2002年モナコグランプリ
レース詳細 | |||
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日程 | 2002年シーズン第7戦 | ||
決勝開催日 | 2002年5月26日 | ||
開催地 |
モンテカルロ市街地コース モナコ モンテカルロ | ||
コース長 | 3.340km | ||
レース距離 | 78周(260.520km) | ||
決勝日天候 | 晴れ(ドライ) | ||
ポールポジション | |||
ドライバー | |||
タイム | 1'16.676 | ||
ファステストラップ | |||
ドライバー | ルーベンス・バリチェロ | ||
タイム | 1'18.023(Lap 68) | ||
決勝順位 | |||
優勝 |
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2位 | |||
3位 |
2002年モナコグランプリ(2002 Monaco Grand Prix)は、2002年のF1世界選手権第7戦として、2002年5月26日にモンテカルロ市街地コースで開催された。
レース前
[編集]前戦オーストリアグランプリで大事故にあい負傷した佐藤琢磨は大事に至らず、無事にモナコを訪れた。
予選
[編集]結果
[編集]順位 | No | ドライバー | チーム | タイム | 差 |
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1 | 6 | ファン・パブロ・モントーヤ | ウィリアムズ・BMW | 1'16.676 | — |
2 | 3 | デビッド・クルサード | マクラーレン・メルセデス | 1'17.068 | +0.392 |
3 | 1 | ミハエル・シューマッハ | フェラーリ | 1'17.118 | +0.442 |
4 | 5 | ラルフ・シューマッハ | ウィリアムズ・BMW | 1'17.274 | +0.598 |
5 | 2 | ルーベンス・バリチェロ | フェラーリ | 1'17.357 | +0.681 |
6 | 14 | ヤルノ・トゥルーリ | ルノー | 1'17.552 | +0.876 |
7 | 4 | キミ・ライコネン | マクラーレン・メルセデス | 1'17.660 | +0.984 |
8 | 15 | ジェンソン・バトン | ルノー | 1'18.132 | +1.456 |
9 | 24 | ミカ・サロ | トヨタ | 1'18.234 | +1.558 |
10 | 25 | アラン・マクニッシュ | トヨタ | 1'18.292 | +1.616 |
11 | 9 | ジャンカルロ・フィジケラ | ジョーダン・ホンダ | 1'18.342 | +1.666 |
12 | 20 | ハインツ=ハラルド・フレンツェン | アロウズ・コスワース | 1'18.607 | +1.931 |
13 | 8 | フェリペ・マッサ | ザウバー・ペトロナス | 1'19.006 | +2.330 |
14 | 11 | ジャック・ヴィルヌーヴ | BAR・ホンダ | 1'19.252 | +2.576 |
15 | 21 | エンリケ・ベルノルディ | アロウズ・コスワース | 1'19.412 | +2.736 |
16 | 10 | 佐藤琢磨 | ジョーダン・ホンダ | 1'19.461 | +2.785 |
17 | 7 | ニック・ハイドフェルド | ザウバー・ペトロナス | 1'19.500 | +2.824 |
18 | 12 | オリビエ・パニス | BAR・ホンダ | 1'19.569 | +2.893 |
19 | 23 | マーク・ウェバー | ミナルディ・アジアテック | 1'19.674 | +2.998 |
20 | 17 | ペドロ・デ・ラ・ロサ | ジャガー・コスワース | 1'19.796 | +3.120 |
21 | 16 | エディ・アーバイン | ジャガー・コスワース | 1'20.139 | +3.463 |
22 | 21 | アレックス・ユーン | ミナルディ・アジアテック | 1'21.599 | +4.923 |
決勝
[編集]展開
[編集]予選でポールポジションを獲得したモントーヤであるが、スタートでクルサードに次ぐ2位に後退。ペースが伸びず、クルサード、モントーヤ、シューマッハ兄弟の4台が接近戦となる。バトンはフライングを取られペナルティを受けた。
レースは序盤から接触が相次ぎ、マクニッシュや佐藤らはウォールにマシンをヒットさせた。バリチェロはライコネンに追突し宙をまうクラッシュを喫し、マッサもベルノルディと、パニスもバトンとクラッシュするなど接触も相次いだ。
レース折り返し地点を過ぎ、先頭の4台ではシューマッハが最初にピットインするが、モントーヤはその直後、エンジンを壊し白い煙を上げながらリタイヤ。50周過ぎにクルサードがピットイン、シューマッハの直前でコースに復帰する。バリチェロはアクシデントの責任を問われるなどしペナルティを受けた。
終盤にはクルサードとシューマッハが接近戦となり、「スピード・キング」トゥルーリは周回遅れに進路を阻まれフィジケラの接近を許し、後方でもアロウズのフレンツェンとフェラーリのバリチェロという資金規模が大きく異なるチームの争いが見られた。サロはブレーキの故障で大クラッシュ、マッサも1コーナーで大クラッシュを喫するが両者とも大事には至らなかった。
レース終了。クルサードがシューマッハを抑えてトップでチェッカーを受けた。3位はタイヤトラブルで終盤に2回目のピットインを強いられたラルフ・シューマッハが入った。ラルフ・シューマッハはこれがモナコでは初の表彰台であり、同時にモナコ初入賞・初完走となった。フレンツェンは後方からファステストラップをマークするバリチェロを最後まで抑えきり今シーズン2回目の入賞となったが、フレンツェンの今シーズンの入賞はこれが最後であり、アロウズにとっても最後の入賞であった。
結果
[編集]順位 | No | ドライバー | チーム | 周回数 | タイム/リタイア | グリッド | ポイント |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 3 | デビッド・クルサード | マクラーレン・メルセデス | 78 | 1:45'39.055 | 2 | 10 |
2 | 1 | ミハエル・シューマッハ | フェラーリ | 78 | +1.050 | 3 | 6 |
3 | 5 | ラルフ・シューマッハ | ウィリアムズ・BMW | 78 | +1'07.450 | 4 | 4 |
4 | 14 | ヤルノ・トゥルーリ | ルノー | 77 | +1 Lap | 7 | 3 |
5 | 9 | ジャンカルロ・フィジケラ | ジョーダン・ホンダ | 77 | +! Lap | 11 | 2 |
6 | 20 | ハインツ=ハラルド・フレンツェン | アロウズ・コスワース | 77 | +1 Lap | 12 | 1 |
7 | 2 | ルーベンス・バリチェロ | フェラーリ | 77 | +1 Lap | 5 | |
8 | 7 | ニック・ハイドフェルド | ザウバー・ペトロナス | 76 | +2 Laps | 15 | |
9 | 16 | エディ・アーバイン | ジャガー・コスワース | 76 | +2 Laps | 19 | |
10 | 17 | ペドロ・デ・ラ・ロサ | ジャガー・コスワース | 76 | +2 Laps | 17 | |
11 | 23 | マーク・ウェバー | ミナルディ・アジアテック | 76 | +2 Laps | 20 | |
12 | 21 | エンリケ・ベルノルディ | アロウズ・コスワース | 76 | +2 Laps | 21 | |
Ret | 24 | ミカ・サロ | トヨタ | 69 | ブレーキ | 9 | |
Ret | 8 | フェリペ・マッサ | ザウバー・ペトロナス | 63 | クラッシュ | 13 | |
Ret | 12 | オリビエ・パニス | BAR・ホンダ | 51 | 接触 | 18 | |
Ret | 15 | ジェンソン・バトン | ルノー | 51 | 接触 | 8 | |
Ret | 6 | ファン・パブロ・モントーヤ | ウィリアムズ・BMW | 46 | エンジン | 1 | |
Ret | 11 | ジャック・ヴィルヌーヴ | BAR・ホンダ | 44 | メカニカル | 14 | |
Ret | 4 | キミ・ライコネン | マクラーレン・メルセデス | 41 | 接触 | 6 | |
Ret | 22 | アレックス・ユーン | ミナルディ・アジアテック | 29 | クラッシュ | 22 | |
Ret | 10 | 佐藤琢磨 | ジョーダン・ホンダ | 22 | 単独クラッシュ | 16 | |
Ret | 25 | アラン・マクニッシュ | トヨタ | 15 | クラッシュ | 10 |
外部リンク
[編集]前戦 2002年オーストリアグランプリ |
FIA F1世界選手権 2002年シーズン |
次戦 2002年カナダグランプリ |
前回開催 2001年モナコグランプリ |
モナコグランプリ | 次回開催 2003年モナコグランプリ |