな願いに欠けるほかない状況。幻駆はそもそもボスキャラのケルベロムが性癖だったから見始めたのに、幻駆の視聴者層にその性癖を持った人間がいなかった為TSロリメスガキ他者変身水着百合洗脳ケモ闇堕ち化という性癖の万博が外部に漏れることなく、その後もそもそもの作品の知名度の上に配信サイトでは悉く未配信な所為で語れるような人が生まれてきていない。
何故だろう。逆張りをしているつもりはない。自分が本当に好きだ!と思う作品、もしくは好きになりそうな要素がある作品に限って、語るのに適していないのは何故だろう。自分が語ってそれを広めるのはアリではあるが、自分が欲しいのは自分と趣味の合う友人である。布教された状態の友人が、欲しい。
でもそれが叶わないまま、今を生きている。
みーまーと幻駆が好きで、音楽を広く浅く聞いてて、まだジャンル名があった頃のポップンミュージックが好きなZ世代、どこにいるだろうか。Ζ世代どころかそのさらに上の30代前後でも怪しいラインである。
自分はどうやって生きていけばいいだろうか。
好きでもないリンバスやゼンゼロをしてネットの付き合いを増やすのか
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/news.tv-asahi.co.jp/news_economy/articles/000392046.html
この記事のはてブのコメントの一部とかでちょくちょく見えるんだけど
全てはアベノミクスのせいやら、安倍首相時代のせいになっているらしい
それだけ同調する人が多いのだろう
少なくともこのサイトにおいては
たぶん指摘すると「バカにしているだけwww」 「自民党の~」と返答するだろう
率直言うと傍から見ると恐怖を通り越して、もはや逆に崇拝の域に差し掛かっているように思える
普通の人はだいぶ忘れかかってるが、彼らの中ではまだ残滓が悪夢のようにまとわりついているのだろう
彼らの魂が開放されることはあるのだろうか
陰謀論の話だ。
2016年の覚醒剤での逮捕から、2019年の解散、Chageへの批判、そして陰謀論への傾倒。
陰謀論を信奉する人々にとっては陰謀論こそが真実なのかもしれないが、「月は人工物」とまで言い出している。
私は90年代の後半、チャゲアスが全盛期を少し過ぎた、しかしそこにあった圧倒的な輝きがまだ感じられる頃にチャゲアスを聴いていた。
というか、姉がファンだったので、広く浅く当時の曲全体を聴く機会があった。
そして、その頃からどこかしら、こんな日が来ることを予感していた気がするのだ。
それについて少し書いてみたいと思う。
予め言っておくと、途轍もなく偏見まみれで客観性に欠けているので、その点ご了承されたい。異論は認めるけどスルー大推奨です。
ネットの掲示板にはAskaが圧倒的才能の持ち主で、Chageが凡庸のように書かれている。だが、当時の曲を聴いていた自分の見方からすると少し違う。二人の持ち歌やソロ曲はこんな感じだった。
<Aska>
・恋愛至上主義。
・ロマンチックなシチュエーションを好む女性や男性に対して強烈な訴求力がある。
・ソロ曲ではエッジはそこまで効いておらず、キレの良さがやや影を潜める。
・声がとにかく独特。一度聞いたら忘れない声。
・天然。高校時代、Chageの歌っていた井上陽水の「夢の中へ」を知らなかったという話があった気がする。
・案外Chageへの対抗意識が強い。ビートルズ的なサウンドを追求する人を否定する発言も。
・売れる。
<Chage>
・やや小賢しい。
・メロディラインが難解な曲を歌いこなすものの、ノリづらいこともある。
・エッジの効いた曲を作るが、本人の声は高音寄りで柔らかく、パンチ力はいまいちなことがある。
・稀にパンチ力極大になる。(ロマンシングヤード、NとLの野球帽など)
・冗談好きでトークが上手い。深夜ラジオのDJは相当人気があった。
・基本そんなに売れない。
とにかく、一般への訴求力という面からするとAskaの方が上回るが、ChageはAskaにない部分がある。
二人が揃うことで弱点を克服し長所を増幅させていたのだが、どうしてそれができたのかはなんとも説明しがたい、そんなデュオだった。
だがまあ、本題はAskaのことだ。
Askaの世界観は少女漫画とうちの母親は言っていた。少女漫画と呼ぶにはは多少の男っぽさもあるにせよ、テーマの中心は理想の恋愛と理想の自分、理想の「きみ」だ。
恋愛という場面において最高の自分を演じる、そのためのシチュエーションを紡ぎ出すことに凄まじく尖った才能を発揮していた。
ChageもAskaもイケメンではない、せいぜいフツメンだ。
どちらかというと面白い顔のChageと比べるとイケメン系ではあるAskaも造作が素晴らしいわけではない。そのイケメン性はもっぱら自己演出によるところが大きい。
ただしその自己演出も、当時ですらそんなに時代には合っていなかった。
いつか時代に完全に取り残された時に、イケメンでもなく最高の男でもなく、弱くなった自分と相対した時にこの人は音楽が作れるのだろうか。歌が歌えるのだろうか。
それから何十年も経った今がある。
彼の才能を輝かせるためには、「最高の恋愛」からインスピレーションを受け続けなければならない。
インスピレーションが枯渇すればなんとかしてそれを補わなければならない。
クスリでも不倫でも、許されることではないにせよ、それだけの刺激を得ていないと止まってしまう。泳ぐのを止めたら窒息して溺れる魚のように。
友達すらいるのだろうか。本当のところは曖昧ではあるにせよ、ヤクの売人に徹底的に漬け込まれたり、陰謀論者に取り込まれたりするところを見ると人間関係の頼りなさは明らかに気になるところだ。
そんな自分を支えて引き上げる手立てはおそらく彼にはない。井上陽水を知らなかったように、ビートルズ的なサウンドを否定したように、Askaの世界観は他の世界と切り離されている。Askaは奇妙に孤独で真空だ。
だから、今のAskaは、傍から見ると怪しげな陰謀論としか見えないそれを大事に抱えて生きて、未だに残るかもしれない才能の煌めきの残滓に火を灯し、その人生をその人生の通りに駆け抜けるしかないのだろう。